4月のよく晴れた土曜日のファミリーの遠足。
この頃には、もう一生分の鳥居を見たんじゃないかと思ったけど。
山頂に到達して、そこから石段を下って行きます・・・。
本当に日本国中、中には外国の方も奉納してるこの鳥居。
途中で値段表の立て看板があったのが、忘れられないから、忘れない内に書いておこう。
直径15センチの5号ってサイズが175,000円。6、7、・・・・ときて、10号は1,302,000円だって。
ここら辺になったら、次女っこ、ゆっくり見学する余裕が無くなってきた。
写真、撮ってるんだけど、肝心の写真が見当たらなかったりして・・・・
御劔社(みつるぎしゃ)って祠があったんだ。ここは、雷神・龍神の御座所。
その裏手にある、しめ縄で巻かれた大きな大きな岩。
この岩、劔石(つるぎいし)といいます。この劔石は、天界から神が地上界に降りてくる時に、
乗ってきたものらしいのさ。こんな重いのに。
そしてこの石に、雷神が封じ込められているって伝説があって、雷石とも呼ばれてるとか。
神様なのに、なんで封じ込められたんでしょうね。ま、小さな事は気にしない。
更にすすむと薬力社。
こちらは、おせき大神。 咳、喘息等のどの神様だとか。
喉を守って声が通る。歌舞伎役者や芸能人が、よくお参りにくるそうですよ。
奥には滝があるの?ここで滝行するの?
細い滝でしたよ。でもとっても勢いのある。
稲荷山最奥部の源流のお滝、東福寺の通天橋へ流れているそうな。
後からネットで調べたところによると、ここ稲荷山には、何か所も滝があった模様。
見つけたのはここだけだったのだけど。 ここで滝行される方も・・・・・いるらしい。
病気平癒のご利益があるとも言われておりますようです。はい。
更に、石段を下りていきます。
相変わらず、ずっと鳥居を潜って、人間の世界と神の世界を行き来しながら。
険しい。何がって、次女っこの表情。
今こそ秘密兵器を使いましょう。 次女っこだけに効く魔法の言葉。
そう、伏見稲荷の参道で出てた露店。これ食べたい~~!!って言ってたのを、
先にお参りね~って、首根っこ引っ張ってきたのでした。・・・・『厚切りベーコン』
その一言で、次女っこの表情が爽やかに、足取り軽くなりましたよ。
はい。また、稲荷山のパワースポットに辿り着きましたよ。
こちらは眼力さんこと眼力社は、稲荷大社創始として今なお人々の崇敬をあつめる霊地の神様。
ご神徳としては、『眼の病気が良くなる』『先見の明・眼力が授かる』って素晴らしい。
お目目が悪く、矯正必須の娘っこ達は、真剣にお参りしてましたよ。
あ!私もコンタクト無しでは生きていけないのに、写真ばっかり撮ってましたね
そんな眼力社さんは、先見の明・眼力が授かることから、
御商売をされてる方々、経営者の方々、相場関係者等々が全国からお参りに来られるそうな。
空を飛んでいるのか、山から滑り下りて来たのか、ふざけてるのか分からない狐がいます。
滑らかでしなやかで、神秘的でぞくっとする色っぽさがありますね。
さあ、石段を下りていきましょう。 そして、豊臣秀吉の楼門へと戻っていきました。
もっともっと沢山写真を撮ったのですが、書けるほどの知識がありませぬ・・・・。
もっと勉強してから行けば良かったな。って後から思いました。
分かってるだけで、数々の伝説の残る伏見稲荷大社です。
本殿参拝後、稲荷山を巡拝することを、『お山をする』と言うそうです。
3時間以上かけて、ゆっくりと色んな話をしながら神秘の世界を巡る、お山をしました。
ファミリーの大人の遠足、とっても楽しくって充実していました。とても幸せですね。
では。娘っこ待望の参道の露店で食べ歩きましょう。そのお話は、また後日
伏見稲荷大社
京都市伏見区深草薮之内町68番地
TEL 075-641-7331