浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「ブッダのことば」より。

2017-02-20 00:10:39 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

          ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

     
               第三 大なる章 

               11、ナーラカ

685、仙人は(神々の)その声を聞いて急いで(人間世界に)降りてきた。
       そのときスッドーダナ王の宮殿に近づいて、そこに坐して、
       シャカ族の人々に次のようにいった、
       「王子はどこにいますか。わたくしもまた会いたい。」

686、そこで諸々のシャカ族の人々は、その児を、
       アシタという(仙人)に見せた。
       ―――溶炉で巧みな金工が鍛えた黄金のようにきらめき
       幸福に光輝く尊い顔の児を。

687、火炎のように光り輝き、
       空行く星王(月)のように清らかで、
       雲を離れて照る秋の太陽のように輝く児を見て、
       歓喜を生じ、昂(たか)まる喜びでわくわくした。


            ~ 感謝・合掌 ~ 


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