素晴らしい所で午前中から呑み食べあるいておりました。そこは新開地。
3軒目を辞して、ふと思いついた。そうだ、大楠公に会いにゆこう。
湊川公園に、雄々しい騎乗姿の楠木正成の像があるのだわ。ほっほ~。
やっと会えたよ~って、ばんばんデジカメで写真を撮ったのだけど、
天気が良過ぎたのと近視の酔っ払い、全く何撮ってんだか分からないものになった。
その時は、そんなことになってるって分かってなくって、ウキウキしながら新開地へ戻る。
この日、4回目の1杯目は、さて、どれを呑んだんだらう。
4種の中からお好きな3種を選ぶって言う、ワンコイン利き酒セット。
友は右から3種、さればと私は左から3種を選んだよ。さ・・・書くよ。
右から順に。摂津國池田郷、池田の酒、呉春。大阪府池田市の呉春株式会社のお酒。
2番目は。あ~、ここは行った事あるぞ。神戸市東灘区の櫻正宗さんの純米酒、瀧鯉。
ラベルの『瀧鯉』の横に、『勝身直 上竜門瀧』って赤文字で書いてあったの、ちと気になる。
さて三番目に構えてるのは・・あれ?ここも行ったかもしれない。
灘の酒巡りの時に。あ!しかも新開地の駅の改札出て、そこに有ったよね。
そのお酒は『福寿』。神戸市東灘区の神戸酒心館の、御影郷 純米酒。
そして一番左。これを見ると くりみん師匠を思い出すわ。
七津に置いてる貴仙寿は、奈良の奈良豊澤酒造さんのお酒~。
この後、お互い呑んでなかった1種を、別誂えで1合ずつ頂いたのだけど写真が無い。
大楠公の写真の難解さ加減といい、そこそこ酔っぱらっておったのではないかしら。
さぁさ、日本酒が整ったところで、何ぞお菜を頂きましょう。
生センマイ。これが、見た目とは裏腹に、柔らかくって優しくって美味しいったら。
私が子供の頃は「焼肉」ってワードを長い間、知らなくって、
家のテーブルの真ん中に組み込まれた鉄板で焼くものを「ホルモン」と呼んでいた。
そうそう、兄が他所の家にお呼ばれして、初めて食べた焼肉「四角いホルモン」と呼んでいたわ。
ホルモンに慣れ親しんだ家で育ったのに、「センマイ」って名前を知ったのは大人になってから。
それまで、このセンマイの事を「ぞうきん」と。本気でそう信じてそう呼んでいた。
ぶた胃袋。いや~ぁ、太字で書いてあるからさ、おススメなんかな~って思ったのさ。
生センマイとは真逆。かなりの咀嚼力が必要。しかし、噛むほどに味が出る。
美味しい~。やっぱり臓物は美味しいわ。なかなかゴックン出来ないけど。
ハーフサイズで良かったかしら?美味しいんだけど。
これだけで、ひとり静かに呑んでたら、どんなけでも呑めそうな気がするわ。
さっぱりトマトでリフレ~ッシュ。まぁ、途中にトマチューでリフレッシュするようなもの。
しかし、この日は3軒目から日本酒しか考えていない自分がいた。
今度からペットボトルの水でも持ち歩くべきか?って思ったら、
友が隣でペットボトルのお水を・・・え?それは2軒目でテイクアウトしたもの。
ちょっぴり危険?そう思ったのは一瞬の出来事。そろそろあそこへ。ご馳走様でした。
立呑み処 冨月
兵庫県神戸市兵庫区新金岡町4-6-16
TEL 078-575-9155
営業時間 13:00~21:00 不定休