高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

高齢者モラトリアム

2019-02-12 11:42:34 | コラム風味

亡くなった樹木希林さんの本「いっさいなりゆき」を手に入れました。 「こうやって生きてきました・・」ということが書かれた肩肘張らないとても読み心地の良い文章です。

私自身は、結構計画的な男でして、線路設計をまずして、その上を修復修正しながら走るという、本当に計画的なのか評価できないような、そのときどきでどっちがベターか、どっちがロックかというような判断で人生線路を創ってきたので、「いっさいなりゆき」とまではゆかずとも、パッチワーク的(昔、MHからそう評価されたことがある・・)、結果が整っていればいいや人生を送って来ているので、共感できることがたくさん書かれていました。

数えで65歳となり、あと10年、なにができるのかと思うと、言わずと知れているように、体力は落ちてちょっと活動すると半日、一日は休んでないとダメだし、持病の腰痛持ちに加えて一昨年の背中損傷の事故のせいで身体が常にぎくしゃくしていますし、精神的にもめっきりと集中力がなくなってきました・・。自分ではその老化を楽しんでいるつもりでも、傍目からはフケ過ぎなんて言われたり、物忘れもあり整合性の取れないような発言もあるようで、MRKさんからは「しゃべんないほうがいい」とまでひどいことを言われたりしております。 やりたいことはあるが、以前のように突っ走しりながら修正修正を加えながら整えてゆくようなやり方の仕事はできなくなったし・・・。 

希林さんのように達観した年寄りになれるかなあ・・・。

次の春や夏のことは想うけれど、その四季の繊細な変化の様子を最近はしっかりと観ていないなあ・・。言うべきことをちゃんと言っていないなあ・・。などと思っています。

今日はこれから札幌へ・・・。 夕方から 北海道NPOサポートセンターの理事会。 私が提案した NPOスタッフ研修(NPOのがっこう)についても話し合われます。 終活という言葉は好きではないけれど、時間には限りがあるとは心身的にわかってきたので、あと10年、生き延びることを前提に・・、なにができるのか、なにをしたいのか、人生3回目くらいの高齢者モラトリアムを楽しもう。

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