日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

新しい技術を世界の基準にする

2013-05-27 19:15:26 | ビジネス

昨日エントリをした「人工クモの糸」は、世界中で研究をされていたが、量産化するコトができずにいた。
それを量産化できるしくみを創った、と言うコトがとても画期的で重要なコトだったと思う。
もちろん、その「繊維」の使い道そのものも、重要なコトだ。

そして今朝、FM番組を聞いていたら「可視光通信」と言う、技術の話があった。
別名「LED照明通信」とも呼ばれる、通信システムのようなのだが、FM番組で聞いて理解できる程の理解力がない私は、ただただ「どういうこと???」と、疑問符ばかりが付く話だった。
ただ一つ判ったコトは、電磁波に頼らないためこれまでのようなアンテナ設備が必要では無いらしい(と言うトホホな理解力)、と言うコトだった。
単純な私などは、とすれば・・・先週問題になった「auの人口カバー率」という問題は、解決されるのではないだろうか?などと、考えたのだった。

既にテレビ番組で紹介をされているようなので、ご興味のある方はそちらを見て頂きたい。
NHK2月10日放送・サキどり:日本発!ピカッと輝く新技術“LED照明通信”

FM番組でも話されていたのだが、今この様な「可視光通信」システムは、世界中で研究がされているようだ。
そのメリットは、基地局が造れないような地域にも通信システムネットワークが、構築できる可能性があるからなのだろう。
それだけでは無く、災害により基地局が使えなくなっても、LED照明があれば通信システムは確保される=災害情報などを受信するコトができる。
もちろん、長所があれば短所もある。
今のような基地局を必要とする通信システムと、可視光通信システムを併用するようなカタチで、通信ネットワークが構築される、と言うコトが一番望ましいと言う気がする。

その様な研究の世界最先端が、日本である、と言うコトはチョッと誇らしい気持ちにはなる。
なるのだが、大切なコトは「日本標準=世界標準」にする、と言うコトが重要だと言うコトだ。
そのためにも、知的財産として守るべきトコロは守り、世界に開示できるトコロは開示して、「通信産業」をリードして行く必要があると思う。
政府の後押しも必要かも知れないが、世界からは「ガラパゴス化」してしまった、携帯電話の起死回生というくらいの気持ちで、研究に参加し、世界にアピールする必要があるのではないだろうか?



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