20キロぐらいランニング
インタビューで「嫌な気分なく働けれるようになりました」と答えた人を見て、「働けれる」も変ですが、それより何より、「嫌な気分なく」という言い方に驚きました。「快適に働ける」とまでは言えないとすると、普通は「前よりは気分よく働けるようになりました」とか、「気分よく」というほどでもないなら「嫌な気分にならずに働けるようになりました」とか言いませんか?
また別の人が「あまり気にならなく入ってはおりましたが」と言うのも聞きましたが、普通は「あまり気にならなくて」「あまり気にならなかったので」と言いますよ。「入ってはおりましたが」と続けていますから、きちんとした言葉遣いでしゃべろうと意識しているようですが、そもそも正しい日本語を知らなければ「あまり気にならず、入ってはおりましたが」とは言えませんね。
変な「~ずに」がまん延し、それならそれで何もかも「~ずに」になりそうなものですが、逆に「~ずに」と言うべきところで「~ず」と言う人もいて、「~ず」も「~ずに」も正しく表現できなくなり、「気にならず」と言えない人が「気にならなく」なんて言う、そういう中途半端な「~なく」もまん延してしまい、そんなこんなで「嫌な気分なく」なんていうのも出てくるのでしょうね。
「明らかにされておらず、不透明だ」と言うべきところで「明らかにされていなく、不透明だ」、「サイズが合わず」と言うべきところで「サイズが合わなく」と言う「報ステ」のナレーション、すごく幼稚に聞こえるから~( ̄д ̄)! 「報ステ」には、完全に「~なく」だと思って原稿を書いている人がいますね。それをそのまま読むナレーターもナレーターだけど。
「何も考えなく、20キロぐらいサイクリング」と伊藤慎祐アナ(石川テレビ)が言ったと以前書きましたが、テレビ番組に出演中のことですから、本人はアナウンサーらしくしゃべったつもりです。普段なら「何も考えないで」と言うところを、少し改まって「何も考えなく」と言った、つまり、「何も考えなく」が改まった言い方だと思い込んでいるのですよ。実際、ニュース番組でも、みんな中途半端に「~なく」と言いますからね、そういうものだと一般の人まで思い込むのは当然です。
「僕には耐えられなく」だの「心配しなく大丈夫」だの、ネット上でちょっと拾い読みするだけでもいろいろ出てきます。前者は「僕には耐えられなくて」の「て」が足りないだけだと分かりますが、後者はどういう意味だか分かりますか? これ、「心配しなくても大丈夫」です。それがなぜ「心配しなく大丈夫」になるんだか~( ̄д ̄)!
「極Kiwami」という番組で見た「豊国は節と節の間が長く・太く、草履の素材として最適」というテロップ、原稿を書いた人も入力作業者も、よくよく考えたのでしょうねぇ、中途半端に「く」で終わる表現ばかりになって久しいですが、こんなことにもなるのですかねぇ┐( ̄д ̄)г。最小限の修正を加えれば「豊国は節と節の間が長くて太いので草履の素材として最適」となりますが、もっと言えば「豊国は茎が太く、節と節の間が長いので、草履の素材として最適」でしょうか。
前に「○の数値が高かったのに全く気にしていないで大量に食べます」について、「気にしていなく」と書いてないだけ幾らかましだと書きましたが、「気にならなく」はありましたね。いつも「~ずに」か「~なく」で、もうだれも「~ずに(~ないで)」と「~ず(~なくて)」を区別していないのですから、はっきりこうだと意識しない、というより、脳がちゃんと意識できない、ひょっとして、何を言いたいのか、自分でもはっきり分からないのではないでしょうか。
インタビューで「嫌な気分なく働けれるようになりました」と答えた人を見て、「働けれる」も変ですが、それより何より、「嫌な気分なく」という言い方に驚きました。「快適に働ける」とまでは言えないとすると、普通は「前よりは気分よく働けるようになりました」とか、「気分よく」というほどでもないなら「嫌な気分にならずに働けるようになりました」とか言いませんか?
また別の人が「あまり気にならなく入ってはおりましたが」と言うのも聞きましたが、普通は「あまり気にならなくて」「あまり気にならなかったので」と言いますよ。「入ってはおりましたが」と続けていますから、きちんとした言葉遣いでしゃべろうと意識しているようですが、そもそも正しい日本語を知らなければ「あまり気にならず、入ってはおりましたが」とは言えませんね。
変な「~ずに」がまん延し、それならそれで何もかも「~ずに」になりそうなものですが、逆に「~ずに」と言うべきところで「~ず」と言う人もいて、「~ず」も「~ずに」も正しく表現できなくなり、「気にならず」と言えない人が「気にならなく」なんて言う、そういう中途半端な「~なく」もまん延してしまい、そんなこんなで「嫌な気分なく」なんていうのも出てくるのでしょうね。
「明らかにされておらず、不透明だ」と言うべきところで「明らかにされていなく、不透明だ」、「サイズが合わず」と言うべきところで「サイズが合わなく」と言う「報ステ」のナレーション、すごく幼稚に聞こえるから~( ̄д ̄)! 「報ステ」には、完全に「~なく」だと思って原稿を書いている人がいますね。それをそのまま読むナレーターもナレーターだけど。
「何も考えなく、20キロぐらいサイクリング」と伊藤慎祐アナ(石川テレビ)が言ったと以前書きましたが、テレビ番組に出演中のことですから、本人はアナウンサーらしくしゃべったつもりです。普段なら「何も考えないで」と言うところを、少し改まって「何も考えなく」と言った、つまり、「何も考えなく」が改まった言い方だと思い込んでいるのですよ。実際、ニュース番組でも、みんな中途半端に「~なく」と言いますからね、そういうものだと一般の人まで思い込むのは当然です。
「僕には耐えられなく」だの「心配しなく大丈夫」だの、ネット上でちょっと拾い読みするだけでもいろいろ出てきます。前者は「僕には耐えられなくて」の「て」が足りないだけだと分かりますが、後者はどういう意味だか分かりますか? これ、「心配しなくても大丈夫」です。それがなぜ「心配しなく大丈夫」になるんだか~( ̄д ̄)!
「極Kiwami」という番組で見た「豊国は節と節の間が長く・太く、草履の素材として最適」というテロップ、原稿を書いた人も入力作業者も、よくよく考えたのでしょうねぇ、中途半端に「く」で終わる表現ばかりになって久しいですが、こんなことにもなるのですかねぇ┐( ̄д ̄)г。最小限の修正を加えれば「豊国は節と節の間が長くて太いので草履の素材として最適」となりますが、もっと言えば「豊国は茎が太く、節と節の間が長いので、草履の素材として最適」でしょうか。
前に「○の数値が高かったのに全く気にしていないで大量に食べます」について、「気にしていなく」と書いてないだけ幾らかましだと書きましたが、「気にならなく」はありましたね。いつも「~ずに」か「~なく」で、もうだれも「~ずに(~ないで)」と「~ず(~なくて)」を区別していないのですから、はっきりこうだと意識しない、というより、脳がちゃんと意識できない、ひょっとして、何を言いたいのか、自分でもはっきり分からないのではないでしょうか。