11月に開催予定のサクラブレードショウに向けて、展示用のナイフを作っています。
オーダーモデルの合間を縫って作っているので、なかなか進みませんが・・・
なんとか完成したのが今回の1本。
以前紹介したブッシュクラフトナイフ “ハイカーⅡ”と同型ですが、グラインドやハンドルの削り方を変える事で変化を狙うというバリエーションモデルです。
〈ブレード〉
●4.5mm厚、115mm長、SKD-11/ミクロデント処理
●ローハイト(?)フラットグラインド/小刃付け
フルハイトフラットグラインドのモデルを標準型としています。
おそらくは、そのタイプの方が用途向きかと思いますが、ハンドルの方が重くなりがち。
工夫次第であり(限度もあります)、好みの違いもありますが、ブレードの肉を残してブレードを重くしようという魂胆。
フラットグラインドで小刃付けになっています。
〈ハンドル〉
●115mm長/ブラックリネンマイカルタ
ハンドル後方をシェイプしてみました。
コロコロなハンドルスタイルなので、手の中で回転させる使い方に向きます。
ハンドル尻は、やはり出てます。
〈シース〉
●カイデックス/DOTSロック仕様
●ファイヤースチールフォルダー
●ライトマイファイヤー、ファイヤースチールスカウト2.0付き
基本型のクロスドロー設定です。
私用でテスト中のDOTSロックは、今のところ特に不満を感じないので順次切り替えしていきます。
今回はファイヤースチールフォルダーを追加してもらいました。
らしい仕様という事で。
〈あとがき〉
今回のタイプはヨーロッパのモダンブッシュクラフトナイフのイメージで作ってみました。
標準型と特性で選ぶという事に関しては、明確な違いが出せたかと思います。
●標準型(フルフラット)→スライス
●今回のヤツ→コジる
みたいな?
こうして数本作った事で、気付いたところもありまして、今後の製作に生かしていきたいと思います。
どう気付いたかは、またその時に・・・
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