中将姫旧跡・染寺こと石光寺を後にして、コンニャクに食らいつき、
関西花の寺霊場第二十五番の観心寺へ。
しっかり雨。門を潜るとそこは・・・・階段
まだ、ちょっとずつ休憩できる階段なので・・・・・マシやな。なんて話しながら上ります。
左手には何やら売り子さんがいらっしゃる。何かしら、帰りにいたしましょう。
この花の寺の代表のお花は梅の花、らしいのですけど・・・・ちらほら咲きっていう事で。
雨に濡れたお花も、色っぽくって良いじゃないですか。って事にしておこう
ここ観心寺は、奈良時代の初め(701年)、役行者(えんのぎょうじゃ)によって開創。
そして平安時代に弘法大師により、如意輪観音像を彫刻されて本尊とされました。
さ、本堂で有難い説法を頂きましょう
綺麗な本堂。
このお寺は楠木正成公のゆかりの地なんだそうな。 観心寺の支院の中院は楠木の菩提寺。
楠木正成は8歳~15歳まで、ここで仏道修行を学び、その後、後醍醐天皇に呼応して挙兵、
鎌倉幕府を倒し、この金堂(本堂)を建てられたそうな。 遙か南北朝時代のお話でござりました。
えっらい長い説法、ここだけの話・・・・・途中でするりと抜けました。
だって集合時間は決まってるのに、残り時間がなくなっちゃう!! 星塚をまわりたかったのだ。
日本唯一の星塚は、金堂をとりまく七つの星塚(北斗七星)
この星塚を巡する事で、その年の厄が払われると。
厄年ちゃいますけどね。 ただただ面白そう、見てみたい、廻ってみたい。
星塚、しかも北斗七星。しっかり星型の何かモニュメントみたいなもん、想像してたのだけど・・・・
かなり違いましたね。 塚。なんでしょうね、塚で・・・木~植わってます。
1つ目の貧狼星(とんろうしょう)
貧しい狼の星って書くのだけど・・・・意味あるんでしょうね。
ちょっと調べたら、『欲望・歓楽を意味する星』・・・・。
以下、2番目の巨門星は『口舌、分析を意味する星』、3番目の禄存星は『愛情、奉仕』、
4番目の文曲星は『学問、文芸』、5番目の廉貞星は『厳粛、我慢強さ』、
6番目の武曲星は『勇猛、権力』、そして7番目の破軍星は『変動、好奇心』。
はたまた、破軍星は北斗七星の7番目の星で
陰陽道ではこの星が指す方向は不吉だとされてるって、折角だから7番目だけ大きな写真で。
木の根っこで、自然に出来た階段状の通り道みたいなとこを抜けていきます。
時間が限られてたし雨降りだったので、滑らないように・・・足早に・・・・・。
それぞれの意味を知ったうえで、ゆっくり巡るとまた違ったものになるのでしょうね。
さ、入った時に目~つけてましたよ。
ここ観心寺は梅が有名なお寺。そして観心寺オリジナル、観心寺名物、
バスの中で添乗員さんが何回も宣伝してたのはこれ! 梅どらやき
1個売りと5個売りありました。折角だからお土産に、5個入りのものをお買い上げ・・・なんだけどね、
箱に入ってるとか、そんな特典は無く、ただ袋に5個入ってただけって・・・・・・
お寺の外に出たら、やっとまともに咲いてる梅の花。
ちょっと、星に走ってしまいましたが関西花の寺、お花を愛でていかなくては。
途中で説法抜けて正解だったのかしら。
え~っらい、説法時間長かった様子。きっと誰も花なんて見てないのかしら。とも思う。
本堂からどっひゃ~~っと出てきた皆様、梅どらとトイレへ大移動。
ツアーバス3台分のお客様、大渋滞。
そんなこんなで、この日のツアーもこれで終了。
団体行動抜けての星塚巡り、はらはらワクワク、楽しかったです
檜尾山 観心寺
大阪府河内長野市寺元475
TEL 0721-62-2134
拝観時間 9:00~17:00
今回の阪急トラピックス、関西花の寺25ヶ所めぐりと美食の旅1回目でした。
雨ながら、とっても楽しいツアーでした。
一生懸命な添乗員さん、安全運転に感謝!の運転手さん、そしてツアーの皆様、
大変お世話になりました。ありがとうございました
おまけ・・・・・・・。
観心寺でお買い上げの梅どら焼き。
翌日、自宅でいただきました。
白つぶあんの中に、ちゃんと梅が入ってる! あっさりした甘さで凄い美味しい。
とっても美味しい梅どら、ご馳走様でした