シンジュという樹があります。ニワウルシというのが正式名のようですが、にがき科の植物でウルシではありません。ヤマウルシの葉っぱのようだから、そんな名前が付いたんでしょうか。元々北海道になくて、どうも中国が原産の落葉樹のようです。私の印象では、札幌の東本願寺にかなりの巨木があるので、仏教に関係があるんじゃあないかと思っているのですが、ほんとのところはわかりません。
この樹、芽吹きが遅いとは感じていたのですが、今年はずいぶんと遅いようです。五月初旬にあった霜のせいなのでしょうか? やっと葉っぱが出てきて花が咲きそうな様子です。 写真の後ろの山々と比べてください。
大丈夫かなあ・・・という感じです。
芽吹きの遅い樹は、ヤマグワがあります。自然学校の回りにも何本も生えているのですが、いつまでたっても芽吹かないなあ・・と思っていたところ、ここのところの好天続きで、一気に葉っぱが広がりだしていました。よーく観ると、すでに青いながら実ができていました。 忙しさにかまけていると、季節はどんどんと変化して行ってしまいそうです。