◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

映画マリー・アントワネットはドラジェの色。

2007-02-02 09:20:24 | いろいろあれこれ
                 毛ぼた餅!
 昨日見てきましたよ。淡々と、ささっと展開して、細かいことはみんな知ってるからいいでしょ? という感じでした。ですから、全く予備知識がなかったらちょっと苦しいかも。でも、色彩がドラジェのようで、とてもすてきです。ドラジェは古くからあるお菓子ですから、もちろん映画の中でもちゃんと出てきました。かわいい犬ちゃんもいっぱい出てきて、すごい料理やかわいいお菓子が山ほど出てきて、フェルゼンが・・・うっそー! こほん、失礼、なにしろ「ベルばら」全巻読んでますから。
 ちなみに、オーストリアはまだ「オーストリー」ではなく「オーストリア」でした。国の名前を漢字で書くと、アメリカは、日本語では米国ですが、中国語では美国、フランスは、日本語では仏国ですが、中国語では法国、これってだれがどうやって決めたのでしょうかね。japan は、ご存じのとおり、漆、漆器という意味で、china は磁器という意味です。うんうん、これは納得。
 今日のお気に入りワード、「金の力に飽かして」、こういう表現は久しぶりに聞きました。フィリピンへ臓器を買いに行くうんぬんという話の中で出てきた言葉ですが、「飽かす」「飽かせる」は、十分にさせるという意味で、「金に飽かして」「金に飽かせて」で、十分お金をかけてという意味になります。でも、実際、あまりいいイメージはないですよね。「金に」が思わず「金の力に」になってしまった、それは、「金にものを言わせて」や「札びらを切る」に近いイメージがあることをはっきり表していて分かりやすいですね。
 私は洋菓子も和菓子も好きなので、ドラジェも、ぼた餅も、大好きです。

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