コチラもご無沙汰ですので、ナイフショウ後ですが、紹介しようと思います。
バックカントリーというカテゴリーを作り、ブッシュクラフトと用途を分けて、別のラインナップを揃えようという目的があります。
●ガサツに使えるユーティリティナイフ=サバイバルナイフ
バックカントリーカテゴリーにおけるベーシックモデルがTRAIL-STDになります。
〈ブレード〉
●5.5mm厚、130mm長、SKD-11/酸化処理
●フラットグラインド
サバイバルナイフとして叩く、コジる等雑にガサツに使えるよう考えてありますが、サイズ的にたは限定されます。
バトニングは常用(ブッシュクラフトでは最終手段)的な感じで。
背中のスベリ止めはスタンダードとはいえ、いろいろ変えています。
茶色ハンドル(私物)のは発表当日のタイプで、今回はスベリ止めらしいスベリ止めにしました。
〈ハンドル〉
●115mm長/ブラックリネンマイカルタ
ハンドルはオーソドックスなスタイルです。
茶色ハンドルは丸めてあるので、丸ミゾを入れてみました。
スタンダード版ではハンドルに角があるので、それがスベリ止めとなり、安定して握れるようになっています。
のでミゾ無しとしました。
〈シース〉
●カイデックス/DOTSロック仕様
私オーソドックスな前装着、クロスドロー設定。
同じ仕様のモノを3年(?)くらい使っていますが、今のところヘタリはありません。
〈あとがき〉
アウトドアイメージでトラッドな外観、タフでガサツに使っても問題無く、装着等の運用方法も多様に対応=タクティカルサバイバルナイフというコンセプトがバックカントリーカテゴリーです。
まだまだ開発を進めなければ説得力は無いかと思いますので、いろいろ企てていきたいと思います。
説得力のある逸品という事で、照れ臭いですが、ありがとうございます。
通常のブッシュクラフトと違い、ナイフ1本でもサバイバル状況下で頼れるモノを目指しました。
酸化処理は、塩化第二鉄を原液で浸けています。
新鮮な原液なら数秒で変色しますが、濃いグレーにしたいので、5~10分(色次第)浸け置きしています。
表面処理が酸化処理との事ですが、腐蝕液は原液でしょうか、薄めているのでしょうか?
以前、D2鋼を原液に浸けた際、中々黒くならず何回も浸けては水道水で洗ってを繰り返し、最終的には20分くらい浸けた事がありました。