ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

街なか散歩23〔鴻巣宿〕

2021-04-13 07:40:17 | 旅行・秘湯・巡礼 
コロナでの自粛が続く9日、中山道7番目の宿場「鴻巣宿」の散策に出かけた。
JR鴻巣駅東口から脇道を大宮方面に戻り、南小学校の先を左折し進むと中山道。
観光館前から旧街道を北に進むと、左側に「是よりこうのす宿」の新しい石碑。
鴻巣宿は初期の時点に北本市から移ったもので、伝統産業の人形づくりが残る。
街道を進むと左側に参道があり、奥に「勝願寺」の山門と重厚な本堂があった。
そこは徳川時代に栄えた寺で、真田信之の妻「小松姫」の墓など文化財も多い。
中山道に戻って北に歩むと、左側歩道に「本陣跡」の石碑はあるが遺構はない。
徳川時代の初期には、この近くに将軍休息場としての鴻巣御殿があったらしい。
その先の信号が駅前通りの交差点で、鴻巣宿を紹介する石碑と案内板があった。
周辺には数軒の古い民家があるだけで、宿場町時代の面影は全く見当たらない。

ちょうど昼の時間になったので、駅前で鴻巣名物の「川幅うどん」を賞味した。
駅前は最近再開発され、古い家並みは消えてビルやマンションに代わっていた。
中山道に戻り街道を北に進むと、左に田沼家の蔵があり右に「鴻神社」がある。
そこは雷電神社など三社合祀の神社で、鴻巣市の名前にちなんだ神社とのこと。
ここで宿場町散策を終了し、街道を西に離れてJR線をくぐり鴻巣高校を目指す。
学校の左を校庭裏に回り、武蔵源氏の祖「源経基」の館跡と伝わる森を訪ねた。
そして帰路を鴻巣駅西口にとったら、今日の総歩数は1万1千歩を超えていた。
鴻巣カントリーの元会員だった私、鴻巣駅前の変貌には驚いた!』と、独り言。
子どもに縁あるコウノトリ、その鳥に縁を持つ鴻巣市でも少子化は進んでいる。


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