お花大好き

四季折々のお花や風景は、心を和ませ
優しい気持ちにさせてくれます
楽しい花散歩や風景記録を綴って行きます。

ユニークな花と実

2017-06-13 | 珍しい花

運動不足解消に「こども植物園」へ行き、薔薇園の華やかさに気を取られていたのですが
不思議な花を見つけました。

1) なんだと思いますか
裂けた花弁が不思議な姿をしています




傍に花名の札があり、イセナデシコと書かれていました。

花弁がこんがらがって咲きだし、自力では満足に咲かないので爪楊枝などで
花弁をほぐして形を整えるそうです。垂れ下がった花は、幽玄な花 
白、ピンク、赤、紅白の染め分けのような花もあるそうです。
1771年~1804年 光格天皇に献上され、京都の宝鏡寺で「御所撫子」として
保存されてきたそうです。 現在は三重県の天然記念物に指定されています。(netより参照)

見慣れた撫子とは異なり、花弁が細く垂れ下がっていたので、誰かいたずらしたのかと
思ってしまいました。

2) 貝母の実


和名:アミガサユリ ユリ科  バイモ属
先端はまきびげの釣り鐘のような花しか見たことがなかったので
この実を見た時 確か貝母が咲いていたところだと思ったのに あら 不思議~
しばらく眺めていると、散歩中の方が「バイモの実ですよ」と教えてくださいました。
花からは想像できない実でした。





ユニークな花

2016-08-21 | 珍しい花

四季の森公園から「 ナンバンギセルが咲きました 」 と言うメールマガジンが届き
小雨が降っていたので 迷いましたが 走って行きました。
昨年咲いていた場所を探しても見つからず・・・
半分諦めていたら、どなたかの「 あるよ~ 」の声が聞こえました  

咲いてる 咲いてる 葦の生える湿地の中へ滑らないように入りました。

寄生植物として有名なナンバンギセルは、なかなか実物を見ることができません
葉緑素を持たないので光合成が出来ず、他の植物の根に寄生して
養分をもらいながら育ち、夏から秋に開花してタネを作って枯れる一年草。

1) ナンバンギセル  浜靫(はまうつぼ)科  ナンバンギセル属
物思いにふけるように横を向いたり、うつむいたりしています  
なんともユニークな形ですね


少し離れた所では
2) 花柄をにょっきり伸ばしたナンバンギセルがありました
パイプの”キセル”の形に似ているところからこの名になったそうです。 


この後 にわか雨   
残念でしたが、少しだけ見ることが出来て 良かった!

3) 昨年のナンバンギセルをHDDの中から目を覚ましてもらってお仲間に入れました


ススキなどの雑草の生長を阻害したり、稲に寄生することで、
イネの収量が減少するという被害も報告されているそうですが
珍しいユニークな植物 盗って行かないで欲しいです。 来年も四季の森公園で見たいです。

ご訪問有難うございました。 



ハンカチノ木と遅咲き桜

2015-04-29 | 珍しい花

神奈川県立フラワーセンター大船植物園

「ハンカチノ木が咲いているけど 行きましたか」 と声をかけていただき
早速行って来ました。大船までのドライブは術後初めてなので、緊張しました。



① ハンカチノ木
大桐(おおぎり)科  ダビディア属
花をつけるまでには10~15年ぐらいかかるそうです。
花びらのように見える2枚の苞がハンカチをたらしたようなので
この名があり、中国原産の高木


② 
花をつけたハンカチの木は、なかなかないそうですが、
大船植物園は、沢山咲いていて ハンカチがひらひら風に揺れていました。


③ 散歩に行った 「 横浜市こども植物園 」 にも咲いていました。 
今年はラッキー 2度目です




≪ 遅咲き八重桜 ≫

④ 御衣黄 (ぎょいこう)
オオシマザクラ系のサクラ
花が開いたときには緑色ですが、次第に色は薄れて黄緑色から黄色になり
やがて中心部が筋状に赤くなります。
遠目に見ると花が咲いているようには思えませんが、近寄ってみると気品のある花でした。


⑤ 兼六園菊桜
ルーツは名前のとおり、金沢の兼六園
江戸時代から栽培されていて、桜の中で最も花びらが多いそうです。


⑥ 福禄寿
サトザクラの栽培品種
明治期に荒川堤から広まったいわれていて、雌しべが雄しべより長く突き出ています。
花弁の縁が濃いピンク色でフリルのように波打ち、ボリューム満点!


『 メモ 』::この季節 ソメイヨシノは終わってしまいましたが、八重咲きの珍しい品種が
まだまだ楽しめて、大船まで車を走らせた甲斐がありました。
次回も大船植物園の花たちをUP予定です。