それゆけ!ぶんぶん一家☆ミ

不器用な3人家族と、ゆかいな仲間たちのブログです。

灘五郷☆昔の酒蔵 沢の鶴資料館で原酒の試飲☆神戸市灘区♪

2016-07-01 05:21:12 | おでかけ

阪急トラピックスの激安酒飲みツアー、次は5ヶ所目の立ち寄り処。

このツアーのタイトルは、なんば・梅田発!

『キリンビール神戸工場と神戸ワイナリー&灘五郷めぐり 日帰り』 4,990円

キリンビール飲みました神戸ワイン飲みました。そして次は灘五郷のお酒

灘の酒・灘五郷は、西郷・御影郷・魚崎郷・西宮郷・今津郷の5つ。

その西郷グループの沢の鶴の昔の酒蔵『沢の鶴資料館』にやって来ました。

入ったら、いきなり集合。ガイドさんの説明が始まりましたよ。

はい。ちゃんと聞いてましたよ。聞いてましたとも!!

へ~!そうなんや~!!って聞いてました。はい。ただ、あんまり覚えてないだけです

沢の鶴の創業は享保2年(1717年)八代将軍・吉宗の時代、そして大岡越前が江戸町奉行になった年。

長~い歴史のある酒蔵さんなのですね。

太陽の神・天照大神を伊勢にお祀りしたとき、伊雑の沢で、倭姫命が

たわわに実った稲穂をくわえて鳴いている、真っ白な鶴を見つけたと。

倭姫命は、伊佐波登美神に命じて、その稲穂から酒を醸させ、初めて大神に供え、

その鶴を大歳神(五穀の神)と呼んで大切にした。・・っていう縁起が『沢の鶴』の酒名の由来。

大きな樽、小さな樽・・・はたまた、中っくらいの樽、色んな樽が色んな役割を果たしていたもの。

説明してもらいましたけどね、覚えていません

こちらの、沢の鶴資料館は、兵庫県指定の重要有形民俗文化財となっています。

酒米の王様『山田錦』をはじめとする、播州の豊富な酒米と、

全国でも名高い丹波杜氏の伝統と技と勘、そして酒を愛する心が灘酒を育てたと。

丹波杜氏は、丹波出身の酒造りの時期だけやってくるプロフェッショナル集団。

日本の名水百選にもなっている『灘の宮水』、播州の米、丹波杜氏、

そして、六甲おろしの冷気が酒造りに最適で、海上輸送に便利な立地。

そうして栄えていった灘の酒、灘五郷なのでした。

お酒の歴史を紐解くって、とっても興味深くって楽しいものですね。お酒が益々美味しく飲めそう。

そして、お楽しみがやって来ましたよ。ぶらぼ~~

この日、6月25日の試飲のお酒です。

本醸造生原酒、ボトルを撮り忘れてますが、ラベルには『昔のさかぐら』、

『沢の鶴資料館来館記念』って書いてあったから、きっと、この資料館限定なのでしょう。

アルコール18.5%。 美味しい!!って思わず叫んだら、お店の方に笑われた。えへ。

奥のは、1999年の古酒仕込み梅酒。アルコール11%。ひじょ~に甘かった。

そして懐かしい味。子供のころに、台所の流しの下の大きな瓶から、母が飲ませてくれた梅酒を思い出す。

やっぱり、資料館限定原酒にしましょう。1本お買い上げ~。

楽しかったよ。沢の鶴資料館。ありがとうございました~

昔の酒蔵 沢の鶴資料館

兵庫県神戸市灘区大石南町1丁目29-1

TEL  078-882-7788

開館時間  10:00~16:00

休館日 毎週水曜日、盆休み、年末年始

そして、お連れさんが御手洗に行ってる間、『ちょっと外、探検してくる~』って先に外へ。

気になってたんだ。バスから降りて、資料館に着くまでの間のこれは!!

なんだか、哀愁があって写真を撮りたかったのはこれ。 沢の鶴資料館の前。

これは・・・お古だよね。使い尽くしたあとの樽。

隣によく分からないけど、建物があって、樽はここで作ってるのか・・・・?って、

怪しげにきょろきょろ見てたら、中から人が!お、お、驚いて、『樽はここで?』って

中途半端な質問をしてしまったら、見て行って・・・って、え!?建物の中に案内して下さった。

樽の工房なのね。この方が樽職人!!なんて、私は幸せ者なのかしら?

こんな、工房まで見学できて。 写真OKとの事だったので、撮らせてもらいました。

おNEWの樽。材料の木材や竹が、所狭しと積み上げられてて、

その中で、ここで作業するねん・・・って。

なんだかファンキーな樽職人さんは、ミュージシャンでもあるようで。

なんだかんだ、お話しました。 見た事もない工具にも驚きっぱなしで。

そして、実際の作業も。実演して下さいましたよ。

自分の勘、指先の感覚。凄い職人技で、酒樽ができるのですね。

沢の鶴資料館の真ん前、だけど、沢の鶴だけでなく、

あちこちの酒樽を作ってらっしゃるらしい。素晴らしい職人技を目の当たりにして、

もうず~っとこの作業を見ていたいって衝動にかられてしまったけど、あ・・・バスが行っちゃう。

沢山、お礼を言って、その場を離れました。ほんとに神対応の樽職人さん、ありがとうございました