高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

寿都神社の縁起

2010-02-28 17:53:50 | 日記

ねおすフォーラムを受けてのエクスカーション。四人の方が黒松内に訪れてくださっています。青森、東京、三重、札幌からです。自然学校の成り立ちから地域での資源集めの様子までじかにご覧、体験していただき、そしてブナ林のスノーシュートレッキングを楽しみます。

初日は、自然学校が設立されるまでの経緯をお話した後に、寿都神社の神主さんに神社の縁起を伺いにでかけました。社殿にあがり、継いだのではなく、商家に生まれ、幼いころより「神主になりたくてなった」というYさんにお話をいただきました。380年も歴史がある神社は、北海道では最も古い方です。和人はずいぶん昔から北海道で交易をしていたことがわかります。

神社を組み込んだエコツアーのストーリー立てはまだできていません。私達の言葉でいえば、神社というエコツアー素材を、ツアーに入れ込むための材料化の段階です。これから、これを教材化し、一連のストーリーとして実際のエコツアーのプログラムを組み立ててゆくわけです。
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土が出た!

2010-02-28 12:10:38 | 日記
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はがき

2010-02-28 08:17:14 | 日記
神戸から船で中国に渡り、その後大陸を旅している息子からはがきが届いたとMRKさんから連絡が来た。アフガニスタンによってしまったので、イランのビザがなかなか取れずに、正月頃はインドへ逆戻りしトライ。それがだめでトルコに飛び越えて、再びビザ取得トライをしていたことまで知っていたのですが、その後音沙汰なし。

届いたハガキは、イランからのよう。しつこいヤツだが・・・感心するな。
しかし、消印は3週間前らしい・・・イラク、イスラエル、イエメン、エジプトに回るとのこと。目的地は南アフリカ喜望峰。

心配しても仕方がない。
「何者かにとっつかまったら、長らく逗留させらたら人質になっていると思え。その時は、ダメもとでも戦え。死んだら、骨は探しに行ってやる」と私・・

「あたしが、死んでも帰ってくるな。喜望峰に到着してから帰りなさい」とMRKさん

そう言って、見送ったからね。
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ねおすフォーラムを終えて・・・

2010-02-28 01:08:49 | 主義・主張
ねおすスタッフのみなさん・・お疲れさまでした。 まだ飲んでいる人いるのかな。
参加者の皆さまもありがとうございました。最終の参加者人数は聞いていませんが、150人くらいだったのでしょうか・・。

私が知っている方々は数多くいらっしゃいました。それにも増して、ここ10年の間に私達に興味をもってくださった方、活動に参画して頂いた方々も多く、たいへん嬉しく感じました。 重ねてありがとうございます。

参加された方々には失礼や行き届かない点もあったかと思いますが、NEOS設立10周年の時に比べても、大きなフォーラムの運営はスタッフの連携もとれて、お互いの「呼吸合わせ」は合っていたと感じました。十分な合格点でした。

私が言っている「複雑系組織・・いのちが宿る仕組み」は、胎動を始めたと実感できました。

設立以来、18年・・・。設立直前の民間企業での仕事BIG・SHIPの開業準備からオープン、スポーツクラブの運営・・・そして・・バブルの崩壊・・リストラ・・社会体育専門学校のKKCさんの支援を受けて北海道自然体験学校NEOSを立ち上げた時代から数えると20年ちょっとが過ぎました。

その過程で、多くの若者が私と一緒に仕事をし・・そして離れて行った人達がいます。そして、私、私達を育ててくれた参加者・お客様達がいます・・・そのひとりひとりの顔を思い出すような一日でした。

時には取り返しのつかないような失礼もありました。「高木さんを信じてついて来たのに・・」と泣かれたこともありました。「ねおすがどんなに社会的にいいことをしても、私は一生うらみますから・・」と強い批判も受けたことがあります。
ねおすとして目指す方向性に失望を感じた方々もいらっしゃること、傷つき倒れた方々もいます。そんな中で、20年を経過しました。その方々の悲哀や怒りの痕も身体に沁み込んだ「今」があります・・・。

それは、「笑って済ませられないような」プロセスの中の事実です。

それは、結果・・・私、私達を育ててくださいました。その方々に、感謝という言葉は当てはまりませんが、感謝という言葉以外に今の私には見つからない・・・

NPOとして10年。ひとつの区切りが今日でした。

「永遠の未完成、これ完成なり」この言葉が好きです。

人生・・・、思考という能力を持ってしまった人間には、悩みがなくなることはありません。
だから、その悩みを少しでも解消する手立てを作ることが必要です。それが、「ねおす」っていう「仕組み」だと思っています。

今日は、参加者の皆さんからこれからの10年の「あり方」についてたくさんの貴重な示唆を頂きました。 私達の生きるための糧は、リアリティの中にしかない・・

即説呪曰、羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶。般若心経
ということなんだ・・・・

問題を解決しようとしてはいけない。問題を解決すると次の問題が生じます。
でも、人生、人が生きるってことは、解決し続けることなんだなあ・・・

わかるかなぁ・・若いスタッフ諸君。


コメント (1)
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