~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第四 八つの詩句の章
三、悪意についての八つの詩句
780、実に悪意をもって(他人を)誹る人々もいる。
また他人から聞いたことを真実だと思って(他人を)誹る人々もいる。
誹ることばが起こっても、聖者はそれに近づかない。
だから聖者は何ごとについても心の荒むことがない。
781、欲にひかれ、好みにとらわれている人は、
どうして自分の偏見を超えることができるだろうか。
かれは、自ら完全であると思いなしている。
かれは知るにまかせて語るであろう。
782、ひとから尋ねられたのではないのに、
自分が戒律や道徳を守っていると言いふらす人は、
自分で自分のことを言いふらすのであるから、
かれは「下劣な人」である、と
真理に達した人々は語る。
~ 感謝・合掌 ~