日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

「やっぱり」と思う出来事

2006-01-20 21:07:35 | アラカルト
テレビのニュースや新聞各社のWEBサイトで、報道されている「米国産牛肉に危険部位」。
「やっぱり」という気持ちのほうが、大きいのは私だけではないと思う。
以前から、米国での牛肉処理については「大雑把過ぎる」という指摘があったからだ。
それを「政治的問題解決」として、輸入再開をしてみたら「やっぱり、危険部位を輸入していた」ということ。
これを受けて強行に輸入再開を迫ってきた、米国はどう対応するのだろう?
もし今回のようなことがなければ、早々に輸入牛肉の対象月齢30ヶ月未満に引き上げさせたかったはずだからだ。
もしかしたら「日本は、このような問題に神経質になりすぎる」と、反論するのかも知れないが・・・自給率の低い日本では「食の安全」は、「国民の生命線」でもあるということを、米国も知るべきだろうし、少なくとも「日本の市場」では、それが当然要求されている事だと認識すべきだろう。

「ライブドアの証取法違反」は、自殺者を出しただけではなく、意外な事件まで露呈させてしまったのだろうか?というよりも、「ライブドア」という企業幹部の資質の一端を見せてしまうような事件が、大阪であったようだ。
架空取引:着服で元ライブドア役員に有罪判決 大阪地裁という、毎日新聞のWEBサイトでの記事だ。
「お金儲け」が高じて、着服までしてしまったのか?
ひとつの企業で、これだけ「お金」にまつわる事件が多いと、「仕事をして儲ける」のではなく「お金に人生を使われている」という気がしてくる。
「下賎な生き方」と、いうのだろうか・・・。
「好きな本を買ったり、時々美味しいものや好物を我慢せずに食べるためには『お金は必要』だが、それに使われる人生は味気ない」と言ったのは、確か数学者の森毅先生だったと思うが、本当にさみしい生き方しかできない人たちが集まった企業だったのかも知れない。

先週エントリーした「楽天サッカー雑誌」のフォロー。
「ロボティック・ライフスタイル」のロボカーサさんからコメントも頂いているので、キチンとお返事をしたいと思う。
今回は「イングランド(代表&プレミアリーグ)特集」でした。
まず、買っていません!立ち読みで済ませました。
とても、読みにくい雑誌です。
で、編集の「ロックとサッカーの融合」ですが・・・よく分からない(私の理解を超えているのか?)。
ブリティッシュロックのお好きな方は、よくご存知のとおりイギリスのロックミュージシャンは、実にサッカー好きな人が多い。
自分でサッカークラブを持っているミュージシャンも、何人かいる。
有名なところでは、ロッド・スチュアートだろう。
まぁ、そういう事情あっての「イングランド特集」だったのかも知れないが、そんな感じはまったくナシ。
で、目玉の「雑誌とネット販売の融合」ですが、そのような頁があったのか???という程度で、私は見つけられませんでした。
「二番煎じ」にもなっていない。
マーケティング的に言うと、「位置付けの分からない商品」という感じ。