地球の命は環境の変化に順応して遠い太古から育まれて来た。
その根源的な性質は、他に対しては開放性、内に対しては変化性のシステムにある。
命ある人間も同じだ。
社会環境に柔軟に対応できるチームやコミュニティに生命力を持たせるには、この二つの性質を獲得することが必要だ・・・
・・・・と、思いにふけるひとり事務所の午後
地球の命は環境の変化に順応して遠い太古から育まれて来た。
その根源的な性質は、他に対しては開放性、内に対しては変化性のシステムにある。
命ある人間も同じだ。
社会環境に柔軟に対応できるチームやコミュニティに生命力を持たせるには、この二つの性質を獲得することが必要だ・・・
・・・・と、思いにふけるひとり事務所の午後
幼児期が、自分の周りの環境に恐れず好奇心を育む期間なら、
少年、少女時代は、人生を歩むための冒険心を育み、弾力性、柔軟性ある行動を養う期間。
10代は、他者との関わりを徐々に増やしながら、他者と自分の関係性の悩み方を学ぶ時期。
そして、20代は独自の見方を持つ個性として他に対する自己に効力感を持ち、その自己を自己肯定する。
それにより、自分が社会で行うべきことは何かを自己発見し、社会に乗り出す準備が整う。
そして、30代に突入し、自己の思いと社会の有り様のギャップを味わい、個による価値観と行動性に違いを
身に染みて知り、挫折と成功を繰りかえす。
そして、40代。 四十にして立つとの言葉通り、本当に社会に効力を発揮し始めるのは40代からだ。
若者よ・・・未来に照準をあてよ。 人生は悩んでなんぼだ。 悩まない人生なんてあり得ない。
1年前のブログ記事から。
その後このプロジェクトは継続中。中国側では自然教育・自然学舎というような名称で「自然と人、人と人、地域と自然のつながりづくり」を始めている草の根NGOがあり、昨年からその全国ネットワーク活動が、山水自然保護センターをコアに開始されました。監視国家の中国では世界版のfacebookやtwitterはアクセスができないのですが、中国国内だけで使える同様のSNSがあります。それを使ったグループづくりが、昨年、中国広州で開催されたネットワーク会議の中で、私の目の前で開始されまた。
それからほぼ1年ぶりに訪れた上海や南のシーサバンナでのネットワーク会議の参加者はより広域、そして領域が広範な活動団体が参加するようになっており驚きでした。13億とも14億ともいわれる人口です。日本の13倍、14倍なのです。 ですから、日本の自然体験型環境教育、地域立脚型の自然学校を行う、行おうとする人々も13倍、14倍いてもおかしくないと思えるようになりました。
このプロジェクトはJICAの支援をもらっており、現在2つの動きが進行中です。 ひとつは中国で自然学校を開始、あるいはやりたい人の実習研修です。今年はすでに3か所3名が来日中で本州の自然学校で2か月間の研修中です。来年度も継続するので黒松内にも誘致したいと考えています。 もうひとつは、自然学校運営のためのテキストづくりです。 私も含め6,7名がマネージメントとプログラム編の2冊のテキストを中間支援NGOの日中市民ネットワークの監修で書き進めています。
日中が政治、軍事上で微妙な関係であるなか、市民レベルの交流を作ってゆかないと、対立が対立を生む構図になってしまいます。
環境や自然の分野は国境を越えて連携すべき時代です。来年も、その一端を少しでも担ってゆきたいと思います。
中国プロジェト会議中日中市民ネットワーク(東京)、中国のNGO北京の山水自然保護センター、日本エコツーリズムセンター、北京大学にJICAも協働し、日中のNGO,NPOが 中国に自然学校を作る支援を...