今回の三瓶の旅、もうひとつの目的地は小屋原温泉です。さきほどの蕎麦や千蓼庵からは車で数分のところに熊谷旅館(島根県大田市三瓶町小屋原1014)はあります。
田舎の学校校舎のようなたたずまい。小屋原温泉はこの一軒のみの温泉です。
女将さんに入浴料ひとり500円を払い、奥に入ります。
昔の学校の廊下(笑)の右側の部屋、4室がお風呂・・・
ここは大浴場ではなく貸し切り家族風呂なのです。
一番手前の部屋だけが空いていたので入りました。宿泊客は4湯全部入ることができるそうですが、日帰り入浴は1湯だけ1時間以内ということです。
年季を感じる浴槽と床
大人3~4人くらいが入れる大きさの浴槽。一見したところほぼ透明な湯、硫黄のにおいはありません。
37℃くらいのぬるめの湯。炭酸泉ということでもっとブクブクするのかと思いましたが、浸かってすぐはそれほど泡がたたない、しかししばらくすると体中に気泡がついてきます。
お湯を少しなめてみると、しょっぱくて鉄さびの味もします。浴槽のヘリに手が触ると赤茶けた鉄さびの色が付きます。
源泉かけ流しのお湯は勢いよく絶え間なく供給されています。最初はぬるく感じますが、炭酸とお湯成分の効果か、ジワジワと汗が出てきます。1時間くらい気持ちよく浸かっておれるお湯でした。
きがねなくゆったりとできる貸切風呂。貸切だからこそ、写真も撮れました。
日帰り入浴は午後2時受付が最終ですのでご注意を!3時以降は泊り客のみです。
去年行った千原温泉もすごかったですが三瓶山のまわりは秘湯、名湯が多いですね。また他の温泉にも行ってみたいです。
今回の三瓶の旅記事はこれでおしまい。