今日の産経新聞に、年金の未統合記録、首相が知ったのは昨年暮れ という記事が、掲載されている。
この記事が、正しいとすれば安倍さんや塩崎さんは、半年近く国民を騙し続けてきたということになる。
この事実を知ったときから、何らかの行動を起こしていればもっと状況は違っていたはずだ。
そして、ミートホープ社による「偽装ミンチ事件」は、当事者はもとより監督官庁でも責任逃れのようなことが起こっていたようだ。
1年以上も前に内部告発があった時、監督官庁でもある農水省は北海道の農政事務所に書類を持っていったとか受け取っていないという話が出ている。
いずれにしても、この問題に関して「注意の対象となっていなかった」ということだけは、ハッキリしてきた。
先日の渋谷で起きた女性専用高級スパ施設爆発事故についても、様々な省庁が「自分のところの責任ではない」と言いはじめているようだ。
「掘削に関しては」、「温泉の届出は」、「施設については」と、自分たちの責任の範疇は「ここまでです」と言っているに過ぎない。
それは、スパを経営している企業も、施設管理をしている企業も同じで、そこから委託され実質的管理をしている企業も、「私たちはこの仕事しか依頼されていません」と言っている。
施設管理をしている企業の場合、委託した企業に「丸投げ」状態だったようにも思える。
今週起きたことだけを取り上げても、事件の当事者のコメントはどこか他人事のようなことばかりだ。
それによって、被害を受けている人は数知れない。
女性専門高級スパ施設に関して言うなら、亡くなられた方もいるのにだ。
「官僚と政治家の想像性がないのは、昔から」と言ってもよいのかも知れないが、それにしても、その想像性の劣化度は加速度的に酷くなっているようだ。
安倍さんは「国民のみなさまにとって、大切なこと」という言葉を、頻繁に使うし、それは安倍さんだけではなく、他の政治家や官僚の皆さんも言う。
そろそろハッキリ言ってみては、どうだろう。
「国民のことなど考えていませんし、想像もしていません。自分たちがよければ日本はよい国だと考え、行動しています」と。
そして、たびたび起こる生活者を欺くような事件を起こす企業のトップも「お客様より、企業(利益)のほうが、大切でした」と。
そのほうが、私たち生活者もイロイロな場面での取捨選択がしやすい。
あまりにも「他人事」のように、平然と自己弁護をする人たちを見ていると、今の日本には「他人事思考が蔓延している」という気がしてくる。
この記事が、正しいとすれば安倍さんや塩崎さんは、半年近く国民を騙し続けてきたということになる。
この事実を知ったときから、何らかの行動を起こしていればもっと状況は違っていたはずだ。
そして、ミートホープ社による「偽装ミンチ事件」は、当事者はもとより監督官庁でも責任逃れのようなことが起こっていたようだ。
1年以上も前に内部告発があった時、監督官庁でもある農水省は北海道の農政事務所に書類を持っていったとか受け取っていないという話が出ている。
いずれにしても、この問題に関して「注意の対象となっていなかった」ということだけは、ハッキリしてきた。
先日の渋谷で起きた女性専用高級スパ施設爆発事故についても、様々な省庁が「自分のところの責任ではない」と言いはじめているようだ。
「掘削に関しては」、「温泉の届出は」、「施設については」と、自分たちの責任の範疇は「ここまでです」と言っているに過ぎない。
それは、スパを経営している企業も、施設管理をしている企業も同じで、そこから委託され実質的管理をしている企業も、「私たちはこの仕事しか依頼されていません」と言っている。
施設管理をしている企業の場合、委託した企業に「丸投げ」状態だったようにも思える。
今週起きたことだけを取り上げても、事件の当事者のコメントはどこか他人事のようなことばかりだ。
それによって、被害を受けている人は数知れない。
女性専門高級スパ施設に関して言うなら、亡くなられた方もいるのにだ。
「官僚と政治家の想像性がないのは、昔から」と言ってもよいのかも知れないが、それにしても、その想像性の劣化度は加速度的に酷くなっているようだ。
安倍さんは「国民のみなさまにとって、大切なこと」という言葉を、頻繁に使うし、それは安倍さんだけではなく、他の政治家や官僚の皆さんも言う。
そろそろハッキリ言ってみては、どうだろう。
「国民のことなど考えていませんし、想像もしていません。自分たちがよければ日本はよい国だと考え、行動しています」と。
そして、たびたび起こる生活者を欺くような事件を起こす企業のトップも「お客様より、企業(利益)のほうが、大切でした」と。
そのほうが、私たち生活者もイロイロな場面での取捨選択がしやすい。
あまりにも「他人事」のように、平然と自己弁護をする人たちを見ていると、今の日本には「他人事思考が蔓延している」という気がしてくる。