HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

参考までに

2016-04-03 20:47:13 | トラディショナル
来る4月16日、17日
東京都千代田区内神田
内神田東誠ビル フォーラムミカサエコ7Fホール
で開催される
SAKURA-BLADESHOW 6th
に参加します。
16日(土)13時~18時
17日(日)10時~16時
お待ちしております。



以前、お客さんから古典的シリーズを展示してみたら?と言われた事が有りまして、参考までに出してみる事にしました。
この個体は随分前に作ったモノなので参考品扱いとしました。
今は自主製作品としては時間と手間がかかり過ぎてオーダーのみという状況です。



〈ブレード〉
元々、私はランドールナイフが好きでして、実用アウトドアナイフとして真似から始めていましたが、ネルソンクーパーナイフの艶やかさにも惹かれ、合体ナイフとして出現したのがこのタイプです。
●鋼材・・・127mm長、4.5mm厚/AUS-6
この時代は鋼材もランドールにリスペクトすべくランドール/440Aに対してAUS-6を使っていました。
RC硬度55~56程度。
現場で研ぎながら使うタイプのナイフです。



〈ハンドル〉
●ヒルト、装飾材・・・ニッケルシルバー/赤ファイバースペーサー
●ハンドル材・・・ブラックリネンマイカルタワッシャー
●尻材・・・A7075
オーソドックスなスタイルですが、当時はマイカルタブロックを入手する手段を持たなかったので考えた末にマイカルタをリング状にして重ねていく方法を考えました。
この方法で輪切りの間に薄ニッケル等を挟みネルソンクーパー風にする事を思い付きます。
尻材は超超ジュラルミンは6061との選択でしたが、決めては最強という言葉です。
響きがいいですね。



〈シース〉
●カイデックス/ナイロンベルト/右利き仕様
当時は既にカイデックスシースが選択可能で、実用面からカイデックスとしました。
古典的ナイフに対してナイロンベルトにする事で雰囲気を損なわない様に配慮されています。


〈あとがき〉
元々、保管していたモノを引っ張り出して並べます。
アウトラインが不安定と見られるか味と見てもらえるか分かれるところと思いますが、一応値札付けておきます。
よろしければ・・・

コメント
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