お花大好き

四季折々のお花や風景は、心を和ませ
優しい気持ちにさせてくれます
楽しい花散歩や風景記録を綴って行きます。

ホトトギス

2017-09-28 | 

西芳寺へ行った時に珍しい色のホトトギスを見かけました。
秋に草むらで生え、 若葉や花にある斑点模様が鳥のホトトギスの胸にある模様と
似ていることから この名前になったそうですが、いろいろな種類がありますね

ホトトギスは ユリ科 ホトトギス属のユニークな形のお花です。

1) 薄いピンク色のホトトギス 3cmほどの小さい花
「桃里」 又は 「桃源」 ?
斑紋のない花びらが薄く桃色に色づく品種


2) タイワンホトギス
森林や低木林などに見られるホトトギス属で最強健種だそうです。


3) 青みをおびたホトトギス 「江戸の華」と書いてありました
「青龍」かもしれません 地味ですが、次々花を咲かせるそうです。


4) キバナノホトトギス 観賞用のホトトギスだと思います 


5) 白いホトトギス 「白秋」 ほんのりピンク色でした。


ホトトギスは素敵な花言葉を持っています:「永遠にあなたのもの」「秘めた意思」

野原の茂みや崖などの日陰に自生して、細い茎をすっと伸ばして
小さな花を上向きに1~3輪ほど咲かせる姿は愛らしく人気があります。

珍しいホトトギスのお花名など 間違っていましたらご指摘くださいね _(._.)_

【 ミニ日記 】
窓を開けるといい香りがします。よく見ると金木犀のかわいい花が咲き始めていました
秋は着実に近くなっていますね 




西芳寺

2017-09-25 | お寺と花

彼岸花を見に行ったお寺 西芳寺は横浜市港北区新羽町にある
茅葺きの本堂と緑あふれる境内は横浜とは思えないほど静かな場所にあります。

西芳寺は約800年前に鎌倉に創建され、その後約500年まえに
この新羽の地に移ってきました。平安時代に造られた吉祥菩薩立像と十一面観音像があり、
横浜七福神の恵比寿様として親しまれています。

1) 西芳寺入口
港北七福神第一番の碑
 

石段をあがり山門をくぐると横浜とは思えないような雰囲気に包まれ、
大きな茅葺きの本堂が迎えてくれます。

2) 山門の一部
茅葺の屋根と柱の彫刻が素晴らしい


3) 本堂
横浜市指定文化財、平成の大修理によって屋根が茅葺きに復元されました
 

4) 水屋 
お墓参りの際ここでお水を汲みます


5) 観音堂
西方寺が移転してくる前からこの地を守っている十一面観音様をお祀りしているお堂
上杉家夫人の安産祈願の仏として、信仰されて以来「子宝安産」の仏さまとして
この地をお守りして来たそうです。


6) 鐘楼
横浜市指定文化財 茅葺の屋根は趣がありますね


7) 白い萩  本堂脇にたくさん咲いていました


西芳寺は彼岸花で有名ですが、歴史のあるお寺で、写経会や御詠歌教室などもあり
心安らぐ時間が持てそうです。



曼殊沙華(ヒガンバナ)

2017-09-23 | お寺と花

毎年 この時期は赤い花の咲く西芳寺(横浜)へ曼殊沙華を見に行きます。

道路から少し入った所に100m位続く参道があり、
参道の両脇には赤、白、黄色の彼岸花が咲く有名なお寺です。

今年は、出かけるのが遅かったようで 終わりかけた花姿でした。

1) 山門までの参道の彼岸花 (昨年の写真です)


2) 少ないながらも綺麗に咲いていました


3) 黄色い彼岸花は 別名「鐘馗水仙(しょうきずすいせん)」と呼ばれ
赤や白い彼岸花と比べて、花の幅が広く豪華です


4) 白い彼岸花  別名:アルビフロラ
赤い花より放射線状に伸びた花びら部分が目立つので華やかに見えますが、
何処かしら はかない感じでした


5) お寺の中庭の彼岸花はピンク色・・・リコリスアルビピンク
欧米でのリコリスに対する人気の高まりとともに、日本でもその価値が見直され
赤、白、黄、オレンジ、ピンク、と豊富で
光沢のある美しい花弁のリコリスが楽しめるようになりました


6) ハイ ポーズ! 赤い彼岸花がお好き? アゲハ蝶


7) 鐘馗水仙(しょうきずすいせん)には クロアゲハ蝶


8) 撮影に夢中の方 失礼しました _(._.)_


十分晒したヒガンバナの澱粉は乾燥させれば保存食になりますが
私的には お花を見て楽しむ方がいいと思います。

9) アザレアツバキ
中国で発見され、初夏から秋まで咲き続け、一か所から5~6輪次々と咲き、華やかです
彼岸花と共に境内で咲いていました。


10) 大木の樹にたくさんのギンナンがついていています


沢山の彼岸花を見てくださって有り難うございました。

次回は西芳寺のお堂やお花屋さんで見たホトトギスを予定しています。



大巧寺のお花たち2

2017-09-19 | 日記

前回に続いて鎌倉 大巧寺のお花たちです。

1) 大木の芙蓉の木(樹)にたくさんの花を咲かせていました
ビルとマンションの間にある大巧寺
長い期間次々と花を咲かせ、しとやかで優しい印象をあたえるフヨウの花
昔から美しい女性のたとえにも用いられ、花言葉も「繊細の美」とか


2) イタドリ  タデ科  多年生植物
別名:スカンポ と言われる
春の新芽のころには茎は柔らかく食べるとスッパイので「すかんぽ」と呼ばれたりする


3) タイワンホトギス
茎が枝分かれして、それぞれに花がつきます
色がいまいちでした


4) タマスダレ  ヒガンバナ科 タマスダレ属の球根草
白く美しい花を「玉」に、葉が集まっているようすを「簾」にたとえた花名


5) 曼殊沙華
改装中の本殿の庭で、鮮やかに・・・やっぱりこの時期の花ですね


6) ショウキズイセン
黄色い花びらをした彼岸花で温かい地方によくあるようです
1株だけありました。


7) ワレモコウ   バラ科  ワレモコウ属の植物
暗赤色の丸い花穂がおもしろく丸いダンゴのようです。
お月見にはススキと共に欠かせないもの


8) 女郎花
「ひょろひょろと なお露けしや 女郎花(オミナエシ)」
芭蕉が詠んだように細長い茎


9) オトコシエ(男郎花)  オミナエシ科の多年草
晩夏の頃、白い5弁花を咲かせ、女郎花と似ているが、
茎や葉は女郎花(おみなえし)より大きく青空に映えていました


【 鶴岡八幡宮 二の鳥居 】


14日から鶴岡八幡宮の例大祭のため、段蔓が整備され
あの有名な流鏑馬もあるとのことでしたが
2~3日早かったので、例大祭を見ることが出来ませんでした。



大巧寺のお花たち1

2017-09-17 | 日記

1日のばしにしていた用事を済ませるため、鎌倉へ行ったついでに
「安産祈願のおめんさま:大巧寺」 へ行ってみました。

もともとは「大行寺」という真言宗のお寺でしたが、源頼朝がこのお寺で軍議を行ったところ
大勝をおさめたため、その後「大巧寺」(だいぎょうじ) という名前に改名され
日蓮宗系の寺院で、特定の檀家を持たず安産祈願を行う寺として知られています。

お花たちを2回に分けて投稿します。

1) 大巧寺山門のムラサキシキブ(コムラサキ)が迎えてくれました


2) 門前の白い曼殊沙華
ショウキズイセンとヒガンバナの交雑種
早速 膝をついてカメラに収めました


3) 狭い敷石のそばで、シュウメイギクやムラサキシキブが迎えてくれました
お花をクリックしてご覧ください
白いシュウメイギク ムラサキシキブ シュウメイギク

6) キンミズヒキ
バラ科 キンミズヒキ属
秋に熟する果実は毛があって、これが衣服などに付着するので
この果実でよく遊びました(笑い)


7) 花トラノオ (別名:カクトラノオ)
地下茎を延ばして増えていき、お庭を華やかにしてくれる嬉しいお花


8) あまきの臭木
クマツヅラ科クサギ属の落葉性低木
ピンク色の小花がボール状にまとまって咲いていて、
遠くから見たので「何だろう~」と思い花壇に入らせていただきました。


9) ほおずき  ナス科  ホオズキ属の多年草
オレンジ色の実は、お盆のときに提灯がわりに飾ります。
我が家にお供えしている「ほおずき」このような編み目になるといいな


おめんさまに安産祈願にいらした方、園内を通り抜ける方を
やさしい気持ちにしてくれるお寺
鎌倉駅から徒歩3~4分の大巧寺 疲れた時には行きたいお寺です。
沢山のお花があり、次回に続きをUP予定です。

見ていただき有り難うございます。
台風18号の影響で雨の朝です。大きな被害が出ないことを願っています。