お花大好き

四季折々のお花や風景は、心を和ませ
優しい気持ちにさせてくれます
楽しい花散歩や風景記録を綴って行きます。

四季の森公園初秋2

2016-08-28 | 季節の移ろい

前回に続いて四季の森公園の初秋の花たちです。

街路樹を揺らす風の熱気は薄れ、 暑さが峠を越える頃です
朝晩の涼気と好天が稲の実りを誘う頃ですね~この時期に訪れる台風や雷雨に耳を澄ませば
秋の足音が聞こえ、コオロギやスズムシの鳴き声も聞こえます。🐞

やがて吹く風に秋を感じるのも遠くないでしょう・・・

1) キツネノマゴ
立秋の頃から道端や野に小さな花を付け、小さいながらも良く目立ちました。
「花は子狐の顔に似ている」 と言われます


2) アキカラマツ  キンポウゲ科  カラマツソウ属の多年草
別名:タカトウグサ
有毒成分を含み血圧の降下や神経の麻痺をひきおこすそうですが、食べたいとは思いませんね


3) シュロソウ  ユリ科  シュロソウ属
黒褐色の毒々しい色の花にびっくり・・・
茎の基にシュロ毛状の繊維が残ることでこの花名があるそうです


4) ゲンノショウコ   風露草(ふうろそう)科  ゲンノショウコ属
花はピンクと白があり、足元の小さな花を見落としそうでした。

下痢止めの薬草として有名で、煎じて飲めばぴたりと効くとか

5) ヤマホトトギス  ユリ科  ホトトギス属
ヤマジノホトトギスとよく似ています。区別がつきにくく迷ってしまいます


6) ガンクビソウ  キク科  ヤブタバコ属
8月から10月にかけて 横向きから斜め下向きに咲き、茎には軟毛が密生していました


7) シラヤマギク  キク科  シオン属
明るい森林の中で生育するそうで、あちらこちらで咲いていました


8) ツリガネニンジン  キキョウ科  ツリガネニンジン属の多年草
花の形が「釣鐘」形で、白く太い根は人参の形に似ていることから「釣鐘人参」と言われる
風に揺られると「鐘」が鳴りそうで 爽やかな薄いブルーが綺麗でした。


処暑を迎え、花たちに季節の移ろいを感じさせてもらえます
稲が頭をたれ 木々が色づく季節を待っていますが、台風10号は迷走しています
被害のないことを願いつつ・・・

ご訪問ありがとうございました。_(._.)_



四季の森公園初秋1

2016-08-26 | 季節の移ろい

前回 四季の森公園へ行った時 にわか雨で、散策途中で帰り
その後 台風の影響もあり、出かけられませんでした。
8月25日 とても暑かったのですが、見られなかった花を見に行って来ました。

北口の駐車場から目的の場所への途中 初秋の花や風景を楽しめました (^o^)/

1) 夏休み中のお子さん達が「じゃぶじゃぶ池」 で楽しそうに水浴びしています。
スマホで撮ってみました。


2) ヤマハギ 「秋の七草」の一つ  豆(まめ)科  ハギ属
古今和歌集、新古今和歌集や万葉集などに詠まれている「萩」  もう咲いていました。 
9月になると咲きこぼれる萩の花は、豊穣の秋のシンボルだと思います


3) 盗人萩(ヌスビトハギ) 
「ハギ」の名があり、花が似ていてもハギ属ではないそうです
夏にツブツブの花が咲き、秋に実がなります。
可愛い花なのに気の毒な名前ですね~


4) 葛   秋の七草の一つ  マメ科 クズ属のつる性の多年草
まわりの木々を弦でおおってしまう程の生命力ですが、
花はなかなか見つけられません。 今回見られてラッキー


5) ミソハギ   禊萩(みそはぎ)科  ミソハギ属
我が家では 旧暦のお盆の時に、ミソハギの枝を水に浸して、仏前の供物に禊ぎ(みそぎ)をしました。


6) キンミズヒキ  バラ科  ミズヒキ属 
晩夏から初秋にかけて山野を金色で彩り、綺麗です。


7) キツリフネ  ツリフネソウ科  ツリフネソウ属の一年草
湿地を好む野草で、花期は長く楽しめますね

7月末にUPした時に比べて、色が褪せていました 

8) ハナトラノオ  紫蘇(しそ)科  ハナトラノオ属
茎が角ばっていて、花が虎の尾に似た薄紫色の花が咲きます。


9) フジカンゾウ
花がフジに似ていて、葉がマメ科の甘草(漢方薬)に似ているという命名
この仲間にはヌスビトハギがあります。


10) ヒヨドリバナの花後の綿毛  
ヒヨドリバナはキク科  ヒヨドリバナ属の多年草
ヒヨドリの鳴く頃に花が咲くのでこの名前があるそうです  綿毛も素敵ですね~


11) ナンバンギセル
前回 「ユニークな花」 で紹介しましたが、急な雨のため ゆっくり見られませんでした
終わりかけていましたが、二度目も見られてラッキーでした。


12) 何の実だと思いますか?
オレンジ色の丸い実が沢山落ちていました。


答えはこちら  クリックしてください

ご訪問ありがとうございます。次回も四季の森公園の初秋の花です。



ユニークな花

2016-08-21 | 珍しい花

四季の森公園から「 ナンバンギセルが咲きました 」 と言うメールマガジンが届き
小雨が降っていたので 迷いましたが 走って行きました。
昨年咲いていた場所を探しても見つからず・・・
半分諦めていたら、どなたかの「 あるよ~ 」の声が聞こえました  

咲いてる 咲いてる 葦の生える湿地の中へ滑らないように入りました。

寄生植物として有名なナンバンギセルは、なかなか実物を見ることができません
葉緑素を持たないので光合成が出来ず、他の植物の根に寄生して
養分をもらいながら育ち、夏から秋に開花してタネを作って枯れる一年草。

1) ナンバンギセル  浜靫(はまうつぼ)科  ナンバンギセル属
物思いにふけるように横を向いたり、うつむいたりしています  
なんともユニークな形ですね


少し離れた所では
2) 花柄をにょっきり伸ばしたナンバンギセルがありました
パイプの”キセル”の形に似ているところからこの名になったそうです。 


この後 にわか雨   
残念でしたが、少しだけ見ることが出来て 良かった!

3) 昨年のナンバンギセルをHDDの中から目を覚ましてもらってお仲間に入れました


ススキなどの雑草の生長を阻害したり、稲に寄生することで、
イネの収量が減少するという被害も報告されているそうですが
珍しいユニークな植物 盗って行かないで欲しいです。 来年も四季の森公園で見たいです。

ご訪問有難うございました。 



お墓詣り

2016-08-18 | Weblog

立秋がすぎ 朝夕涼しくなるかとおもいましたが、残暑が厳しいですね

菩提寺で孟蘭盆会(うらぼんえ)があり、娘は「 私も行きます 」 と言い16日 親子で参加しました。

お盆は、先祖や亡くなった方が浄土(あの世)から戻ってくる期間だと言う事は知っていたようで
お線香とお花を用意して来てくれました。  歳を重ね、ご先祖様のことを思う歳になっていました。

管長様(円覚南嶺師)の講話を聞き、お塔婆をいただき お墓へ・・・
「お母さん 暑いから休んでいて」と言って、墓石を洗う姿にうれし涙がこぼれそうでした。

休憩所で軽食をいただきながら 「7月にお盆を迎える所もあるよね」 と言う娘
「東京を始め横浜や東北の一部の地方などでは 8月にお盆を行うそうよ 地方によって違うみたい 」
「 なるほどね 」 納得したような顔でした。
機会があれば、少しづつ伝えることがある と感じました。

階段を登った所の大きな山門(三門)です


お参りを済ませた遍路脇で、早くも秋海棠が咲いていました。




タカサゴユリが暑そうにしています

もしかして 鉄砲百合かも?とおもいましたが、8月に咲いていたのでタカサゴユリでしょうか

北鎌倉駅前の草むらでは ガガイモの花も咲いていました

別名:チチクサ、クサワダ、などと呼ばれるようです。
ヘクソカズラによく似ていますが、星形の花なので、ガガイモの花でしょう 

リオデジャネイロ オリンピック 日本選手の活躍に元気をもらえますね
テレビの前で応援です。




8月の花

2016-08-15 | 季節の移ろい

暑さ本番ですが 散歩道は、徐々に秋の花に替わりつつあります。
散歩で見かけた秋らしい花たちです。

1) ツルボ  百合(ゆり)科  シラー属
秋の初め頃に、突然茎を伸ばし始め、うす紫色の花を咲かせる爽やかな花


2) タマスダレ(白) ゼフィランサス
白い花を咲かせるタマスダレ 彼岸花と言う呼び方をしますね


3) ピンク色のタマスダレ (サフランモドキ)  
白・ピンク色のタマスダレも耐寒性があり丈夫でよくふえます


4) ミソハギ  
ミソハギ科の多年草  湿った場所を好み、お盆のころに咲くことから「盆花」と言われます。


5) 芙蓉   
葵(あおい)科でピンク色の大型の花を咲かせます
「美しい人のたとえ」に用いられている花
美しくしとやかな顔立ちのことを「芙蓉の顔」というそうです。


6) ガガイモの花
初めて見た時 花名不詳で、何度か行ってみたものです
今回 やっと「ガガイモの花」 だと分かりました。
1回目の写真  蕾がうっすらと色づいた頃


2回目の写真  ツルが伸びて花が咲き始めていました


3回目の写真 
花の内側には長い毛が密生して、種子には絹糸状の白い毛がありました。


地下茎を長く伸ばして増え、夏に淡紫色の小花を総状につけるユニークな花です。

オリンピックや高校野球を楽しむ日々を過ごしています。
夏バテにご注意ください。