笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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THE MANZAI 2011 ネタ以外感想

2011年12月19日 | テレビ

THE MANZAI2011の番組感想です。
ネタ以外で思ったことを
だらだらと。

まずは
審査システムについて。

視聴者参加型ワラテンについて
かなり懸念していたのです。
こんなブログをやっていてなんですけど
視聴者なんかの意見をきいて良いことなんて
ほとんどない
と思っていたので。
その他大勢の意見なんて
まあまあな結果になりがちで
番組の軸がブレるのでは?と。
またファンの多さによる組織票の可能性も否定できない。

今回見て思ったのは
わりとみんな誠実に押している
ということ。
ネタ見ながらだと
考えながら押している暇がないんですよね。
私も参加したんですけど、
銀シャリに90点入れてました。あれ?
単純に押しやすかったみたいです。

それから
M-1とは違い
審査員は点数を入れるのではなく
一番面白かったコンビに投票するという制度。
点数にするとそれなりの評価が芸人に与えられるけど
投票制だと、1組に集中しやすく、ダントツや0票と
明暗がぱっくり。
あれではかわいそう。
という意見をちらほら見聞きしました。

まあそれもそうだと思いますけど
あと何か言うとすれば(何でわざわざ…)

審査員に言い訳を与えなくて
いいよね。

同点にして逃げる
という選択肢がなくなる。
「あの審査員はこういうタイプの芸人やネタには厳しい」
などと
視聴者にとっては妄想、
芸人にとってはレース対策がしずらいのも良い。
切り捨てる感じで厳しいけど
すっきりしていてわかりやすい。
これだけ書いて
なんだよと思われるかもですが、
審査システムに文句はありません。

その他出演者陣について。

肩ひじ張らない柔和な司会のナインティナイン
必要以上に厳しいコメントをしない審査員
たけしさんのやさしいコメント。

嫌な緊張感がない楽しい空気の演出に
一役かってましたが
何より良かった
と思うのは
爆笑問題の登場です。

ドッキリ的演出で
隣のスタジオにいた爆チュー問題の格好したふたりを拉致。
裏番組に出ているたけしさんの変わりに
ファイナルラウンド4組の漫才を
国民ワラテンと一緒に振り替える
というところから最後までいました。
突然連れてこられたため
そして審査する重荷もないため
最初はあれこれ言ってたけど
ネタが始まるや
大いに楽しんでいた。
会場に座っている芸能人の笑いを
全部集めても比べ物にならないくらい
だれよりも笑っていた。
年末の検索ちゃん祭でも感じる事ですが、
漫才に対する
芸人に対する
ひいては笑いへの惜しみない尊敬と愛情が
画面いっぱい映っていました。
漫才を長くやってきた爆笑問題がこんなに楽しんでいることが
この番組を後半楽しくさせた要因だとさえ思います。

その他総評。
ネタ番組として大いに楽しめたTHEMANZAI2011。
こういうレースものをやると
だいたい文句言ってくる低俗な…(おっと失言)
もとい真面目で無粋なひとたちがいますよね。

全部エンターテイメントだっちゅーの。
スポーツじゃありませんことよ。

と言いたい。
基本的に笑いに順位なんてつけられないのさ。
絵画や音楽に1位を決められないように。
でこれはどういうエンタメだったかというと、
漫才を勝負形式にして
最高の16組のコンビを選び出し
最高の漫才を見せる番組だったんです。
視聴者側は審査の心を捨てなきゃなりません。
どうなろうと
選ぶのは自分ではないし
誰か特定の人が選ばれようが
自分のNo1は揺るがないのだ。

毎年毎年同じこと言って
すいません。
見どころはだれが1位になるか
というところ以外にもいっぱいある。
悲喜こもごものドラマを見よ。
芸人さんたちの熱さを見よ。
技術とたたずまいとその才能を見よ。
それがちゃんと全部画面に映っていたじゃない。
というわけで
来年も見たい。
M-1と比べて人数を多くしたことにも
ネタにバラエティが出て
良かった。
来年時間の関係で減ったりして。
いやいや、来年もお願いお願い。
今日のおかっちmcが
楽しみだあ。
では。

そういえば
本日
金総書記が死亡しました。
あ!
と磁石の漫才を思い出して
THE MANZAIのことを
職場で話すことができました。
総書記系拍手。
ねえ、これ大会がニュースの発表前で良かったねえ。
後だったら、
ネタに入れられないもの。

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