阪急トラピックスのバスツアー、『第1回 関西花の寺25カ所めぐりと美食の旅』、
奈良の若草山の麓、の春日野さんの美食を楽しんだ後、奈良県葛城市へ。
天智天皇の時(670年頃)にこの地に光を放つ三大石があり、
掘ると弥勒三尊の石像が現れ、石光寺の名を賜り弥勒如来を本尊としたのが始まり。
説法は、ツアーバス3台が揃ってから。って事で、先にお庭を散策。
花の寺、今が盛りの花、名前をしっかり憶えましょうがテーマ。
盛りは3月下旬。枝が3つに分かれるから・・・か?その名は”みつまた”
猫柳みたいなピンクのん、なんていうんですか?って、
お寺の方に聞きましたとも! 思い込みで書いたら・・・・恥ずかしいもん。
答えは・・・ピンク色した猫柳。。。結局、猫柳やん
柳の下~に猫がいる、だから~猫やな~ぁぎ~~~ぃ・・・・・・って、バカボンやね。
で、珍しいお花。 花の寺めぐりの旅だけに、殆どの方がカメラをお持ちでお花を激写!
これは万作 見ごろは2月下旬なので盛りを迎えてる頃かしら。
普段、あまり見なれて無いお花が続くと・・・・見慣れたお花にも?。
見るからに梅の花、でも梅?ほんとに梅?
知らない花の名前が続くと、明らかに梅なのに信じられなくなって、他の方に聞いたのさ、
これは梅? って。 そう、梅やね。って返事。ひと安心。
菖蒲(あやめ)は初夏に咲くもの。決めてかかっておりました。
なので、ここのお庭のあちこちにアヤメが今が盛りと咲き誇ってる姿にえ
感嘆符と疑問符が一緒に並ぶ、そんな瞬間。
何てこた~ない、12月中旬から3月下旬に咲く”寒咲菖蒲”。 あちこちにとっても綺麗に咲いてました。
遠目で、あらあら、早くも桜が咲いてるのって思って近付くとそれは梅。
とっても素晴らしい枝っぷりの、しだれ梅。
写真で見るよりはるかにむちゃくちゃ綺麗ですよ、これ。
そろそろ集合がかかる頃。本堂へ急ぎましょう。
本堂で、有難~~い説法がもれなく付いてきます。
こちらが本堂
ちょっと遅れたわね。靴を置く所が・・・はいはい。置けましたよ。
こちらのご本尊は阿弥陀如来坐像。
この石光寺は別名、染寺(そめでら)とも言うらしい。
聖武天皇の時(750年頃)、右大臣・藤原豊成の娘、美貌で知られた中将姫は17歳で出家。
霊感を得て蓮の茎を集め糸を採りだし、更に石光寺の庭に井戸を掘り糸を浸すと五色に染まった。
その井戸がこちら。『染の井』
そして五色に染まった糸を傍らの桜の枝に掛けたのさ。その桜が『糸掛け桜』。
ガラスケースに入った糸掛け桜の古株。 ガラスにお庭が写り込んでおりますが。
そして、中将姫はその蓮糸で一夜のうちに当麻曼陀羅を織りあげた・・・・って、伝説があるらしい。
そんな、”日本昔話”的な伝説とか神話とか、わたしゃ大好物ですから。
実は・・・・このお寺のメイン、一押しのお花は、春と冬に咲く牡丹&芍薬。
牡丹の庭には、与謝野ご夫妻の文学碑も建てられておりましたよ。
こちら石光寺の御朱印はご本尊の阿弥陀如来様。
綺麗な文字に、ただただうっとりしてしまいますね
慈雲山 石光寺
奈良県葛城市染野387
TEL 0745-48-2031
拝観時間 9:00~17:00
おまけ・・・・・。
石光寺の駐車場には大きなツアーバスが入れられず、最寄りの道の駅に駐車。
集合場所はバス。
道の駅にふらりと立ち寄りましたところ・・・・・・・・・・・。
雨でちょっと寒うございました。美味しそうに何やら湯気が立ってる鍋から串が出てる。
『一本くださいな』
よ~味の付いたこんにゃく、1本100え~~~ぇん。
あっつ熱で、はふはふ言いながら美味しく頂きましたよ。
ご馳走様
道の駅 ふたかみパーク當麻(たいま)
奈良県葛城市新在家402-1
TEL 0745-48-7000