三渓園1
2019-02-24 | 風景
三渓園は横浜市中区にあり広い敷地に17棟の日本建築が配置されています。
製紙や生糸貿易で財を成した実業家で茶人の原三渓(原富太郎)によって造園され、
京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い建造物が配置されています
2月17日 三渓園の風景や梅の花を見に行ってきました。
1回目は古い建造物です。
1) 三渓園入り口

2) 旧燈明寺三重塔・大池
大池に浮かボートに「鵜」がいます

3) 旧燈明寺三重塔と梅林

4) シラサギ
大池には「鵜 アオサギ シラサギ カモメ 翡翠」などの他
鯉が沢山います。

<ここから内苑へ入ります>
遠くから記念撮影にシャッターを合わせました。
5) 御門 (横浜市指定有形文化財) 6) 記念撮影


御門は、京都西芳寺に造営され、大正初期に三渓園に移築されました。
7) 白雲邸
原 三渓が大正9年 隠居所として建てた数寄屋風建築で
全体的に落ち着いた佇まいでした。

8) 臨春閣(第一屋及び第二屋)
古くなった屋根「 檜皮葺・杮葺(こけらぶき)」の修理のため足場で囲われていました。

9) 臨春閣 10) 旧天瑞寺寿塔覆堂(きゅうてんずいじじゅとうおおいどう)


臨春閣は重要文化財、紀州徳川家の別荘 巌出御殿ではないかと考えられているそうです
旧天瑞寺寿塔覆堂(きゅうてんずいじじゅとうおおいどう)は、
豊臣秀吉が母のために建てた寿塔を覆うための建物
11) 亭榭(ていしゃ)
風景を眺められるように橋の中ほどに見晴らし台がありました

12) 聴秋閣
徳川家光が二条城内に建て、後に春日局が賜ったと伝わる建物
秋の紅葉は絶景!!


13) 蓮華院(茶室)
第二次世界大戦後に竹林にある茶室という構想のもとに現在の位置へ再築されたそうです

14) 蓮華院の傍に椿の花が沢山咲いていました
お茶室には欠かせない花ですね

原 三溪氏が存命中は、新進芸術家の育成と支援の場となり、前田青邨、横山大観、下村観山など
近代日本画を代表する多くの作品が園内で生まれたそうです。
三渓園の内苑を見てくださって有り難うございました。
次回は外苑の風景と早咲きの梅を予定しています。