そろそろよ。そろそろだわ!!
尼崎にやってきたならば、どうしても外せないお店が有った。
開店時間に行かなくっちゃ。さもなくば、直ぐにいっぱい満員のキュウキュウになってしまうわ。
だけど、方向音痴の私には、2軒目の角打ちさんからの道順が分からない。尼んちゅ任せたぜ!!
開店ちょい前到着。流石だぜ・・・・。確か、まだここでもビールスタート。ええ加減に・・・。
でも気にしない。メニューに穴が開く位に凝視していたので、お酒に興味が行かない。
ハモ梅肉ワサビ。も~ぉ、私の好みにぴったりビンゴ!
梅肉で食べる・・・ちゃうの。酢味噌で食べる・・・ちゃうの。よく他店で聞かれるのは、
梅肉or酢味噌の2托。そうじゃなくって、梅肉付けた鱧に、山葵ちょい・・・が、最高なのだ。
お~いし~~い!!美味しい。ここの海鮮は拘りが強く、素材を大切にしてるの、大好き!
大きいのと小さいのが選べるのだけど、友は迷わず、『特大で!』って言ったわ。
つぶ貝がスライスされて、こんなに広範囲に展開するだなんて、始めて知った。
大きいのと小さいの?その目安はどの位って、小さいものしか知らなかった私。
大きいのは、こうやってカットして食べるのね。それが、ま~こりこり食感で堪らなく美味しい。
あ・・・あっひゃ~ん!って言うのは、うちの娘っこが最高の美味しさに出会えた時に洩れる音。
いや・・・ここは、ええお年頃のあばちゃんなので、ぐっと堪えて、大声で『あっひゃん!』妄想。
まさか・・・まさかまさか、そこらへんの鮑さんよりもぉ、
コリコリ食感チームだけど、旨みとかしなやかさ、1カットの中でも変化がある不思議な感じで
大きいつぶ貝、トップオブ貝類では無いの!?
肝部は火を通してくれて、あっさりポン酢で。これもまた、大きなやつで、
今日はもう、ずっとここに居ても良いかな・・・って気分になってくるのだよ。
取り皿に、誰かいたので、大きい方のつぶ貝との記念撮影、やっときました。
こんな大きな肝が入ってるの、そんじょそこらのサザエの肝より大き目?
しかも、私は好きだけどサザエの、思いっきり癖のある肝ではなくって、なんと・・・・マジで肝なの?
美味しいよ~。大きなつぶ貝にこの日出会えた事、友にもお店にも感謝して止まない。
ところで、上の写真にも写り込んではおりますが、こんな美味しい貝にビールは無いでしょ。
もうこれは、呑んでる途中ね。冷酒を頂いたのだけど、銘柄ね、う~ん・・・。
恐らく聞いてないの。聞いたかもしれない。美味しくって海鮮にもぴったりさ。
気軽に呑めるあたりの日本酒、4本呑んだか?だって、まだまだ食べるよ。
まぐろ中落ち。
これは、ほぼ中トロの味わい。赤身と中トロしか、鮪のお造り知らない・・・って友は、
人生の大半を損してる。でも大丈夫。中落ちだとか、魚でも肉でも、骨に近い所が
脂のってて美味しいんだ(ぶんぶん調べによる)。
大きいつぶ貝を教えてくれた友、中落ちのお安くトロを教えてあげた私。
まだまだ、お互いに未知の海鮮が、はたまた食材、それともお酒、いっぱいあるかもね~って結論。
水茄子造り・金山寺味噌で。
水茄子は泉州地方の名産だ。通常、糠漬けにするのだ。
だけど、水茄子は、まさに水分の多い生で食べられる茄子。
それでもね、ちょっと数年前まで漬けないで、お造りだなんてそのまま食べる習慣無かったような。
それは瑞々しくって美味しい。泉州の・・・に、金山寺味噌!は、和歌山よ、やっぱり。
これだけの量が有ったら、一人家呑み時には寝落ちするまで呑めたろう。
美味しいお菜は、日本酒か白ご飯に合うのだな。和歌山かどうだか・・・知らんけど。
隣のお二人が注文したの、便乗で頂いたのは、新生姜のかき揚げ。
サクサク・・って、食感も小気味良く、生姜がさっぱりとして、
これは・・・。揚げ物なのに、締めにお口の中さっぱりした香りが来て良い感じ。
うん。ここで締めではないけどね。このお店の締めはこれで。
だって、結構、いや、かなりお客さん来るし外で待ってるの?って感じで。1番に来た私達は退散しよう。
また、尼崎に来たときにはここに・・・必ず。ありがとうでした。ご馳走様です。
呑み処 みつぼ
兵庫県尼崎市神田田中通り3-+30 カドシンビル1F
TEL 06-6413-3196
営業時間 15:00~22:00 火曜休み