お花大好き

四季折々のお花や風景は、心を和ませ
優しい気持ちにさせてくれます
楽しい花散歩や風景記録を綴って行きます。

旧古河庭園

2018-10-30 | 風景と花

1919年(大正8年)に竣工し、今年100年目を迎える旧古河庭園
武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かして、小高い庭に洋館と
斜面には洋風庭園を造り、低地には日本庭園が広がっています。
和と洋が調和する大正の庭は国指定名勝です。

陽気に誘われて、完成100年の庭園へ行って来ました。

1) 質素な感じの正門 
受付で入園料をお支払いしようと思ったら。「65歳以上の方は70円です」
えっ! そうですか~ お安い!


2) 石造りの洋館
英国貴族の邸宅をならった古典様式
ジョサイア・コンドル氏の設計(ロンドン出身の建築家)
新政府関連の建物の設計を手がけ、明治以後の日本建築界の基礎を築きました


3) 洋風庭園
テラスの庭園に植えられたバラは、春と秋 に見事な花を咲かせます
3)庭園1 4)庭園2 

5) 黒真珠
日本を代表する黒花の名花  ビロードのようなシックな光沢


6) インカ
新品種もいいけどやっぱり昔から評判の良いバラは花立ちも良く、素晴らしい!


7) カクテル      8) クリチャン・ディオール
7)カクテル 8)クリスチャン・ディオール 

9) ハゼの紅葉と雪見灯篭
日本庭園心字池のハゼが赤く色づいていました。


10) 大滝
滝つぼまで8メートルも落ちるという凝った造り
園内でもっとも勾配の急な所を削って断崖としているそうです


【 追記 】
豪壮でおしゃれな建物、和洋の庭、大正時代の息吹きに触れて心地良いひとときを過ごしました。
設計者の英国人ジョサイア・コンドルは明治から大正にかけて、鹿鳴館、ニコライ堂、
旧岩崎邸庭園洋館などを手掛け、日本の建築界の発展に貢献した方です。



庭園散歩

2018-06-26 | 風景と花

横浜市戸塚区にある広大な敷地の中で、四季折々の花木や草花が楽しめ
緑豊かな俣野別邸庭園でありながら行ったことがありませんでした。

雨上がりの静かな空気に包まれ、優雅なひとときを過ごしました

1) 俣野別邸庭園入口


2) 正門


3) 大木が続く緑深い散策路


4) 階段沿いの紫陽花
雨上がりでヤツデが光っています


5) 紫陽花の路


6) 外苑区の樹木の中に 大蛇がいる~ ギョ!
足がすくむほどびっくり!! 巻き付いた枝?


【 外苑区の様々な花たちです 】 

カシワバ紫陽花 テッポウユリ 
散策路にはテッポウユリが沢山咲いていました。
雫をいっぱいつけています

シャスターデージ ブッドレア 

11) アーティーチョーク 
キク科 チョウセンアザミ属の多年草で食べられるが、茎が一番おいしいらしい


ボタンクサキ ヘメロカリス 

14) 桔梗 
秋の七草として知られるけれど、もう咲いています。 せっかちさん!

紫の桔梗の花言葉は「気品」 見習いたいです~

沢山見てくださって有り難うございます。
次回は、俣野別邸庭園の和洋折衷の住宅などをUP予定です。



日の出とあたみ桜

2018-01-25 | 風景と花

毎年1月の第3土曜日~日曜日に同期会があり、今回は40回目でした。
熱海駅に近い藤田観光のホテルに決まっています。

主人のお食事準備を済ませて、のんびり出かけました。
娘が心配して、「留守番に行きましょうか」と言ってくれましたが
老人会主催の新年会の予定があるので、「大丈夫よ お食事は準備してあるから」と言い
「そうそう 夜 電話をかけてあげてね 」 とお願いしました。

40回目ともなると、ご兄弟のご不幸などもあったようです
出席者は少なくなりましたが、楽しく深夜まで田舎弁でお喋り、大笑い



翌朝、日の出を見ようと、午前4時に目が覚めてしまったけど
まだ 真っ暗だわ~ もうひと眠り 

1) ホテルのベランダから  午前6時10分 
お日様は出ていないけど、大型船が出てゆく


2) 午前6時23分
初島が見え、釣り船も漁に出ています


3) 寒さのためお部屋入った後 黒い雲の下からお日様が・・・
海が輝いて綺麗でした


早く帰宅する人が多く女性3人で「あたみ桜」を見にタクシーを走らせました

【 日本で一番早く咲く桜 】

早咲き桜と言えば「河津桜」を思い出しますが、河津より北にある熱海では河津桜より
早く咲く「あたみ桜」があり、市内中心部を流れる糸川沿いの遊歩道約300メートに
60本ほどの桜がイタリア人によってもたらされ、市内各地に植栽されています。

寒緋桜とヤマザクラの自然雑種がルーツと言われています。

4) 細い川の両岸にビルやお店があるため、美しい桜は撮れません
少し早かったでしょうか? 3分咲き程度


5) レンズをのばしてみる


6) メジロがいます。
今年初めてのチャンス!! 


7) 僕もここですよ 太っちょメジロ
レンズをのばしてみたら、何とか撮れていました。


8) 桜橋沿い


9) 青い空に映える「あたみ桜」
ようやく空がきれいになり、しゃがみこんで空をバックに
日当たりのよい場所で満開ですね


10) 散り桜


昨年は熱海港まで行きましたが、今回はここまでにして徒歩で熱海駅へ・・・
快速アクティーで思いのほか早く帰れ、高齢の主人も元気にしていて ほっ!
慌ただしく出かける日が重なり、疲れました。

ご覧いただき有り難うございました。



四季の森公園2

2017-03-12 | 風景と花

前回に続いて四季の森公園の樹や花たちです。
南口の駐車場から入り、坂道を下ると左側にピンク色の並木?が見えます。
少し前に行った時は蕾がちらほら・・と言ったところでしたが、ハナモモは満開でした。
坂道を下って子ども広場から見上げました。

1) ハナモモ  
バラ科  サクラ属の耐寒性落葉低木
花を楽しむために品種改良された園芸種で、ひな祭りのときにひな人形と一緒に飾ります
花桃にも実はなりますが、とても小さくて残念ながら食べることはできないそうです


2) シナマンサク
大木の樹にまだ沢山の花をつけていました
中国原産 花の咲く時期が早く、香りがあります




3) 馬酔木  ツツジ科  アセビ属の常緑低木
「馬」は葉を食べると毒にあたり「酔う」ようにふらつくと言うことからの命名とか
(クリックで拡大します)
馬酔木1 馬酔木2 

4) 山茱萸(サンシュユ)
ミズキ科の  落葉小高木  ハルコガネバナ、ヤマグミとも呼ばれる
秋に赤いグミのような実がなります


5) ジンチョウゲ
ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属  中国原産
日本にあるジンチョウゲは雄株が多く、雌株はほとんど見られないそうです


6) ハナダイコン  と  7) ヒメオドリコソウ
6)ハナダイコン 7)ヒメオドリコソウ 

8) 池の中でコサギが散歩! いいえ 獲物を探していたようです


9) 飛ぶ宝石と言われる翡翠(カワセミ)
いつもの止り木ではない場所で小魚を探していたのでしょう 
鋭い目つきで長い嘴です


10) ハナモモ  昨年のカタクリの里での写真です
華やかだったので、大きくトリミングしました。


もう少し暖かくなれば、妖精に逢いに行きたいと思っています。
沢山見ていただき有難うございました。




三渓園の蓮

2016-07-17 | 風景と花

『 三渓園 』 は 絹糸貿易で財を成した明治の富豪「原三渓」が造った庭園

今回は 原三渓が残した「三渓園の蓮」です。

蓮の花は 朝早く開き、午後3時頃には閉じ これを3回繰り返し、4日めには花びらが散ります。
勿体ないですね 🎶  原 三渓は 蓮の花を好んだそうです。

1) 旧燈明寺三重の塔と蓮  

いいアングルがなくて・・・残念でした。

2) 蓮の後姿   明日には散ってしまいそうな花


3) 2日目の蓮


4) 3日目の蓮? とても綺麗でした。


5) 旧天瑞寺寿塔覆堂(きゅうてんすいじじゅとうおおいとう)
豊臣秀吉が京都・大徳寺に母の長寿祈願のために建てさせた寿塔(生前墓)を納めるための塔

寿塔の前でプロカメラマンが蓮の撮影をしていたので 撮らせていただきました。

6) 蓮の葉に水玉が出来て、葉の上で光りながら回っていました


蓮の花を切り花にして瓶にさすと、お水が濁って来ます
茎の中にあった泥が出てくるとか 不思議ですね 

7) 蜂巣に止ったシオカラトンボ
蓮のはなを見ているのでしょうか?


 

三渓記念館・白雲邸・臨春閣などのある内苑は初秋の気配でした。

8) ムクゲ  アオイ科 フヨウ属の落葉樹
午前3時頃に開花した花は夕方にはしぼんでしまう「一日花」


9) 萩  豆科  ハギ属  秋の七草の一つ


10) 半夏生  ドクダミ科  ハンゲショウ属
夏至から11日目にあたる日のことを半夏生といい、この頃に花を咲かせるため名付けられたという
また、葉の半分が白くなるため半化粧となづけられたという説もあるそうです
半夏生 半夏生 

蓮の花を見るたび お釈迦様の台座は「蓮の花」 ですね なぜ? と思い調べてみると
分かったようで難しい説明でした。

泥水の中から生まれた蓮の花・・・泥水が濃いほど、蓮の花は大輪の花を咲かせるそうです
泥水とは人生におきかえれば、つらいこと、悲しいこと、大変なことだそうで
真水に近いようなきれいな水の場合、蓮の花は本当に小さな花しか咲かないそうです。

蓮の根は、サクサクとして美味しいレンコンですね。