は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

大山鳴動し?。。。。

2006-01-18 10:06:30 | ニュースから考える

平成13年に、当時の自民党橋本派の政治団体が、日本歯科医師会側から提供された1億円を収支報告書に記載しなかった事件で、政治資金規正法違反の罪に問われている村岡兼造元官房長官(74)に対して検察側は、「政治不信を増大させた」と指摘して、禁固1年を求刑しました。村岡元官房長官は一貫して事件へのかかわりを否定していますが、検察側は17日の裁判で「村岡元官房長官が1億円の不正な処理を決めたことは、派閥の元会計責任者が詳しく証言している」と指摘しました。(NHKオンラインNEWS 01/17 18:32)

果たして村岡さん「お一人」でのされた事なのか?素人目には、背後に複数の「共犯者」がいたのでは?という印象を持ちますね。。。

それにしても、事件発生から既に相当な時間が経過しており、残念ながら今後、俄かに新たな証拠が出て来るとも、到底、思えません。むしろ私的には、ここまで捜査を手間取らせてしまった背景とは何だったのか?という点に疑問が残ります。確かに検察も「お忙しい」からだとは思いますが?些かねえ。。。とは正直な感想であります。。。

この種の事件で、今も懐かしく思い出されるのは、何と云っても、今は引退なさっている中○○さんでしょうね。この方も議員時代は、幾度となく「危ない?場面」を経験なさっていますが、その度に、国会の場で、野党の激しい「質疑」攻めにさらされましたが、最後まで、塀の内側に落ちる「尻尾」を掴ます事なく、静かに「フェイドアウト」されました。まさに天性の「運の良さ」なのか?「押さえどころ」を見抜く感が鋭いのか?上州の「手振りうどん」にも似た見事な「粘り越し」に多くの国民が舌を巻いた事と思います。その点において、今思えば?良くも悪くも「政治家臭い?」方でいらっしゃいました。。。

その点では、同じく政治家としての長いキャリアを持たれる村岡さんなのですが、持ち味とする「朴訥さ」が、逆に仇となって「危機管理」能力がスポイルされる格好になっています。その点では、かっての政敵であった小沢さんに、「土下座」してまで「連立」を求めたとされる「あの方?」の様な、シタタカさを持たない?村岡さんとしては、所詮この種の「ヤバそうな話」には、首を突っ込むべきではなかったと思われます。ちょっと、そんな印象を持ちました。。。

何れにしても、今後とも、裁判の行方を、注意深く見守りたいと思います。。。。