はんどろやノート

ラクガキでもしますか。

マンガロン

2006年01月05日 | まんが
 えーと、以前こうの史代さんの記事を書いたときに「足をしっかり描く」ということをかいておきましたが、説明なしだったのでそのことについて。
 「足をしっかり描く」とはつまりアタマからツマサキまで「全身を描く」ということですね。いまのまんが雑誌を開いてごらんなさい、ほとんどのまんがは胸から上のバストショットと顔だけのアップショットとそれから会話で進みます。そのとき「足」はどこにあるのですか?
 こうのさんはそれをしっかり描くのです。もちろん「手」も。
 「全身を描く」と「顔」はちいさくなって表情がみにくくはなります。しかしその分、背景である「空間」がひろびろとなります。すると「少年」が走り、飛び、転ぶことが自由になるのです。そんな少年まんがを僕は読みたい。むかしは柔道まんがもまるで空中戦だったよ。 

 ところで、こうの史代さんのまんががいま(?)大英博物館に展示されているとか!つまりこれは今僕はともだち自慢をしているわけですが、あんまり遠くにいかないで~。

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