子ども自然体験活動イエティくらぶ11月例会は「基地づくり」。子どもに人気のプログラム。
自然学校の裏手にいくつもの基地が作られています。笹をつかったり、ブルーシートを使ったり工夫しています。子どもたちと大人のスタッフ合計30数名、小学1年生から50代までの世代間交流プログラムでもあります。 夜はほとんどの子ども達が就寝しています。
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夜にたき火を囲んで小さなキャンプファイアープログラムを実施しました。うえだんなのギター進行でみんなで一緒にクイズ回答式歌、こんちゃん、ひろし、みどりの動物当てクイズ、そして、久しぶりに私のストーリーテーリング「フクロウはなぜ夜に鳴くようになったのか?」の語り(太鼓の効果音付き)。
それがいいアイスブレイクになったのか、その後、1,2年生達の寸劇、つまり「ごっこ遊び」が始まりました。ジャンべ太鼓を効果音に殿様が登場するまねごとから始まりました。私らも参加をせがまれ、ひろしの「お殿様のおな~りぃ~!」と私の「頭(づ)が高い!」台詞、映画のカットのスタートでカチン?とやる拍子木使っての「シーン236! はーいスタート!」を介入だけすると、それから見事な展開の「映画撮影ごっこ」が始まりました。
登場人物は徐々に増え(殿、侍従、侍女、刀持ち、裏切り者、女忍者(くのいち)、役割(監督、助監督、証明)、ストーリも徐々に複雑になり、最初の照れがある演技も真剣になってゆく。もちろんドタバタ混乱、けっこう皆、主張するので、いざこざも生じるのですが、「協働」するのですね。なにやら感動的でした。
改めて、ごっこ遊びの大切さを考えさせられました。
こうやって遊びで「まねごと」をしながら、お互いの役割や友達同士の中での立ちまわり方学んでいくのです。
近頃の子どもたちは、こういった7人も8人も関わるような「ごっこ遊び」が少なくなっているのではないかな。