お花大好き

四季折々のお花や風景は、心を和ませ
優しい気持ちにさせてくれます
楽しい花散歩や風景記録を綴って行きます。

雨の浄妙寺へ

2019-06-23 | お寺と花

浄妙寺は鎌倉五山第5位のお寺。雨の予報で人は少なめでした。
境内は広くて、猫が自由に行き来しているそうです。
運が良ければ入口で出迎えてくれるようですが
雨のため、寝ていたのでしょう  

雨の予報と知りながら、雨にぬれた紫陽花をみるのが目的でした。
コースは:山門~本堂(改修工事中)~枯山水庭園~石窯ガーデンテラスでお食事

1) 浄妙寺山門
臨済宗建長寺派正式名称は『 稲荷山 浄妙廣利禅寺』
山門をくぐると、拝観受付があり拝観料は大人100円 安くてびっくり・・・


2) 入口近くの足元に「ツリフネソウ」が咲いていました
「ツリフネソウですね」と伺うと
「源平ツリフネソウです」と教えてくれました。
紅白のツリフネソウは初めて拝見しました。 【別名】ハナツリフネソウ


3)お茶室「喜泉庵」の枯山水の庭


4) 雨に濡れた紫陽花がつややかでした


5) 石窯ガーデンへの石段はここまで


6) 石窯ガーデンテラスの案内板もおしゃれ
アジサイもきれいです


7) 白い紫陽花(アナベル)と京鹿の子
ベンチが置かれていたけれど、どなたもいません


8) ガーデンテラス入口
雨宿りとお食事が目的らしいお客様で混雑していました。


9) ガーデンの中庭 ピンクアナベル


10) ピンクアナベルをアップで


11) 中庭も楽しめそうです。ベンチが置いてありました


12) 雨宿りにリッチなお食事
自宅ではいただけないメニュー


13) 急な雨にみまわれオープンテラスは急遽壁側へ移動、
前のお席にいた方はぬれたかも?


黒い雲が空一面に広がり急いで鎌倉行きのバス停留所へ 

イングリッシュガーデンを楽しめなかったのが心残りですが、
快晴の秋を待つことにして帰宅しました。
たくさん見ていただき、有難うございました。
 



東慶寺の花と実

2018-11-24 | お寺と花

紅葉を観に出かけた北鎌倉・東慶寺 
夏の猛暑と台風の影響でしょうか?期待外れでした。

その代わりに優しく可愛い花たちに会えました。

1) 東慶寺・本堂( 本尊の釈迦如来坐像を祀る )
駆け込み寺として。北条時宗夫人・覚山志道尼が開創
女性の側から離婚できなかった封建時代、この寺に駆込めば離婚できる
女人救済の寺として約600年間、縁切寺法を守ってきました。
現在は、臨済宗円覚寺派の男僧寺です。


3~6) 菊の花
3 紫苑(シオン) 4 古典菊

5 古典菊 6 菊譜
 
3)紫苑(薄い紫色の花)薬草として渡来後、美しいので観賞用として栽培されました
6)菊譜(黄色い小菊)菊の代表的な黄色いかわいい花

7) 竜胆(リンドウ)
リンドウ科  リンドウ属の多年生植物
青紫色のほか、白色やピンク色の種類もあります。


8) 十月桜  バラ目 バラ科 サクラ属の植物
エドヒガン系列で、コヒガンの園芸品種 毎年、年に2度開花する。


9) ノブドウの実 ブドウ科 ノブドウ属のつる性落葉低木
ノブドウに実のグラデーションは、ため息が出る美しさです。
 

10) 美男蔓(ビナンカヅラ)
次から次へと白い雄花ばかりが咲くそうです


11) 吉祥寺草
花が咲くと良いことがあると言われているそうです
この花を見た私にも良いことがあるといいな~


12) アブロチン 「ウキツリボク(浮釣木)・チロリアンランプ」とも言われる
葵科 アブロチン属 ブラジル原産で花の期間が長い


13) ツワブキ
キク科 ツワブキ属の常緑多年草
黄色い花に元気をもらえそう・・・


沢山並べました。ご覧くださって有り難うございます。
朝夕冷え込んで来ました。皆様ご自愛ください。



西芳寺

2017-09-25 | お寺と花

彼岸花を見に行ったお寺 西芳寺は横浜市港北区新羽町にある
茅葺きの本堂と緑あふれる境内は横浜とは思えないほど静かな場所にあります。

西芳寺は約800年前に鎌倉に創建され、その後約500年まえに
この新羽の地に移ってきました。平安時代に造られた吉祥菩薩立像と十一面観音像があり、
横浜七福神の恵比寿様として親しまれています。

1) 西芳寺入口
港北七福神第一番の碑
 

石段をあがり山門をくぐると横浜とは思えないような雰囲気に包まれ、
大きな茅葺きの本堂が迎えてくれます。

2) 山門の一部
茅葺の屋根と柱の彫刻が素晴らしい


3) 本堂
横浜市指定文化財、平成の大修理によって屋根が茅葺きに復元されました
 

4) 水屋 
お墓参りの際ここでお水を汲みます


5) 観音堂
西方寺が移転してくる前からこの地を守っている十一面観音様をお祀りしているお堂
上杉家夫人の安産祈願の仏として、信仰されて以来「子宝安産」の仏さまとして
この地をお守りして来たそうです。


6) 鐘楼
横浜市指定文化財 茅葺の屋根は趣がありますね


7) 白い萩  本堂脇にたくさん咲いていました


西芳寺は彼岸花で有名ですが、歴史のあるお寺で、写経会や御詠歌教室などもあり
心安らぐ時間が持てそうです。



曼殊沙華(ヒガンバナ)

2017-09-23 | お寺と花

毎年 この時期は赤い花の咲く西芳寺(横浜)へ曼殊沙華を見に行きます。

道路から少し入った所に100m位続く参道があり、
参道の両脇には赤、白、黄色の彼岸花が咲く有名なお寺です。

今年は、出かけるのが遅かったようで 終わりかけた花姿でした。

1) 山門までの参道の彼岸花 (昨年の写真です)


2) 少ないながらも綺麗に咲いていました


3) 黄色い彼岸花は 別名「鐘馗水仙(しょうきずすいせん)」と呼ばれ
赤や白い彼岸花と比べて、花の幅が広く豪華です


4) 白い彼岸花  別名:アルビフロラ
赤い花より放射線状に伸びた花びら部分が目立つので華やかに見えますが、
何処かしら はかない感じでした


5) お寺の中庭の彼岸花はピンク色・・・リコリスアルビピンク
欧米でのリコリスに対する人気の高まりとともに、日本でもその価値が見直され
赤、白、黄、オレンジ、ピンク、と豊富で
光沢のある美しい花弁のリコリスが楽しめるようになりました


6) ハイ ポーズ! 赤い彼岸花がお好き? アゲハ蝶


7) 鐘馗水仙(しょうきずすいせん)には クロアゲハ蝶


8) 撮影に夢中の方 失礼しました _(._.)_


十分晒したヒガンバナの澱粉は乾燥させれば保存食になりますが
私的には お花を見て楽しむ方がいいと思います。

9) アザレアツバキ
中国で発見され、初夏から秋まで咲き続け、一か所から5~6輪次々と咲き、華やかです
彼岸花と共に境内で咲いていました。


10) 大木の樹にたくさんのギンナンがついていています


沢山の彼岸花を見てくださって有り難うございました。

次回は西芳寺のお堂やお花屋さんで見たホトトギスを予定しています。



山紫陽花2

2017-06-10 | お寺と花

前回にUPできなかった高幡不動尊の山紫陽花です。
高幡不動尊には、約3300株の自生の山あじさいを皮切りに全国から寄せられた約250種
にも及ぶ形も色もさまざまな山あじさい、西洋アジサイ、合計約7800株が咲き乱れます。

1) 瀬戸の夕暮れ
花名から四国産の紫陽花でしょう 詳細は不明です


2) 瀬戸のほほえみ
こちらも花名から四国産の紫陽花でしょう 装飾花は大輪の円弁で先端が窪み、中心に青みを差す
自然のヤマアジサイとしてはめずらしい花色ですね


3) 瀬戸の潮風
1弁だけ大きく、天使が飛んでいるように見えます


4) 土佐美鈴
女性らしい優しく、希少な紫陽花


5) しちだんか
和名の由来は、萼片が七段に重なるというところからきているそうです
江戸時代に栽培され、シーボルトの「日本植物誌」でも紹介されていますが、
幻の花となっていたそうです(netより)


6) 秋篠てまり
秋篠宮殿下の婚礼の日(1990/06/29)に発見されたそうです
ガクの尖った形のてまり咲きあじさいで、ヤマアジサイには見えないほどでした


7) 深山八重紫
ガク咲きの八重咲き花で、大輪丸弁八重咲きの装飾花と両性花のバランスの良い綺麗な品種


8) 津江てまり         9) ラディアータ
津江てまり ラディアータ 
【 津江てまり 】:大分県津江産のヤマアジサイ、
           装飾花のガク片に不鮮明な白い絞りが入る独特の雰囲気
【 ラディアータ 】:資料が見つかりません。カタカナの花名なので、外国産かもしれません

10) 剣の舞 (別名:剣山八重)
徳島県剣山系産の八重咲きのヤマアジサイ  花色は薄青色でガク片は細いへら弁


11) アナベル (和名:アメリカノリノキ)
北アメリカ東部原産のアジサイの仲間、園芸品種の‘アナベル’は、装飾花が多く手まり状になる


12) 不動堂と五重塔

五重塔は、平安時代の初期の様式で建てられた美しい塔 高さ40m 総高45m

沢山の紫陽花を見ていただき、有り難うございました。
花名は、植栽された地方の名前がついたものが多いように思いました。
そろそろ「ガクアジサイ」が咲くころですが 梅雨入りして色の変化も楽しめそうです。
雨の似合う花ですね