それゆけ!ぶんぶん一家☆ミ

不器用な3人家族と、ゆかいな仲間たちのブログです。

灘五郷☆菊正宗酒造記念館☆神戸市東灘区♪

2016-07-02 18:49:02 | おでかけ

阪急トラピックスの『キリンビール神戸工場と神戸ワイナリー&灘五郷めぐり』 

日帰りバスツアーも、最後の立ち寄り処に到着です。

灘五郷めぐり、沢の鶴資料館で原種の試飲、そして樽職人との出会いを果たした後、

やってきたのは、灘五郷は御影郷の、菊正宗の記念館。

平成11年の建物。だのに、とっても古い柱や梁が、ええ味出してる。

旧酒造記念館は、1959年(万治2年)、神戸・御影の本嘉納家本宅屋敷内に建てられた酒蔵を、

昭和35年に現在の地に移築し、記念館としたのですが、平成7年の阪神・淡路大震災で崩壊。

全面建て替え工事の末、平成11年に復興オープン。

館内には、旧酒造記念館の樹齢400年以上の柱や梁がそのまま使われているのです。

菊正宗の素敵なガイドさんの、巧みな話術に引き込まれていきます。

収蔵の酒造用具や小道具類は、震災の後の瓦礫の下から、一点一点、手作業で拾い上げ、

一部修復したものの、殆どが無事だったようで、今の記念館の収蔵品として生き続けているのでした。

創業は1659年(万治2年)、徳川四代将軍家綱の時代。

御影村の在郷商人(廻船業・網元)嘉納治郎太夫宗徳が、

当時の先端の製造業であった酒造業に手を広げたのが、菊正宗の始まりだったようです。

灘の酒、灘五郷は、日本の名水百選にもなっている『灘の宮水』、

良質な播州の米、六甲おろしの自然の冷気の恵みを丹波杜氏の職人技で醸したお酒。

陸上輸送に適した立地。そうして栄えていった灘の酒、灘五郷なのでした。

菊正宗は18世紀末、江戸送りの『下り酒』の人気が高まり、最高品種として、江戸っ子に愛され、

その港から、松前(北海道)にまで、本嘉納家は酒造蔵としての名声を確かなものにしていきます。

とまあ、菊正宗について、ちゃちゃっと調べた事を書きました。

とっても楽しいガイドさんに連れられて、この記念館を廻り、酒造用具の説明も聞きましたよ。

みんな、一生懸命聞いてました。・・・ねぇねぇ、皆さん覚えてる?

お連れさんも私も、その時はう~んそうか~なるほど~って聞いてたんですけどね。覚えてないもん

ここが最後の、このツアーの6か所目の立ち寄り場所なんですけど、

とっても静かなバスでした。 だって、朝からあちこちの酒飲みツアー。

殆どの方がバスの中では眠ってらっしゃる。私達は、ず~っとヒソヒソ喋ってましたが。

中には、発車するなりバスの中で飲み始める強者もいましたが。

記念館見学の後は、お楽しみ。試飲タ~イム

何杯飲んでも良いそうです・・・。あはは。

とっても楽しかった酒飲みツアーこれでお終い。ここからまた、皆さん就寝。

ガイドさん、むちゃくちゃ面白かったです。ありがとうございました~

菊正宗酒造記念館

兵庫県神戸市東灘区魚崎西町1-9-1

TEL  078-854-1029

開館時間  9:30~16:30  年末年始は休館