お盆を迎え、鎌倉の夏の風物詩「ぼんぼり祭り」の時期が来ました。
体調を立て直さないといけない・・・と思い鶴岡八幡宮の立秋祭に
茅草で作られた輪をくぐって無病息災を祈ろうと出かけました。(7日)
鎌倉駅から小町通りへ進みます
① 若いお嬢さん エコタクシーのお誘いを受けていました
小町通りにもぼんぼりがあります

何年か前 小町通りへ千代紙を買いに行きましたが、すっかり変わっていて びっくりです
② 「 鉄の井(くろがねのい) 」
鎌倉十井(かまくらじっせい)のひとつ。
小町通りの北端、鶴岡八幡宮前の横大路とぶつかるあたりに残っていました
北条政子創建の新清水寺にあった鉄の観音像が
この井戸の底から掘り出されたといわれている神話の井戸

③ 三の鳥居
徳川四代将軍・家綱によって寄進された鳥居は現在鉄筋コンクリート造り
太鼓橋、舞殿、本殿も見えます

④ 太鼓橋
この橋を通ると幸せになれると言われていましたが
老朽化が進み渡れなくなり、現在 重要文化財になっています。

⑤ 源平池の蓮

⑥ 大きな葉で覆われた池一面の蓮が見事!

⑦ ぼんぼりが並び、どなたが描かれたのか想像しながら歩いていると
話題の人が・・・

トランプ米大統領のお顔も見えました。
パンダのぼんぼりは神奈川県知事さん作
⑧ 舞殿
夕方から 神域で育まれた鈴虫が供えられ、実りの秋の訪れを奉告します。

⑨ 大イチョウのあった場所を眺めながら本殿へ行きます。

⑩ 境内に数多くのぼんぼりが掲揚され、宵闇の中幻想的な雰囲気に包まれます。
茅草で作られた輪の中を左回り、右回り、左回り、と3回くぐって健康を願い、本殿へ


⑪ ぼんぼりが並ぶ参道
左右 ひとつづつ見て歩くのも楽しいものです

⑫ 気になり、目に止まった書画です。 作者がわかりますか

左から:山本富士子さん 円覚寺管長さま(円覚南嶺老師) 竹中直人さん 星野知子さん
【 ぼんぼり祭りとは 】
立秋の前日から9日までの3~4日間行われる、鎌倉の夏の風物詩ともいえるお祭で、
立秋の前日には夏越祭、立秋当日には暦の上での秋の訪れを奉告する立秋祭、
そして源実朝公の 誕生日である9日には実朝祭が執り行われるお祭りです。
境内には鎌倉在住の文化人をはじめ各界の著名人の書画が
約400点 ぼんぼりに仕立てられて参道に並び、とても圧巻です。
追記:段蔓(鶴岡八幡宮の参道)の桜の樹はずいぶん元気に育ち、来春が楽しみでした。