浜田屋遼太

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竜馬がゆく  怒濤篇 

2010-01-11 | 読書
やっと4巻だぞ   

おりょう(後の竜馬の妻)、姉の乙女それに福岡家お田鶴さまの女性が絡むストーリーが続きます。

この頃薩摩と長州は、まさに犬猿の仲でしたが、いろいろな下準備を経て薩長同盟へと運んだ竜馬。

文久から慶応に変わったこの幕末、竜馬は伏見寺田屋で幕府側から襲われますが、何とかこの難を逃れ西郷隆盛に勧められ、おりょうと日本初の新婚旅行へと展開します。

そして海が大好きな竜馬は、後の海援隊の基礎固めへと…

歴史の舞台は京阪、長崎、薩摩、下関と転々としますが、いよいよクライマックスは完結の第5巻、回天篇へと続くのでした。


司馬遼太郎の作品は「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「菜の花の沖」など長編が多いですが、読んでる途中に中だるみの部分があったりして結構疲れますが、最後にはキッチリ読者に感動を与えます。

この作品を読み返すだけで何日かかったでしょうか?

最初の頃のストーリーを、すっかり忘れてしまいそうであります。
コメント
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