盛夏
2015-08-01 | 昆虫
暑中お見舞い申し上げます

暑くて何も手に付かずダラダラしていました。蝉の鳴き声が聞こえるので
庭に出てみると、千両の枝や葉に蝉の抜け殻がありました。
急いで写真を撮り、良く見ると割れた背中に糸のようなものが残っていました。
多分早朝に土の中から這い出して羽化したのでしょう
① セミの幼虫は土の中で暮らしてやっと成虫になった朝
結構大きな穴が空いていました

② 抜け殻1

羽化が終わったばかりかもしれません 千両の葉にしっかりつかまっていました。
③ 抜け殻2

葉をめくってみると、葉の裏にしがみついていました
④ 抜け殻3

このセミも羽化を終えたばかりでしょう 人間で言うと「臍の尾?」が付いている
【 セミの幼虫は土の中で何年暮らすのでしょう? 】
「7年」と覚えている方が多いと思います。私もそう思っていました。
しかし、実際にはよく分からなく、セミのなかにはたった1年で地中から出てくる
ものもいると言います。環境が変わったこともありそうですね
ミンミンゼミは 2~4年 ツクツクボウシは 1~2年 アブラゼミは 2~4年 クマゼミは 2~5年
ニイニイゼミは 4~5年(主に4年)で、土の中で暮らす期間は覚えていた期間より短いようです。
また 栄養が悪いと幼虫の期間が長く、なかなか成虫になれないと言うのは、
他の昆虫も同じかもしれません。セミが成虫になった後、何日生きるか?
短いようですが、まだまだ分からないことが結構あるようです。
暑さにかまけてお休みが多くなりますが、体調と相談しながら綴ってみます。