日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

しあわせって何だっけ?

2005-08-13 21:44:02 | ライフスタイル
「変わらなきゃ、変えなきゃ・・・」のエントリーにコメントを下さった、兵庫県の某職員さん。ありがとうございました。
本当に、お久しぶりです。
「現実と理想」の狭間で仕事をしているのは、民間に限らず行政も同じなのかも知れませんね。
ただ、バブルが崩壊した後「行政=公務員を目指す若い人たち」の志に、疑問を感じないわけではありません。
そして、ご指摘がある通り「一部の歪んだ受益者と公務員、政治家との関係」がある限り、難しいことは多いでしょうね。
それを是正したいと思っている、公務員の方も少なくないと思います。
「仕事を創る」という意味は、民間であれ公務員であれ同じだと思います。
「変わる」ということは、摩擦と膨大なエネルギーが必要です。
奮闘される「数多くの某職員」さんに「エールを送りたい」と思います。

「アサヒビールお客様生活文化研究所」というアサヒビールのシンクタンク会社が 「しあわせ6ヶ国比較」 がリリースされている。
調査目的は 
「しあわせ回路」の発見と今後求められる「しあわせ観」を追求する「しあわせ研究」の第2弾。今回は日本、中国、アメリカ、イギリス、スウェーデン、イタリアで「しあわせ意識」を調査し、比較しました。それぞれの国の特徴と日本人のしあわせが明確に現れています。

だとういう。
この調査を見ると、日本人の生活満足度は他の国々と比べると決して高くは無い。
何故なんだろう?
経済的には「やや上向き傾向にある」といわれている。
街中には、海外の有名ファッションブランドが溢れ、チョッと頑張ればそれらを手に入れることもできる。
基本的生活の部分では、満足できるはずなのに・・・精神的な充実感が得られていない。
これが、日本の平均的な生活者像なにだろうか?

高度成長やバブルの頃のような「満足度」では、「虚しい」生活者。
そこに、新しいライフスタイルや、ビジネスチャンスがある。
ビジネスチャンスは、民間だけではなく、行政にとっても「受益者にとっての仕事を創る」チャンスのはずだ。