出会ってしまうと

テレビでみるほうがいい芸人さんと
実際、
生で見るほうが素敵な芸人さんがいますね。
前者は
たとえば
売れっ子芸人さんが営業に来た時のガッカリ感。
こんなことなら
テレビで見てるだけのほうが良かった。
知りたくなかった、
あんなに不機嫌なひとなんて。
ってやつで、
後者は
たとえば残念な芸風の芸人さんが
とっても感じの良かったときです。
あれ？テレビで見ると全然面白くない
と思ってたけど
実際に見ると
こんなにも誠実でサービス満点なのね。
テレビよりも男前だわぁ。
なんてさ。

レイザーラモンRGを
R-1ぐらんぷりの記者会見で
目撃して以来
だいぶ心の氷が解けてファンになっている自分がいます。
それまでも
ルミネ吉本の新喜劇で
レイザーラモンふたり揃って
チンピラ役をしているのを見て
なかなか真面目でしっかりしたお芝居するじゃん（なめている）
と思っていたし、
アメトーークのRGの回では
見直している自分がいたりと
伏線はあったのですが、
きっかけは記者会見です。
長々といろいろ見せられて。
新しいネタも
あるあるネタも
歌ネタも
ぜんぶ
堂々としているのね。
どんなに無茶ぶりされても
すべる空気の中ネタをはじめても。

長々書いてしまったのですけど、
私が書きたいのは
RGさんのことではないのです（今さら）

この間のやりすぎコージーで
ひさびさに
ザ・パンチ
を見ました。

パンチのほう。
浜崎さんの
実家に泊まろう
という企画で。
ジュニアさんが屋久島へ行っていました。

それはいいんですが、
２年前のM-1を思い出すと
この２年の月日だからこそ
より一層かなしく感じます。

M-1ダントツびり
ってことで
その後の一年は
芸人的に
おいしくなりそうな雰囲気でした。
だから
ビリも悪くないんじゃないかな。
って
思えたのですけど。

今
を考えてみると。
そうかあ。
って思います。

ザ・パンチは
面白いコンビです。
漫才の腕もある。
アイディアも古くない。
ただ
ふつうに戦っても勝ち目がないと
考えて
キャラをつけることにした。
あのつぶらな目の子に。

いろいろ乗せすぎたんだと思います。
キャラと
親しみやすいパターンのある漫才だけでは
乗りきれない何かが
M-1にはある。

で、U字工事もハライチも
同じ理由で心配していたんですが、
こちらは
キャラとパターン以上の何かがあった。
この２年を（ハライチは１年だけど）
考えてみるとそう思えます。

今回はどうでしょう。
カナリア…かな。

ザ・パンチもカナリアも
生で見たときは
いい。
と思えたので
ザ・パンチについては
本番で
傷つく私がいました。

毎年
笑いを予想していただろう箇所で
ウケないと
毎回
あー
って思う自分がいます。
今年も
誰がすべっても
傷つく気がする。

M-1まで
一週間切りました。
直前に
優勝予想をしようとおもいます。