お花大好き

四季折々のお花や風景は、心を和ませ
優しい気持ちにさせてくれます
楽しい花散歩や風景記録を綴って行きます。

鶴岡八幡宮 夏の風物詩

2017-08-08 | 古都

お盆を迎え、鎌倉の夏の風物詩「ぼんぼり祭り」の時期が来ました。

体調を立て直さないといけない・・・と思い鶴岡八幡宮の立秋祭に
茅草で作られた輪をくぐって無病息災を祈ろうと出かけました。(7日)

鎌倉駅から小町通りへ進みます
① 若いお嬢さん エコタクシーのお誘いを受けていました
小町通りにもぼんぼりがあります


何年か前 小町通りへ千代紙を買いに行きましたが、すっかり変わっていて びっくりです

② 「 鉄の井(くろがねのい) 」
鎌倉十井(かまくらじっせい)のひとつ。
小町通りの北端、鶴岡八幡宮前の横大路とぶつかるあたりに残っていました
北条政子創建の新清水寺にあった鉄の観音像が
この井戸の底から掘り出されたといわれている神話の井戸

 
③ 三の鳥居
徳川四代将軍・家綱によって寄進された鳥居は現在鉄筋コンクリート造り
太鼓橋、舞殿、本殿も見えます


④ 太鼓橋
この橋を通ると幸せになれると言われていましたが
老朽化が進み渡れなくなり、現在 重要文化財になっています。


⑤ 源平池の蓮


⑥ 大きな葉で覆われた池一面の蓮が見事!


⑦ ぼんぼりが並び、どなたが描かれたのか想像しながら歩いていると
話題の人が・・・  

トランプ米大統領のお顔も見えました。
パンダのぼんぼりは神奈川県知事さん作

⑧ 舞殿
夕方から 神域で育まれた鈴虫が供えられ、実りの秋の訪れを奉告します。


⑨ 大イチョウのあった場所を眺めながら本殿へ行きます。


⑩ 境内に数多くのぼんぼりが掲揚され、宵闇の中幻想的な雰囲気に包まれます。
茅草で作られた輪の中を左回り、右回り、左回り、と3回くぐって健康を願い、本殿へ
数年前 友人から頂いた写真です


⑪ ぼんぼりが並ぶ参道
左右 ひとつづつ見て歩くのも楽しいものです


⑫ 気になり、目に止まった書画です。 作者がわかりますか


左から:山本富士子さん  円覚寺管長さま(円覚南嶺老師)  竹中直人さん  星野知子さん


【 ぼんぼり祭りとは 】
立秋の前日から9日までの3~4日間行われる、鎌倉の夏の風物詩ともいえるお祭で、
立秋の前日には夏越祭、立秋当日には暦の上での秋の訪れを奉告する立秋祭、
そして源実朝公の 誕生日である9日には実朝祭が執り行われるお祭りです。

境内には鎌倉在住の文化人をはじめ各界の著名人の書画が
約400点 ぼんぼりに仕立てられて参道に並び、とても圧巻です。

追記:段蔓(鶴岡八幡宮の参道)の桜の樹はずいぶん元気に育ち、来春が楽しみでした。



鶴岡八幡宮

2017-01-17 | 古都

しばらくお休みしていました。
鶴岡八幡宮の写真あれこれです。

1) 若宮大路 二の鳥居
鶴岡八幡宮の参道若宮大路は、1182年3月15日、
源頼朝が妻政子の安産祈願のために造営させたと伝えられていて
中央に一段高く造られたのが「段葛」です 段葛は、日本に唯一残されている遺構。


2) 新しくなった段葛
平成の整備工事で、桜の木とツツジが植え替えられ
248本あった桜は177本に減らされ、歩行路には、桜の根を守るため特殊な舗装が施されています。


3) 三の鳥居
混雑のため、段葛で信号待ち 


4) ようやく本殿が見えて来ました
本殿の前は「舞殿」で、唐破風の入母屋造りの建物
下拝殿とも呼ばれ、各種儀式が行われます。


5) 舞殿で「神代神楽」が行われていました
初詣の方達の通過点になってしまう長い列を避けて、厳かな神代神楽を見ました。


【 神楽とは 】
神に奉納する目的で行われる舞踏で、今は神楽が神社で行われるのが普通ですが
古くは収穫の後の田畑などで収穫への感謝をこめて舞われたそうです。

6) 源氏池の島に建てられた旗上弁財天社

源頼朝の旗挙げに際しては、家運長久の守護神として弁財天が現れ、
霊験があったと伝えられ、北条政子が建立したものとも伝えられています。
樹の枝に白い鳩がいますが、白い鳩は神の使い。縁起の良い平和のシンボル

一の鳥居は どこにあるのか気になります
鶴岡八幡宮から若宮大路を由比ヶ浜へと下ると、御影石で造られた鳥居があり
この鳥居が鶴岡八幡宮の「一の鳥居」です

7) 水仙
正月ぼたんの庭に水仙が咲いて、清々しい香りをはなっていました。
ちょっぴり春の予感がします 


初詣の人・ひと・人 混雑のため少ない写真の中からの投稿です。

見ていただき有難うございました。



ぼんぼり祭

2014-08-09 | 古都

今年も 鎌倉の鶴岡八幡宮で夏の風物詩 「 ぼんぼり祭 」 が始まりました。
境内に沢山のぼんぼりが並び、宵闇の中で幻想的な雰囲気に包まれる行事です。

1)夏越祭(なごしさい)は8月6日(水)立秋の前日  2)立秋祭(りっしゅうさい)8月7日(木)
3)実朝祭(さねともさい)8月9日(土) の三つの祭典が行われ、奉納の音楽会・茶会・舞踊
などが開催されます。 今回初めて立秋祭に行ってきました。

① 鶴岡八幡宮大鳥居 午後5時38分 
まだ明るく蒸し暑かったけれど空は秋の気配


② 茅の輪くぐり
茅の輪をくぐると 厄をよけ災いから逃れるとの伝えがあります


鎌倉にゆかりのある作家さん・芸能人などのぼんぼりが参道に並んでいます
知っている方がいるかな? さがすのも楽しかったですよ

③ 懐かしい山本富士子さん   ④ 中井貴一さんのぼんぼり
涼しそう~ お父様を思い出します

⑤ 伊集院静さんのぼんぼり

先日 昭和偉人伝で、夏目雅子さんの若い姿を見たばかり・・・
胸が詰まってしまいました

⑥ 軍師官兵衛に出演中の俳優さん  さて誰でしょう?
ぼんぼりに描かれていた 似顔絵 

⑦ 午後6時20分 鶴岡八幡宮本殿へお参りする人々


⑧ 巫女さんが、ぼんぼりのローソクに灯をともし柔らかい光が浮かびます


⑨ 午後7時5分 陽が落ち幻想的になった舞殿

舞殿では日本舞踊の準備がすすみ、いつの間にかお客さんでいっぱい!

暑さ厳しい夏、暦の上では秋を迎える立秋の日。この日は舞殿に鈴虫を献上して神事を行います。
神事では、実りの秋をお祝いし 夏の無事を感謝します。

⑩ 鈴虫が入っている籠を献上しました


この後 古都鎌倉ならではの日本舞踊

可愛いお嬢さん お師匠さん?

⑪ 混雑を避けて早目に引き上げることにしましたが、
ふり返って八幡宮とぼんぼりを記念に1枚  午後8時20分


⑫ 段蔓でもう1枚


ぼんぼり祭りは 9日に実朝祭があります
実朝公のお誕生日に人徳を偲んで白旗神社で行われ、
和歌や俳句・茶道・華道の奉献者が参列して厳かに執り行われるそうです。

今週末は日本に台風が接近しそうです お出かけになる方も多いと思いますが
くれぐれも気を付けてお出かけくださいね。



花の寺 明月院

2013-06-18 | 古都

明月院は、「あじさい寺」と呼ばれ梅雨の季節には 紫陽花が咲き乱れ、鎌倉石が敷き詰められた
美しい参道を通ると本堂・枯山水の石庭や開山堂・花菖蒲などを楽しめます。


明月院入口



鎌倉のお寺には紫陽花が咲き乱れていますが、明月院は95%が 「 姫あじさい 」だそうです
花が優美ということから名づけられたもので、小ぶりで可憐な種類 淡い青から日毎に青さを増し
最後は悠久の空の色となり、14日までの雨で美しく変化していました。

散策路に 「 この季節の心の化粧です 」 と書かれていました。。。








枯山水庭園

紫陽花を見た後 菖蒲が咲いている方丈裏庭園へ行ってみると、
お庭から見える丸窓にびっくり~ 撮影する人が並んでいます


方丈裏庭園 緑の木々と池が美しい


丸窓を撮りましたが、私を撮られたかもしれない ( ^^) _旦~~

花想い地蔵 開山堂

花地蔵はいつも季節の花を抱えています  そのそばの看板(?) には下記の言葉が書かれています

「人は離れても、はかない花の思い出の中に生きています
大切な人との別れ いとおしい物との別れ そんな時 ふと目に止まった花が
どんなにか心を慰めてくれたことでしょうか いつくしみ深き花地蔵」 

開山堂は、明月院開山の密室守厳(みっしつしゅごん)の木像と、最明寺・禅興寺
明月院の歴代住持の位牌が祀られています。

あじさい 沙羅双樹(夏つばき)

沙羅双樹(夏つばき)「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり・・・春の夜の夢のごとし」
平家物語を思い出します


方丈裏の花菖蒲園


白い花菖蒲は白飛びするので、うまく撮れませんでした
「花言葉」 嬉しい知らせ、優しさ、優雅、あなたを信じる・・・素敵ですね~



沢山見ていただき、有難うございました。紫陽花の花が終わるとヤマユリ・ネム・ムクゲ・フヨウなどが
咲くことでしょう お花大好き 花追い人になりそうです。

変だぞ~と思う写真がありますが分かりますか~