笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

我が家のテレビ教育

2011年12月09日 | ユズ師匠
プロフィールにも載せていますが
6歳の娘がおります。
賢くて優しくて
そうね
ちょうどいまラピュタがテレビでやっておりますが、
ジブリのヒロインみたいな子です。
ちなみにキャラでいうと
『千と千尋の神隠し』のハクに似てます。
髪型と精悍な感じが。

とえんえん娘自慢をしている場合ではなかった。

それでね
我が家はちょっと変わっていて
お母さんが無類の「笑い」好きっていう。

基本的に娘が自分の意思で見たいもの以外
テレビでついているのは
録画したバラエティ番組です。
時間だけダラダラ過ぎていく
カス(!)みたいなバラエティではないです。
主に深夜帯の
わたし目線で「良質」バラエティだと思えるものを
流しています。

ですから、
うちの娘は
有吉さんが浅い時間帯で売れっ子になる前から
認識しておりましたし、
おぎやはぎもバナナマンも
東京03もバカリズムも知っています。
あらびき団を見せていたため
楽しんごさんがブレイクするだいぶ前から
「ドドスコ」ができましたし、
ちょっと前だと
オリラジ藤森さんの「かわうぃーね」は
流行るころには飽きていました。

しかしです。
それなりにママ検閲は入ります。
ゴッドタンは
覚えて人前でやってしまうには
知識がなさすぎる。
また
あやまんJAPANは
流行るだろうし面白いとは思うけど
センスは良くない
という理由で見せてませんでした。
(保育園で大流行なので、もはや無理だけど)

また
あつあつおでんや
罰ゲームで水にドボンなどは
お約束
という認識で
思考がとまらないように
常に
「あれはどうなの?
 あそこまでやる必要がある?
 そして、オモシロいのかどうか?」

やや真面目な顔で言います。
暴言、暴力と笑いの連動は
子どもに真似はできない。
とも思いますし、
もっとも大事なのは
オモシロに見合う
過酷性なのかどうか
ということです。

そして
一貫して
「面白くない」と簡単に判断するな
と言ってきました。
面白くないと思った時点で
面白ろがれなかったひとの負けなんだよ
とやや偏っているのを知っていますが
いい続けていました。

どんなに心で面白がれなくても
簡単に負けを認めてはいけません。
どこか面白いところはないか
一応考えて
そして誰かが面白いと思っていることかもしれない
「面白くない」と面白がっている人の前で
言ってはいけません。

もちろん理想論です。
わたしは大人なので
簡単に「つまんねー」と言います。
でも簡単に言ってはいけない
っていつも思っています。
そして「つまんない」って言っていることは
それ以上考えません
と断言しているのだから、
やっぱり負けなのだ
と心のどこかで思っています。

そんなこんなで
「面白くない」と言わない子になりました。
保育園で
「○○ちゃんが、ユズのこと面白くないっていうんだよっ」
と、ショックを受けた調子で言ってきたときには
ちょっと刷り込み過ぎたかも
と反省しましたが。
なんばグランド花月で
1時間のネタに完全に飽きていたのに
「面白くない」とは一言も言いませんでした。
ま、言ったら、わたしが目くじら立てて怒るのを知っている
ともいう。

ロンドンハーツ。

PTAから見せたくないテレビ
に選ばれた
と聞きます。
私は
見せたいとは思いませんが、
テレビ番組として大変良質である
と判断してますので
見せないようにはしてません。
どこらへんが?
面白いを追及する
大人たちの姿。
それを感じるものは
良質
と判断します。
それに小学校高学年ならまだしも
内容が大人過ぎて「?」だと思うはずです。

うちの子は見ているけど
面白そうにもしないし
つまなさそうにもしない。
意味が分かんないんだと思います。
私が笑ったり泣いたりしているのを見てます。

大事なのは
大人
なんだと思います。

小さいときから
テレビをそんなふうに見ていて
「曲がった」子どもにならないか
と妹に言われましたが
その片鱗はちっとも見せません。
どっちかというと
空気読み過ぎる子になりました。
前へ前へ出ることはせず
かといって、奥手ってわけでもなく
自分が自分が
という子に、そっと譲ってやる
ひな壇芸人みたいな。

姪っ子、保育園の同級生たちが見ているテレビの話をきいて
うちの子とだいぶ違うな
と思って
こんな記事を書きました。

月9、妖怪人間、ヘキサゴン(もう終わった?)、ミタさんとかを
見ているんだってよ。
信じられない。
そっちのほうが曲がるだろっ
だってあんな…
いや
「面白がっている人の前で、面白くないって言っちゃいけない」
うんうん。

ちなみに
花月で
辻本茂雄さんの舞台を見て
辻本さん演じるじいさん「茂造」ファンになったうちの子。
「茂造ラーメン発売」のニュースに興奮してました。
ではまた。

女性芸人VSオネエVS男性芸人 in ロンドンハーツ

2011年12月07日 | 面白い女性
水曜恒例。
ロンハーの感想。

ロンドンハーツは
女性芸人チーム
オネエチーム
女装した男性芸人チーム
が、美を競い合ってました。

どういうこと?
とテレビ欄を見て思った。
チーム対抗で
ひとりずつ代表者を出し、
来日、間もない外国からいらした方に三人の中から選んでもらい
選ばれたひとは抜けていく。
最後まで残ったチームが負け
という具合でした。

まあまあこの企画自体の勝ち負けは、ね。
外国人のチョイスは番組によるものですし
ケニアの方はぽっちゃりを好むなどありますし
ある程度、演出を感じる。

見ていて印象に残ったのは
女性芸人が(淳「女性なのに!」)選ばれず、
自分のチームのブースにへろへろと戻り、
だんだん最初のお化粧やおしゃれが荒くなっていきながらも
しっかりとした返しをしていたことでしょうか。
傷つきたくないので代表になりたくない
ハリセンボン春菜ちゃんと
アジアン隅田さんの哀しい背中。
それでも自分を奮い立たせて行く格好よさに
ゾクゾクです。
春菜ちゃんの安定感は衰えをみせず
ロンドンハーツに毎回出ているわけでもないのに
どんな場でもなじむことができますね。

大久保さんや隅田さん
バービー、まちゃまちゃが出演。
女性芸人はこういう場面に強い。
女の子がこういう企画で戦う事自体
悲哀に満ちてもいいはずですが
ポップになる雰囲気は、
このひとたちが長い時間かけて培ったものだ。
着実に仕事をしてきたからこそ
今があるねえ
と遠くを見つめていたんですが、
積み上げてない場合はどうなるか
というのは
ひょいと
隣を見てみて気付きました。

今回、最後まで男性に選ばれず残ってしまったチームは
オネエキャラチームだったのですが
本当にかわいそうだったもの。
なぜって
真剣と書いて「マジ」だから。
美にたいして、モテることにたいして本気だから
選ばれないとホントにつらい感じに映っちゃう。
IKKOさんとかKABA.ちゃんとかがご出演でしたの。
そこを笑いにする
っていう発想にないのです。
そりゃ芸人じゃないから
そうなんだけど。

そこで、
あ、
これと同じ感じを知っていると思い当りました。

二週前のロンドンハーツです。
女の自分番付
という企画で
男性ゲストがスタジオにいる10人の女性タレントにランキングをつける
というやつをやっていた。
生々しい女の戦いを見れるかと思いきや
選ばれないとひたすら辛い
笑えない雰囲気がびんびんでていて
かわいそうだし、試練だね
なんて同情しつつ
「なんだよー、もっとさらけだせやー」
と(無責任にも)思ったのでした。

だって
マジだもの。
選ばれなくて「おいしい」って感覚ないから。
そこは女性として
アイドルやモデルとしてのプライドですもの。
別に悪いわけでもなんでもないんだけどさ。
こういうところで本音をあけっぴろげて言えるのって
青木さやかさんや梨花さんの時代でもう終わったのかしら。

ところで昨日の番組で
女装の男性芸人チームはどうだったか
というと
一抜けして、野次を飛ばして
ずるい立場です。
選ばれなくても
なーんともない。
傷つくこともなければ
イメージが悪くなるわけでもない。

でもこの企画に限らず
こういうランキングにおいて
よっぽどの最下位でも
女性ほどダメージはないんです。
そこは横一線の実力勝負もしくは運がものをいう
女性ほどデコボコしたヒエラルキーがない世界だからかもしれません。

話は少しずれますが
先週だったか…おかっちmcで
トータルテンボスの藤田さんが
「アンケートが前のめり」でまじめすぎる
との指摘をうけ
実力があってもテレビに出れるとは限らない「この現状」という
アンケート内容をバラされ、
さらに「おもしろくないのにテレビに出ているやつはだれ」
という質問に対して
「クワバタオハラ」と苦々しく言い、
まわりに
「それマジのやつ」だーとツッコまれていました。
わたしは藤田さんに言いたい。

言いたい事もその気持ちも
よおおくわかるけど
そっちの世界とこっちの世界は違うのよ。
女性芸人はもともとの笑いの実力よりもタレント性が物をいうときもあり
だからって楽なわけでもなく
テレビに出られるから幸せになれるかっていえば
そうでもない。
冠番組があったって不幸になったらどうしようもない。
そこまでして不幸せである必要もない
とわたしは思うんだ。
ダイエットでテレビでてもいいじゃないの。
生きていかなきゃならないんだから。
もちろん芸人としての尊敬とはまた別のところにありますが。

ただ
そこに恨みを持つのは違わないでしょうか。
一番言いやすいやつを
言った
って可能性もあるけどね。うーん。

とここまで書いて
いまオセロの中島さんのこと思いだした。
元気かなあ。

ん。
何の話だっけ。
そうそう。

昨夜
オネエ軍団と
女性タレントたちは
同じカテゴリー。
って決めた話だった。
いや
違う。
「美」にこだわると
ロクなことはありません。
ってことだったか。←全然違う

THE MANZAI決勝進出者と「芸人」について

2011年12月05日 | テレビ
時間ばっかりがたっちゃうな。
と、しゃべくり007見ていて思ったので
中断して
こちらへ来ました。
それこそ
なんの武器も持たずに
きたよ。

そんなわけで
THE MANZAI
のことにのんびり触れようと思います。

決勝15組が決定しました。
本戦サーキットといわれる
準決勝的コンテストで2回ネタを披露し
点数が高い順にランキングされ
50組中上位の15組が
出ました。
本戦サーキットで順位発表されるのは
上位3組だけで
現在のランキングがどうなっているのか
4位以下の結果が分からないので
ファンの方はドキドキだったかと思います。

で成績順は教えてはくれないけど
以下の方々が
再来週の土曜日決勝で戦います。

アルコ&ピース
囲碁将棋
ウーマンラッシュアワー
エルシャラカーニ
学天即
磁石
スリムクラブ
チキチキジョニー
千鳥
テンダラー
ナイツ
Hi-Hi
博多華丸・大吉
ハマカーン
パンクブーブー。

そして
以下の十組が
敗者復活枠です(ワイルドカードと言うらしい)。

銀シャリ
さらば青春の光
スーパーマラドーナ
スパローズ
東京ダイナマイト
トレンディエンジェル
南海キャンディーズ
2700
マヂカルラブリー
夕凪ロマネコンティ。

テレビの人気者や
実力派の中堅芸人さんが
ゴソっと
落とされた感じで。
それでも
サーキット観戦をしていないものの感想で
申しわけないけど、
去年までのM-1よりも
ずっと
ガチっぽい気がする。

今年からフジテレビに移動した
ということで
どうなるのか
と思案していたのですが、
吉本臭がぬけた?
昨年までM-1準決勝を観賞して
実力あるのになー
いけなかったかー
と思われる面々が
半数くらい入ってる。

それが吉と出るのか
は分からないですけど、
俄然このメンツを見て楽しみになってきました。

とはいえ
決勝の審査方法は
最高顧問
という立ち位置のビートたけしさんが
審査をしない
と明言しているので
いったいどうなるのか不明

THE MANZAI応援番組と銘打っている
おかっちmcが、
漫才とは一切関係ないフジテレビ的おちゃらけ演出
など
不安要素がいくつかあります。

とりあえず
ここにこうやって書いておけば
ちょっとは
気合を入れてみることができるかしらね
と自己暗示中です。

今日は
力の抜けた内容で申し訳ないです。
あ、
エドはるみさんの
ブログが
話題らしいですね。
わたしも、ツイッターで広まったやつで読みました。
以前の
アメトーーク
マネージャーがつかない芸人

もっと内部告発っぽくした内容でした。

会社の体制を
根底から変えたほうがいいんでは

月並みですけど思うし、
ほんとに同情します。
まわりにひとり
ああいう不出来なひとがいると
どんなに楽しい仕事でも苦痛になる。

ただ
今のところ
オモシロ要素を
探索しても探索しても
見つからない。
よって、これをテーマに
書く気がまったくしないんだ。
不思議と
心の琴線が
ぴくりとも動かない。
森三中黒沢さんのときは
あんなに怒涛のごとく感情が動いたのに。

笑いにする能力がなかったので
公にしなかったとエドさんは書いています。
だけど耐えられないから。と。

うん、告発していいよ。
と思うけど
やっぱり「笑いまみれ」にはならないし
笑っちゃいけないんじゃない。
というベクトルに動く。
エドさんはまじめで良い人で
ぜんぜん嫌いじゃないけど
ただ
必要以上に「芸人」であろうとする
その姿勢に
その前に表現者でしょーが
と思うんです。

うーん
伝わらないかなー。

前にも書いたけど
役者を目指して芸人になったひとと
最初から芸人を目指したひとの
モチベーションは
全然違う
とあたしは思っている。
後者は根底を支えているオモシロが
本人は何もいわなくても
すでに「芸人」なのだ。


今日はまとまらないなー。
うまく
整理できたら
また書くかもしれません。
でわ

怒り新党と女子トーク

2011年12月02日 | テレビ
最近は
怒り新党
を楽しみに見ております。
あとはもう寝るだけだあ
歯を磨きながら
リラックスして笑って
うんうん頷いてね
それで今週も面白かった楽しかった
テレビをつまらない
って言っている人がかわいそう
きっとこの番組を見ていないせいね。
あるいは
見ていても共感できないなんて
不憫ね。
というバージョンもあります。

それくらいの安定感を携えているここ最近。
ご出演のおふたりは
性別は男性ですけど
どちらもとてもフェミニンだと思うんです。
その方々が
ただしゃべっている番組です。

女たちがただしゃべっているだけの番組と
何が違うのか。
考えてみた。

ガールズトーク番組
わたしも
好きです。
女たちの本音は
聞いているとスカッとする。
ただ
この
怒り新党も
その部類だ
と言われたら
そうだろうか
と違和感を覚えていました。

その違和感が
今週の冒頭で
確信に変わったので
書きます。

冒頭では何があったか
というと

マツコさんが
「そういうとこですよ」
と有吉さんの気に入らない点について
口火を切りました。
有吉さんの性格はよく分かっている
だけど
それにしたって
他の現場で会うと
この番組でこんなに仲良くしているのに
冷たいじゃないの。
じゃれあいたいわけじゃない。
だけど
もう少し言葉なり、目線なり
あってもいいじゃない。
と。

一瞬驚いたような有吉さん。
そして
こちらもこちらで気を使っている
と。
他のひとにセクハラしにくいでしょ。
と返しました。

そういうオモシロ話で返すの?
こっちはわりとマジなのに。
とマツコさん。

有吉さんはふざけるわけでもなく

本心だよ
照れくさいのはあるけど。
などなどいろいろお話されて
それでも毅然とされていました。
それから
この一時間ちょいちょい
マツコさんの冒頭の苦言を
茶化したのでした。

ここで見たのは両者の完璧なる違い。
です。
有吉さんは
どこまでもプロフェッショナルとして
この仕事をしている。
心を(たまに)開くし
ふざけも過剰なプロレスもなしで
この番組に出ているけど
それでも
仕事のひとつ
というスタンス。
自分の成績表のなかの科目のひとつ
という認識が
必ず片隅にある。

一方マツコさんは
人間的なのだ。
この番組を楽しんでおられるし、
大事にしているからこそ
感情移入をしている。
ご本人は否定されるかもしれませんが、
気持ちの重心がのっている番組だから
もっと
有吉さんも心を開いても良いんでは
と思ったのかもしれません。

たぶん冒頭で
有吉さんのスタンスをすぐに察知し
速攻でその考えをひっこめたんだろうけど。
「もうこの話、いーわっ」
「恥ずかしくなってきた」
っておっしゃっていましたし。
そこで分かりあえたからこそ
有吉さんが
そのことを中盤でもイジル流れになった。

前にも書きましたが
マツコさんのコミュニケーション方法は
共感
であり
共感てのは実に女性的です。
有吉さんのドライな感じは
男性的だな。

今まで
このふたりは
ちょうどいいフェミニン度合いだと思っていたので
考えを変えた。

どっちが良い悪い
ってないと思うんです。
むしろ
このバランスが
いや
夏目さんをいれた
三者三様のバランスが
優れているからこそ
女子トークにありがちな
分けのわからなくなっていく感じを
なくしているのかもしれません。
全員が感情的になる場面が
女性だけだとありますものね。

それから
これはまた別の話ですが
女性だけのトーク番組との
決定的違いは
見ているこちら側が
出演者に感情移入しにくい点です。

やっぱり
共感の動物ですから、女性は。
「その考え、分かるっ」
「えー、それは違うっしょ」
と自分がどの程度のその人物の言っていることに
共感できるか
もしくは
憧れられるか
つまり
シンクロできるか
というのが重要だったりするんですよね。
怒り新党は
シンクロしにくい三人が話している。


わたしは
そっちのほうがむしろ楽。

ってことに気付いた。

感情がゆさぶられないし
何言ってもらっても
他人が言っていることだし~
で笑ってられる。
そして
たまにマツコさんの意見に
「は!」
としたりして、その入れ方が絶妙なのです。

考えれば考えるほど
優良番組ですね。
怒り新党。
麗しくて心の強い
夏目さんも大好きです。
売れ過ぎて
ほかのところに行かないで

切実に願っています。

今日は
これを木曜日に書いています。
なぜなら
金曜日に
女子会…ならぬゲスイ話をする会があるから♪
半年ぶりの夜のお出かけです。
ゲスイ
って何よ。って話ですが
主に、
お金とセックスの話をしてますっ。
でわ!