お花大好き

四季折々のお花や風景は、心を和ませ
優しい気持ちにさせてくれます
楽しい花散歩や風景記録を綴って行きます。

円覚寺

2017-11-28 | お寺


お参りのため いいえ~紅葉を期待して円覚寺へ行きました。

卍:円覚寺の山号は「瑞鹿山ずいろくさん(めでたい鹿のおやま)」

1) 総門前の紅葉


2) 総門を入ってから振り返って


3) 選佛場
仏を選び出す場所という意味で、修行僧の坐禅道場のこと


4) 居士林前
在家の禅の修行者を指し、居士林は禅を志す在家のための専門道場


5) 方丈庭園
住職が居住する建物を方丈とよびますが、現在は各種法要の他、坐禅会や説教会、
夏期講座等の講演会や秋の宝物風入など、多目的に使われています。


6) 舎利殿(国宝)入口

源実朝公が宋の能仁寺から請来した「佛牙舎利ぶつげしゃり」といい
お釈迦様の歯が祀られています(netより参照)

妙香池や佛日庵を拝見して黄梅院へ向かいました

7)黄梅院山門

黄梅院(おうばいいん)は、第十五世夢窓疎石(夢窓国師)の塔所。
山門の瓦には足利氏の「丸に二引き両」の家紋がありますが
鎌倉時代以降は足利氏の時代になり、鎌倉公方が寺を支援し、
塔頭を建立しているから足利氏の家紋があってもおかしくないそうです。

8) 聖観音堂
安置されている聖観世音像は中国から請来したとされる


9) 木彫り仏様 
お庭の草むらにあるのを見つけ 「古いものだな~」と思いました


10) 美男蔓:サネカズラ
マツブサ科  サネカズラ属の常緑つる性本木
蔓(つる)には粘液質があり、細かく刻んで、少量の水に漬けておくと粘りが出てきます
寝癖などの頭髪のくせ毛直しに使用したそうです 
木イチゴを大きくしたような果実は見ごたえがありました。


・・・130段あまりの階段を上り洪鐘へ・・・

11) 洪鐘(おおがね)(国宝)

関東で最も大きい洪鐘(高さ259.5cm)
円覚寺の開基である北条時宗の子:貞時が正安3年、国家安泰を祈願して寄進したもの

12) 弁天堂

江ノ島弁財天の加護によって洪鐘の鋳造が完成したと伝えられ、その弁財天を祀るお堂。
北条貞時が洪鐘とあわせて弁天堂を建立し、円覚寺の鎮守とした

13) 総門の内側から
紅葉を見にいらした方の長い列が続いています


円覚寺は山に囲まれていて 場所や陽当たりなどにより、
気象状況によって色づき具合が遅れているように感じました。

【 円覚寺 】 読み方をご存知ですか?

えんかくじ   えんがくじ  さてどちらでしょう

答え:えんがくじ です
今からおよそ700年前の鎌倉時代後半、このお寺を建てるために土を掘っていたら、
石の箱がでてきたのでフタを開けてみたら、そこから「円覚経(えんがくきょう」とよばれる
中国・唐時代のお経がでてきて、そこから「えんがくじ」と呼ばれることになったそうです。

沢山の写真を見ていただき、有り難うございました。
円覚寺から東慶寺へ行きました。東慶寺を先にUPしました 




東慶寺散策

2017-11-26 | 自然現象

モミジが色づき始めた北鎌倉へ行き、お墓参りを済ませてブラブラお散歩しました。
1回目は「東慶寺」の風景と花たちです。

【 東慶寺 】
東慶寺はおよそ720年前 北条時宗夫人の覚山志道尼が開創したお寺で
女性の側から離婚できなかった時代に、お寺に駆け込めば離婚できる
女性救済の寺法を引き継いできました。

1) 山門
大人2人が通れるほどの門が、ちんまりと佇んで、
石段は女性たちを守る砦としての風格を感じますね


2) 山門に被さるようなモミジの紅葉


3) 本堂入口の紅葉
まだ青い色が目立つモミジ


4) 本堂  釈迦如来像を祀っています


5) 金仏(カナブツ)
本堂前に鎮座する佛は一直線に時宗の眠る方角を向いて瞑想しているようでした。

視線の先は山門のはるか向かいの円覚寺の時宗の廟だそうです なるほど・・・

【 境内の花たち 】

6)清澄白山菊

山野草として菊の中では好きな菊だったので、見つけた時は嬉しかったです
ノコンギクより二回りぐらい小さく、今にも倒れそうでしたが、凛としていました。

7) 竜胆(リンドウ)
秋の代表花らしく ラッパ形の花があちこちに見られました
紫や青色、白っぽいものもありました


8) 吉祥草(キチジョウソウ)
林の中や林の縁に生息する常緑多年草
家の吉事がある時に花が咲くといういわれがあるそうですよ


9) ノブドウ
ブドウ科  ノブドウ属 つるでよく伸びる
秋から色とりどりの実をつけるが食べられません


10) 十月桜   バラ科 サクラ属
蕾の3分の1が10月頃から咲き、3分の2は春に咲くそうです
季節外れの桜が咲いている」と言うときは十月桜だとか
十月桜 十月桜 

11) ホトトギス
秋に日陰に咲き、種類も多く落ち着いた花姿が魅力的です


沢山の写真を見ていただき有り難うございます。東慶寺は花の寺として四季おりおり
楽しませてもらえるお寺です。
少し足を延ばしてみると、イワタバコの枯れ葉が壁面いっぱいにありました
来年6月から8月に花茎を伸ばし、星形のお花を咲かせるのが楽しみです。

次回は円覚寺の風景をUP予定です。



久しぶりの保土谷公園

2017-11-22 | 散策

車の運転を卒業して、お出かけがめっきり少なくなりました。
運動不足解消のため、11日に県立保土谷公園へお散歩に行って来ました。

県立保土谷公園は、運動公園で天然芝サッカー場、サーティーフォー保土ヶ谷球場、
ラグビー場、テニスコート、プール、遊歩道、文化施設などもあり充実した公園です。


この日 サッカー競技場では試合があり、
普段はひっそりした競技場は賑やかな声援 ‼

1) 色づいてきたケヤキ並木  
選手たちの準備運動中 左側がサッカー場 右側の建物はアートホール


2) ケヤキ並木
上の写真と反対側から


3) イチョウ坂1 
まだ青いイチョウ並木を気持ちよく散策


4) イチョウ坂2
日当たりのよい場所は黄葉が綺麗でした


5) 「落穂ひろい」ならぬ ギンナンを拾う人


この散策から10日も過ぎてしまいました。
イチョウ坂は黄葉の絨毯になっていることでしょう 




小石川後楽園

2017-11-18 | 公園

12日茗荷谷にあるO女子大学の文化祭に行ったついでに
紅葉を見ようと思って小石川後楽園へ行きました。

水戸徳川家の祖である(徳川家康11男)頼房が、江戸の中屋敷の庭として造ったもので、
二代藩主の光圀の代に 完成した庭園です

国の特別史跡、特別名勝に指定され、都心のオアシス、東京ドームなども見えます。
日本や中国各地の景勝を模した建造物が随所に見られ、
秋にはイロハモミジやハゼ、ケヤキ、イチョウなどが紅葉し、素晴らしい景色となります。
しかし 紅葉はもう少し後のようで残念!

1) 小石川後楽園入口
外国のお客様や若い方も見えました


2) 見所の1つ目は、池に面した1本松 
松の枝や形と色の美しさにびっくり


3) 2つ目は、円月橋
見どころのポイントは、水に映る影が満月のように見えますが・・・




4)  サイカチ
散策中見つけた大木の樹の実   


マメ科  サイカチ属
興味津々珍しい実   平べったくユニークなタネ(黒ずんだ状態)
樹の高いところにサルノコシカケなど菌類の侵入した場所もあり、
保護のため周りを囲っていました。



5) 真っ赤に紅葉したハゼにも実がなっています
樹液が身体に付くとかぶれます。


初めて見た実  皮に蠟(ロウ)分があり、ロウソクを作ります


6) 紅葉したキブシ
冬に長い枝先に細い紐状の花芽を付け春の準備をしているのでしょう


キブシは耐寒性の落葉低木 春が待ち遠しいですね


7) 通天橋
木陰になり朱塗りの橋は綺麗に撮れませんでしたが・・・
京都の東福寺にある通天橋をイメージして造られたそうです。


8) 西湖の堤から池に映り込んだ風景
西湖の堤は、案内板によると中国の名勝地・西湖をイメージして作られたそうで
静かな水面の上に架かった幅の狭い石堤が神秘的な感じでいい風景でした。


古風な庭園の向こう側に東京ドームの屋根や高層ビルが見え、
都心のオアシスで間もなく美しい紅葉が見られると思います。

沢山の写真を見ていただき有り難うございました。
紅葉は期待外れだったように思います。もう一度行ってみたい小石川後楽園です 



日本庭園の紅葉

2017-11-14 | 公園

お休みが長くなり ようやくモミジの投稿です
外国人観光客も訪れるという昭和記念公園。中でも人気の高いのが日本庭園で
約6ヘクタールの広さがあり、日本庭園として最大の規模を誇る
池泉回遊式の庭園です。
銀杏並木と日本庭園を楽しめる贅沢な時間を過ごしました。

1) お目当てのモミジは、清池軒(休憩棟)前
 真っ赤です   


2) 大木の紅葉


3) 清池軒(休憩棟)の屋根を覆いそうなモミジ


4) 池の向こうへ回って紅葉をみると額縁の絵を見ているようでした


5) 池の水は銀色に輝やいて鏡のようです


6) モミジの落ち葉も美しい色


7) 風が吹いてきたら散ってしまいそうなハナミヅキ? ナンキンハゼ? 
紅葉して美しかったです


8) 黄色いモミジも青い空に映えて・・・


9) 池にかかる長い橋と、その手前にある四阿(あずまや)の 昌陽(しょうよう)
松に覆われた場所が四阿(昌陽)
 

日本庭園入口から時計回りに池の周りを一周して素晴らしい秋を楽しめました。
また散策路に盆栽苑があり、外国人観光客の姿を多く見かけ、盆栽は人気のようでした。

ご覧いただき有り難うございました。