3八銀
「3八銀」――― まあこれしかないですよね、初手は。
初手5六銀は、3七玉と逃げられていけません。3七から2筋に逃げられるとアウト。 なので、「3八銀」です。
2手目で分岐があります。
(1)5七玉 これが作意(正解)で、21手詰。
(2)4六玉 4七歩以下の21手駒余り詰。(=“変化”という扱いになる)
[(2)変化4六玉以下の手順] まずこちらから解説。
4六玉、4七歩、同角成、同銀、同玉に、2九角と打ちます。これに対し(a)3八歩と(b)4六玉があります。
(a)3八歩なら5六銀と引く手がかっこいい。
これに対し同歩なら4五竜、4六玉なら5五角で簡単。5六同玉と取る手には、6六竜(3八角からでも詰む)、4七玉、6七竜、4六玉、3七竜、同玉、3八金、4六玉、4七金、まで(19手駒余り)。
(この2九角~5六銀~6七竜~3七竜という動きがちょっといいのでこの変化を入れるよう作図しました。)
次に、2九角に、(b)4六玉の変化ですが、6六竜、5六香(桂)、5五竜、同飛、同角、同玉、6七桂、4四玉、3四金、4五玉、5六角、4六玉、4七飛まで詰み(21手駒余り)。
(この手順で、6六竜のところで、先に5五角、同飛として6六竜としても詰みます。その場合、21手で駒が余らず詰みになる変化もあり、そうすると「変同(変化同手数)じゃないか!」と文句言われそうなのですが――この微妙な件についてはまたこの記事の最後で。)
なお、初手から3八銀、4六玉、4七歩、同角成、このタイミングでの6六竜は、5六馬とされると――
これは歩がないので詰まなくなる。
以上(2)4六玉以下の変化の説明を終わります。
では、本筋「3八銀、5七玉」にまいりましょう。
5七玉 6六竜 4六玉
絶対に6八玉と入玉されるのは防がなければいけません。なので「6六竜」は必然ですね。
5六竜 同歩
さてここでどうするか。 見れば、4七歩は“打ち歩詰”の禁じ手になっています。
5五竜は同飛、同角、同玉…これは詰みません。
他に手がありませんし、5六竜と取ってみましょう。
5五角
で、どうするか?
4七歩はここでは“打ち歩禁”ではないですが、5七玉~6八玉と逃げられます。とにかく、6八に逃げられるとまずいのです。
6八角を打ってみたくなります。でもそうすると5七合駒(または歩成)と応じられたときに、またこれが“打ち歩禁”の図で困りますね。
1三角も3五歩合でダメ。
5五角打は、同飛と取ってくれればよいのですが、取らないで5七玉と逃げられると、やはり6八への遁走が防げません。
コマッタ、コマッタ。
しようがないので(笑)、「5五角」とやってみましょう。
5五同玉
ハイ、この手がこの詰将棋の“狙いの一手”。
「5五角」に5七玉なら、4六角打と角を繋いで玉の6八への侵入を阻止することができます。5五角、5七玉、4六角打、同飛、同角、同玉、4七飛、5五玉、6七桂までの詰み。「5五角」に同飛は、4七歩と打って、5七玉なら4六角まで、4五玉なら2三角~3四角成の詰みとなる。
というわけで「5五角」は、「同玉」と取ることになります。
7七角
「5五角、同玉」に、「7七角」と打ち替えるのがこの詰将棋の“作意”。
ですがその前に――
[紛れ:9手目3七角] ここで3七角という有力にみえる手がありますので、検討してみましょう。
3七角に4六合駒は、6七桂から簡単に詰みなので、この3七角が決め手に見えます。ところが3七角には、4六飛、同角、4四玉となって(下図)、
この局面が不詰なんですね。攻め方の攻撃力が強くいかにも詰みそうなのに、実は詰みがない。
(a)4五歩は4三玉で逃れ。(4五同玉は詰み)
(b)3五角も4三玉(または3三玉)でやはり逃れ。
(c)3四金、4五玉、3五金は、4六玉、4五飛、5七玉にて逃れ。
(d)3四金、4五玉、5五飛、4六玉、5六飛、4五玉――またまた“打ち歩禁”の図が出現し、これは打開不能。
この紛れ筋を面白いと思い、なんとか組み入れたいと考えたので、この詰将棋は初形がちょっと厳つい形になりました。
作者としましては、解答者がこの3七角からの変化に「あれおかしいな詰まないな」と一通り悩んだ上で、「あっそうか7七角だ!」と正解手を発見していただけたとしたならば、それこそ作者冥利に尽きるということです。
4六玉 6八角
さて5五角と角を捨てて、「7七角」と打ち替えました。 この打ち替えに何の意味があるのか?
「7七角」に、6六に合駒するのは同金があるので、「4六玉」と逃げます。
そこで「6八角」。 これがねらいです。
4手前の局面で「6八角」とすると“打ち歩禁”だったのに、今度はそうではない、というのが重要です。要するに8八の角を捨てて消して、それから「6八角」を実現させた、ということになります。
(前作で「“打ち歩禁”を飛車捨てで解決する」というのをやったので、次は「角捨てで解決する」をやってみようというのが動機となり、これを考えました。前作とは「打ち替える」のがちがいますね。)
さて「6八角」に、どう応じるのが最善(長手数になる)か?
5七飛
「5七飛合」が正解です。
これ以外の合駒(または5七歩成)だと、4七歩、5五玉、その次に▲6七桂と▲7七角の二つの手があって早く詰む。これを同時に防ぐのが「5七飛」。
5七同角 同歩成 4七歩 5五玉 6七桂 同と 5六飛 4四玉 3四金
まで21手詰
「5七飛」は「同角」と取って詰み。
詰め上がり図
出題の時、ヒントに「難問、というほどではないが」と書いて、難問を匂わせたのですが、実際それほどの難問というわけでもないですね。ただ、問題図が、駒数が多く倦厭されそうな図になってしまったので、「難問かもよ」と言うことで、逆に「どれ、解いてみようか」という気持ちを刺激して解図欲を誘う――という作戦に出たわけでした。
もっとも、作った本人にとっては、自分は答えが最初からわかった上で創作しているものですから、出来上がったものが簡単なのか難問なのか、自分にはいつもさっぱり判断できない、というのが本当のところです。
【最後に:あれは変化同手数なのか?の問題】
下の変化図は、初手より3八銀、4六玉、4七歩、同角成、同銀、同玉、2九角、4六玉としたところです。
ここで6六竜から「21手駒余り」になるという解説をしました。
で、それとは別にここで先に5五角でも詰みます。手順は、5五角、同飛、6六竜、5六香(桂)、5五竜、同玉、6七桂、4四玉、3四金、4五玉、5六角、4六玉、4七飛まで詰(21手駒余り)。これは単に手順前後があっただけで同じこと、手数も同じ21手駒余り。(“変化”なので手順前後があってもそこは問題なしですね。)
しかし5五角、同飛、6六竜、5六香(桂)のときに、このとき一歩を手にしているので4七歩という手があります。以下4五玉、5五竜、同玉、6七桂、4四玉、3四金、4五玉、4六飛となって詰みですが、これは21手で駒余りなし。
さあこれをどう考えるか。 整理しますと
初手より▲3八銀
2手目(1)△5七玉 →21手詰
(2)△4六玉
9手目(ア)▲6六竜以下 →21手詰(駒余り)
(イ)▲5五角以下 13手目(A)▲5五竜 →21手詰(駒余り)
(B)▲4七歩 →21手詰
と、こういうことになります。
つまり、△が2手目4六玉を選び、9手目に▲が5五角、さらに13手目に▲4七歩を選択すると「21手詰」(駒余らず)になってしまう。すると、これは正解手順と同手数(で持駒も余らず)―――つまり“正解が2つ”になってしまうのでは? という問題。
私はそうは思わない(この場合は「変同」ではないと考える)、ということを一応ここで書いておきますね。以下の理由によるものです。
詰将棋の正解手順を決めるルールとして、(1)攻め方▲は最善の手を選ぶ、(2)玉方△も最善手順を選ぶ、ということになっています。 (1)攻め方▲の最善とは「最短手順で攻める +なるべく駒をたくさんとる」で、(2)玉方△の最善とは、「最長手順で応じる +なるべく攻め方に駒をとらせない」だと思います。
だとすれば、変化手順の9手目や、13手目、攻め方▲の手の選択としては、なるべく駒を取れる変化を選ぶべきだと考えます。よって4六玉以下の変化は「21手駒余り」になる。
したがって「正解手順」は2手目5七玉以下の21手詰。
(よって、したがって、 …受験数学の証明問題みたいだ~。)
ただこのあたりの微妙さがこの詰将棋には含まれていたので、出題時に「4四で詰みます」と掲げておきました。「どれが正解なのかわからない」ということのないように。
ですが「変同がどうした」とか、こうしたことはちょっと理屈っぽすぎるかも、ですね。
そもそもこうした詰将棋の細かなルールは、詰将棋を扱う雑誌(詰将棋パラダイス、近代将棋、将棋世界など)が昭和の時代に、その性質上、「解答手順の一本化」のために必要だったからつくられたものと思います。雑誌の編集の都合、ということです。とくに懸賞問題などの。
おおざっぱに言えば、「読みきりゃいいのだ」とも言えます。本来の「詰将棋」は、そういうものなのですね。詰ますことができるかどうか。 それと、解く人(と作る人)が楽しめたかどうか。
「3八銀」――― まあこれしかないですよね、初手は。
初手5六銀は、3七玉と逃げられていけません。3七から2筋に逃げられるとアウト。 なので、「3八銀」です。
2手目で分岐があります。
(1)5七玉 これが作意(正解)で、21手詰。
(2)4六玉 4七歩以下の21手駒余り詰。(=“変化”という扱いになる)
[(2)変化4六玉以下の手順] まずこちらから解説。
4六玉、4七歩、同角成、同銀、同玉に、2九角と打ちます。これに対し(a)3八歩と(b)4六玉があります。
(a)3八歩なら5六銀と引く手がかっこいい。
これに対し同歩なら4五竜、4六玉なら5五角で簡単。5六同玉と取る手には、6六竜(3八角からでも詰む)、4七玉、6七竜、4六玉、3七竜、同玉、3八金、4六玉、4七金、まで(19手駒余り)。
(この2九角~5六銀~6七竜~3七竜という動きがちょっといいのでこの変化を入れるよう作図しました。)
次に、2九角に、(b)4六玉の変化ですが、6六竜、5六香(桂)、5五竜、同飛、同角、同玉、6七桂、4四玉、3四金、4五玉、5六角、4六玉、4七飛まで詰み(21手駒余り)。
(この手順で、6六竜のところで、先に5五角、同飛として6六竜としても詰みます。その場合、21手で駒が余らず詰みになる変化もあり、そうすると「変同(変化同手数)じゃないか!」と文句言われそうなのですが――この微妙な件についてはまたこの記事の最後で。)
なお、初手から3八銀、4六玉、4七歩、同角成、このタイミングでの6六竜は、5六馬とされると――
これは歩がないので詰まなくなる。
以上(2)4六玉以下の変化の説明を終わります。
では、本筋「3八銀、5七玉」にまいりましょう。
5七玉 6六竜 4六玉
絶対に6八玉と入玉されるのは防がなければいけません。なので「6六竜」は必然ですね。
5六竜 同歩
さてここでどうするか。 見れば、4七歩は“打ち歩詰”の禁じ手になっています。
5五竜は同飛、同角、同玉…これは詰みません。
他に手がありませんし、5六竜と取ってみましょう。
5五角
で、どうするか?
4七歩はここでは“打ち歩禁”ではないですが、5七玉~6八玉と逃げられます。とにかく、6八に逃げられるとまずいのです。
6八角を打ってみたくなります。でもそうすると5七合駒(または歩成)と応じられたときに、またこれが“打ち歩禁”の図で困りますね。
1三角も3五歩合でダメ。
5五角打は、同飛と取ってくれればよいのですが、取らないで5七玉と逃げられると、やはり6八への遁走が防げません。
コマッタ、コマッタ。
しようがないので(笑)、「5五角」とやってみましょう。
5五同玉
ハイ、この手がこの詰将棋の“狙いの一手”。
「5五角」に5七玉なら、4六角打と角を繋いで玉の6八への侵入を阻止することができます。5五角、5七玉、4六角打、同飛、同角、同玉、4七飛、5五玉、6七桂までの詰み。「5五角」に同飛は、4七歩と打って、5七玉なら4六角まで、4五玉なら2三角~3四角成の詰みとなる。
というわけで「5五角」は、「同玉」と取ることになります。
7七角
「5五角、同玉」に、「7七角」と打ち替えるのがこの詰将棋の“作意”。
ですがその前に――
[紛れ:9手目3七角] ここで3七角という有力にみえる手がありますので、検討してみましょう。
3七角に4六合駒は、6七桂から簡単に詰みなので、この3七角が決め手に見えます。ところが3七角には、4六飛、同角、4四玉となって(下図)、
この局面が不詰なんですね。攻め方の攻撃力が強くいかにも詰みそうなのに、実は詰みがない。
(a)4五歩は4三玉で逃れ。(4五同玉は詰み)
(b)3五角も4三玉(または3三玉)でやはり逃れ。
(c)3四金、4五玉、3五金は、4六玉、4五飛、5七玉にて逃れ。
(d)3四金、4五玉、5五飛、4六玉、5六飛、4五玉――またまた“打ち歩禁”の図が出現し、これは打開不能。
この紛れ筋を面白いと思い、なんとか組み入れたいと考えたので、この詰将棋は初形がちょっと厳つい形になりました。
作者としましては、解答者がこの3七角からの変化に「あれおかしいな詰まないな」と一通り悩んだ上で、「あっそうか7七角だ!」と正解手を発見していただけたとしたならば、それこそ作者冥利に尽きるということです。
4六玉 6八角
さて5五角と角を捨てて、「7七角」と打ち替えました。 この打ち替えに何の意味があるのか?
「7七角」に、6六に合駒するのは同金があるので、「4六玉」と逃げます。
そこで「6八角」。 これがねらいです。
4手前の局面で「6八角」とすると“打ち歩禁”だったのに、今度はそうではない、というのが重要です。要するに8八の角を捨てて消して、それから「6八角」を実現させた、ということになります。
(前作で「“打ち歩禁”を飛車捨てで解決する」というのをやったので、次は「角捨てで解決する」をやってみようというのが動機となり、これを考えました。前作とは「打ち替える」のがちがいますね。)
さて「6八角」に、どう応じるのが最善(長手数になる)か?
5七飛
「5七飛合」が正解です。
これ以外の合駒(または5七歩成)だと、4七歩、5五玉、その次に▲6七桂と▲7七角の二つの手があって早く詰む。これを同時に防ぐのが「5七飛」。
5七同角 同歩成 4七歩 5五玉 6七桂 同と 5六飛 4四玉 3四金
まで21手詰
「5七飛」は「同角」と取って詰み。
詰め上がり図
出題の時、ヒントに「難問、というほどではないが」と書いて、難問を匂わせたのですが、実際それほどの難問というわけでもないですね。ただ、問題図が、駒数が多く倦厭されそうな図になってしまったので、「難問かもよ」と言うことで、逆に「どれ、解いてみようか」という気持ちを刺激して解図欲を誘う――という作戦に出たわけでした。
もっとも、作った本人にとっては、自分は答えが最初からわかった上で創作しているものですから、出来上がったものが簡単なのか難問なのか、自分にはいつもさっぱり判断できない、というのが本当のところです。
【最後に:あれは変化同手数なのか?の問題】
下の変化図は、初手より3八銀、4六玉、4七歩、同角成、同銀、同玉、2九角、4六玉としたところです。
ここで6六竜から「21手駒余り」になるという解説をしました。
で、それとは別にここで先に5五角でも詰みます。手順は、5五角、同飛、6六竜、5六香(桂)、5五竜、同玉、6七桂、4四玉、3四金、4五玉、5六角、4六玉、4七飛まで詰(21手駒余り)。これは単に手順前後があっただけで同じこと、手数も同じ21手駒余り。(“変化”なので手順前後があってもそこは問題なしですね。)
しかし5五角、同飛、6六竜、5六香(桂)のときに、このとき一歩を手にしているので4七歩という手があります。以下4五玉、5五竜、同玉、6七桂、4四玉、3四金、4五玉、4六飛となって詰みですが、これは21手で駒余りなし。
さあこれをどう考えるか。 整理しますと
初手より▲3八銀
2手目(1)△5七玉 →21手詰
(2)△4六玉
9手目(ア)▲6六竜以下 →21手詰(駒余り)
(イ)▲5五角以下 13手目(A)▲5五竜 →21手詰(駒余り)
(B)▲4七歩 →21手詰
と、こういうことになります。
つまり、△が2手目4六玉を選び、9手目に▲が5五角、さらに13手目に▲4七歩を選択すると「21手詰」(駒余らず)になってしまう。すると、これは正解手順と同手数(で持駒も余らず)―――つまり“正解が2つ”になってしまうのでは? という問題。
私はそうは思わない(この場合は「変同」ではないと考える)、ということを一応ここで書いておきますね。以下の理由によるものです。
詰将棋の正解手順を決めるルールとして、(1)攻め方▲は最善の手を選ぶ、(2)玉方△も最善手順を選ぶ、ということになっています。 (1)攻め方▲の最善とは「最短手順で攻める +なるべく駒をたくさんとる」で、(2)玉方△の最善とは、「最長手順で応じる +なるべく攻め方に駒をとらせない」だと思います。
だとすれば、変化手順の9手目や、13手目、攻め方▲の手の選択としては、なるべく駒を取れる変化を選ぶべきだと考えます。よって4六玉以下の変化は「21手駒余り」になる。
したがって「正解手順」は2手目5七玉以下の21手詰。
(よって、したがって、 …受験数学の証明問題みたいだ~。)
ただこのあたりの微妙さがこの詰将棋には含まれていたので、出題時に「4四で詰みます」と掲げておきました。「どれが正解なのかわからない」ということのないように。
ですが「変同がどうした」とか、こうしたことはちょっと理屈っぽすぎるかも、ですね。
そもそもこうした詰将棋の細かなルールは、詰将棋を扱う雑誌(詰将棋パラダイス、近代将棋、将棋世界など)が昭和の時代に、その性質上、「解答手順の一本化」のために必要だったからつくられたものと思います。雑誌の編集の都合、ということです。とくに懸賞問題などの。
おおざっぱに言えば、「読みきりゃいいのだ」とも言えます。本来の「詰将棋」は、そういうものなのですね。詰ますことができるかどうか。 それと、解く人(と作る人)が楽しめたかどうか。
ちなみに2手目46玉の自分の詰手順は
55角、同飛、47歩、同角成、66竜、56馬?、47歩、45玉、56銀、同飛、同竜、同玉、57飛以下というものです。どうやら66竜に45玉の逃げをうっかりしていました。詳しい解説おつかれさま。
>55角、同飛、47歩、同角成、66竜、
この順は、検討してなかったので、虚を突かれた感じでハッとしました。これなら歩が2度打てますね。