人生には七つの難関が待ち受けているそうよ。
七つ?七つどころでは無かったような気もするの。あるいは難関、未経験??
その七つの難関を乗り越えるために、神仏から授かる叡智を身に付けてゆく七幸めぐり。
その6ヶ所目に選んだのが、商売繁盛の今宮戎神社。
なんか、閑散としていて、寂しい。
1月9~11日の”十日戎”の頃の賑わいが、この神社のイメージになってしまってるからかしら?
推古天皇時代の600年の創建。593年に、聖徳太子が四天王寺建立の時、
同地西方の鎮護としてお祀りしたのが始まり。なのだけど、四天王寺の7年後。
創建は600年だけど、誰が?誰が建てたのだ?う~ん・・・気にしないでおこう。
何処からどう見ても、本殿かと思われるそこは、閉ざされてるの。なんだ、なんだ?
天照皇大神と、事代主命(えべっさん)、そして外三神をお祀りしているはず。この中に。
えべっさんは、左脇に鯛、右手に釣竿を持ち、そのお姿、元々漁業の守り神で、
海からの幸をもたらす神で、この地も昔は海岸沿いだったらしい。
平安中期には宮中に鮮魚を献進していたことも有り、
海辺の物資が集まりやすい土地では、市が開かれ、海の産物、物々交換で集まる里の産物、
野の産物がわんさと集まる所になった。
そして、四天王寺の西門に『浜の市』が平安後期に開かれるようになり、
その市の守り神として、ここの戎さまが祀られるようになった・・・との事だ。
そして時が経ち、市場の隆盛から商業が発達し、
戎さまも、福徳を授ける神、商売繁盛の神として、厚く厚く信仰されるようになりました。
『商売繁盛で、笹もってこ~い!』って、毎年の十日戎の祭礼の賑わいと言ったら。
それにしても、この静まり返り具合、閉ざされた本堂。お詣り出来ないぞ。
あっちの事務所(?)っぽいところには人が沢山いるような・・・??
そして、やっと気が付きましたのこ。11月16日でした。貼り紙、あったのね。
『本日は十日戎祭礼福娘審査のため、本殿の扉を締め切らせていただいています。』って、え?
よりによって福娘の面接日だったのでした。それにしても・・・・。
ちょっと残念だったけど、スタンプ、ぽん!は頂きました。ありがとうございます。
今宮戎神社
大阪市浪速区恵美須西1丁目6番10号
TEL 06-6643-0150