日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

「文武両道」?

2005-08-20 11:44:48 | スポーツ
スッカリ、夏風邪にやられてウンウンうなる昨日でした(爆)。

「エコ型ホテル」にトラックバックくださった三重大生の過酷な日々・・・のbobobobo_0709さん、ありがとうございました。
夏風邪は良くなりましたか?
同じ愛知県民のようですので、「暑い」ということはよく分かるのですが、冷房による温度調節は、くれぐれも慎重にしてくださいね。
今のお若い方は、肌掛け布団とかタオルケットなどを使われないのでしょうか?
私は、寝ゴザにタオルケット、氷枕で寝ていますが・・・。

昨日の讀賣新聞WEB版に運動で脳も“持久力”向上?乳酸代用で糖を節約という記事が、掲載されていた。

「文武両道」とは、今日決勝戦が行われる高校球児の紹介に使われる常套句である。
しかし、解剖学者の養老孟司先生は「体を動かすことで、脳は理解をし覚える。その繰り返しで、体は自然に動くことを覚える。それこそが、文武両道である」と、著書の中で書かれている。
その解釈と一般的に使われる「文武両道」の解釈は、若干違うような気がしていた。

高校球児などに使われる「文武両道」というのは、「勉強も体育もできる」というニュアンスが強いのだが、出場校の多くは「文担当」と「武担当」というよう分かれているのではないだろうか?
少なくとも私の出身高校が、甲子園に出場した時に紹介された「文武両道」とは、そんな感じだった。
野球部の生徒だから勉強ができるのではなく、野球部以外の生徒の勉強ができ、偏差値の高い大学への進学をしていたのだ。
だから、高校球児の「文武両道」という誉め言葉を聞くたびに「それって、違う」という思いをもっていた。
確かに、偏差値の高い大学へ進学する野球部の生徒もいるとは思う。
思うのだが、それは一握りの選手に限られていると思ってた。

ところが、この記事を見ると決してそうではないらしい。
コンスタントにスポーツをすることで、脳の集中力が維持できるようなのだ。
解剖学者の養老先生の意見とも違う、「文武両道」ということになりそうだ。
それもスポーツの場面では何かと「悪者」にされている「乳酸」が、「脳の集中力」のキーポイントというのは・・・。
スポーツをされる方ならご存知だと思うが、いわゆる筋肉痛の原因は「乳酸が筋肉に疲労物質としてたまるから」といわれている。
だからこそ「乳酸」に着目したキリンビバレッジ「903」という商品が、ヒットしたのである。
それが「脳の中」では、「乳酸を栄養として」活動をしている・・・。

これからのスポーツドリンクの考えが、変わるかも知れないのだが、それよりも「スポーツ」そのものの考えかたと、日常生活でのアプローチが変わっていくかも知れない。