前回に続いて四季の森公園の初秋の花たちです。
街路樹を揺らす風の熱気は薄れ、 暑さが峠を越える頃です
朝晩の涼気と好天が稲の実りを誘う頃ですね~この時期に訪れる台風や雷雨に耳を澄ませば
秋の足音が聞こえ、コオロギやスズムシの鳴き声も聞こえます。🐞
やがて吹く風に秋を感じるのも遠くないでしょう・・・
1) キツネノマゴ
立秋の頃から道端や野に小さな花を付け、小さいながらも良く目立ちました。
「花は子狐の顔に似ている」 と言われます
2) アキカラマツ キンポウゲ科 カラマツソウ属の多年草
別名:タカトウグサ
有毒成分を含み血圧の降下や神経の麻痺をひきおこすそうですが、食べたいとは思いませんね
3) シュロソウ ユリ科 シュロソウ属
黒褐色の毒々しい色の花にびっくり・・・
茎の基にシュロ毛状の繊維が残ることでこの花名があるそうです
4) ゲンノショウコ 風露草(ふうろそう)科 ゲンノショウコ属
花はピンクと白があり、足元の小さな花を見落としそうでした。
下痢止めの薬草として有名で、煎じて飲めばぴたりと効くとか
5) ヤマホトトギス ユリ科 ホトトギス属
ヤマジノホトトギスとよく似ています。区別がつきにくく迷ってしまいます
6) ガンクビソウ キク科 ヤブタバコ属
8月から10月にかけて 横向きから斜め下向きに咲き、茎には軟毛が密生していました
7) シラヤマギク キク科 シオン属
明るい森林の中で生育するそうで、あちらこちらで咲いていました
8) ツリガネニンジン キキョウ科 ツリガネニンジン属の多年草
花の形が「釣鐘」形で、白く太い根は人参の形に似ていることから「釣鐘人参」と言われる
風に揺られると「鐘」が鳴りそうで 爽やかな薄いブルーが綺麗でした。
処暑を迎え、花たちに季節の移ろいを感じさせてもらえます
稲が頭をたれ 木々が色づく季節を待っていますが、台風10号は迷走しています
被害のないことを願いつつ・・・
ご訪問ありがとうございました。_(._.)_