気の向くまま日記

広島の気功整体師の日常から~
日常の生活のなかで感じたこと
日々の写真、食べ歩きなど気の向くまま綴っています。

強迫神経症

2007年02月28日 | 臨床日記
今日お昼に外に出るとすごい風でした。春一番はだいぶ前に吹いたそうですから春二番?かもしれません。



鍵をかけたかどうか気になって何度も何度も確認に帰ったり他人から見たら「なんでそんなこと気になるの?」というヘンテコリンなことが無性に気になったりして普通の社会生活に支障をきたすほどの精神状態を強迫神経症といいます。

そんな方が当院にも時々こられます。どんなことがきっかけでそうなったのか自分でもよく分からない場合の治癒はなかなか困難です。先日来られた方もはじめはなにがなんだか分からない状態でしたが頭や体のマイナスエネルギーを浄化していくうち自分でも忘れていた20年前のある不安な出来事がフタがとれたようによみがえって来て涙を流されました。

いやな出来事は記憶にフタをして自分でも”無い”事になっている場合があります。そのことが今の自分の状態にまで尾を引いていたことを理解した時に心の鍵が開きかかえていた重いものが流れていくようです。

後日この方から「かなり気持ちが楽になりました」とメールをいただき『よかった』と思いました。