どんなけ程あるんでしょう?鳥居。1万とか言いますけど数えてないでしょ。
全国に3万社ある稲荷神社の総本宮へのお参りです。
稲荷山、その山全体が信仰の対象とされてるもんですから、山頂まで行かなくっちゃ。
そろそろ、娘っこ達の表情が険しく曇ってきましたよ。
鳥居をくぐる・・・鳥居を・・・と一緒に足元は石段。ずっと登ってるんですね。
鳥居は、人間の世界と神様の世界を分ける、結界だと聞いたことがありますが、
こ~鳥居だらけだと、人間と神様の世界を行ったり来たり。いま、どっち?って感じ。
そして到着したのは、絶景ポイント、四ツ辻
凄いね。こんだけ登ってきたんやもの。ただ・・・山頂はまだ先。
でもね、ここで休憩をとろうと企てておりました。
そこには、元治元年(1864年)創業の茶店、『仁志むら亭』(にしむら亭)があるのです。
今までにも、要所要所に茶店はあったのですが、スルーしてきましたよ。
ペットボトルの水は、途中で買いましたけどね。
その時の水は、サントリーの天然水500ml、1本220円!参拝前に持参するのをおススメします。
中でゆっくり飲食OKだったので、お座敷にお邪魔して、靴ぬいで足をのばす・・・。
ほっと一息、落ち着きますね。
ここ、仁志むら亭は、俳優さんの西村和彦さんのご実家ならしいですけど、
実家に帰る度に、ちょっとした登山をしなくっちゃなんないって大変なこっちゃね。
向かい側の売店から、注文を取りにきてくれました。 まずは水分補給か(?)。
ほっと一息、今までヒ~ヒ~言いながら石段を登ってきたもんだから、一気に爆発。
ま~喋る喋る。 次女っこは、もうこの辺で良いやんって挫けそうなのを、
途中でやめたら意味ないやん!って嗜める長女っこ。
そんなやり取りしながらも満面笑顔になる、お2人のビールのアテがやってきた
左、きなこソフト、右はバニラときなこのミックス。
きな粉味が、むちゃくちゃきなこ!って、けったいな感想。一口貰ったけど、きな粉感が濃いの。
きな粉好きなお2人だから、美味しい~!!って大絶賛。
でもさ・・・中腹とはいえ、山の中。ビールや食材の搬入、大変だろうな~って思います。
なんだか、のんびりゆったりしてたので、呑気にふと、窓の外覗いたら、あら素敵な景色。
ゆっくりたっぷり、ここでエネルギーチャージして、休憩とって、すっかり元気になりました。
じゃ、このまま山頂目指しましょう。石段を上ります。鳥居をくぐります。
ずっとずっと、鳥居は続くよ、どこまでも。
途中、朽ち果てた鳥居が横たわっていたり、ペンキ塗りたてだったり。
メンテナンスも大変なこっちゃね~って言いながら登って登って、三ノ峰
三ノ峰(下社神蹟)は、白菊大神が崇められているそうな。
明治20年代半ば、改修工事をしたのだかどうなのか・・・はっきりした記録じゃなさそ~だけど。
白菊大神は、稲荷大社の主祭神、宇迦之御魂大神であるともいわれてるから、大事なとこなんだ。きっと。
更に行きます・・・。
途中、いままでも、小さな社が数えきれないくらいあるんだ。
そしてそこには、鳥居に狐様。写真には撮ったよ。撮ったけどね、この日のデジカメ写真、357枚あった。
この枚数をブログにって思ったら気が遠くなるから、かなり省略しております。
な~んて、言い訳してる間に到着したって事に致しましょう。 そこは二ノ峰
二ノ峰(中社神蹟)は、青木社とも言われております。
二ノ峰の青木大神は、記紀神話(古事記と日本書紀の事だよ)にも出てくる、
佐田彦大神(猿田彦大神)とも言われてる、稲荷大社の御祭神のお一人なのだよ。
気性の厳しい、情熱的な神様と言われてるので、一心に願えば情厚く応えてくれるとかどうなんだか。
はい、もうちょっと。もうちょっと・・・・。
伏見区北部、伏見稲荷大社の東にある東山三十六峰南端の山、標高233メートルの稲荷山。
山頂に辿り着きましたよ
山頂のここが、一ノ峰(上社神蹟)、末広大神と崇める信仰があるらしい、末広大神は、
稲荷大社の御祭神、大宮能売大神であるといわれていますのだ。
山頂だから、さっきの四ツ辻より高い所から絶景が見れるのか!?・・・見れませんね。
木が邪魔するんですもの。 でも山頂。 清々しい達成感を満喫して深呼吸。
ここが山頂、ここからは下りの石段。 そのお話は、また後日・・・・。
伏見稲荷大社
京都市伏見区深草薮之内町68番地
TEL 075-641-7331