浜田屋遼太

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竜馬がゆく  回天篇

2010-01-13 | 読書


さていよいよ最終章、回天篇です。

薩長同盟の大仕事を終えた竜馬、次なる大仕事大政奉還へと続くのでした。

詳しくはご一読を。

しかし、慶応3年10月15日の大政奉還から僅か一月後の11月15日、近江屋で暗殺者に切られ死ぬ竜馬、明治維新への道筋で活躍した英雄も、僅か33歳でこの世からいなくなってしまいます。

ところで竜馬を囲んだ女性軍団の、その後が気になりますよね。

千葉道場の娘さな子(佐那とも書く)は、生涯竜馬の許婚者(いいなずけ)として独身を通し、明治29年10月15日甲府で死去(司馬遼太郎著、余話として参照)

姉の乙女は明治12年8月31日、48歳で死去。

妻おりょうは明治39年、横須賀で66歳で死去。

最後に竜馬とあまり仲が良くなかった岩崎弥太郎は、竜馬が種を蒔いた海援隊を引き継ぎ、現在の三菱グループを築くのでした。

正月から始まった大河ドラマ「龍馬伝」の主役はもちろん坂本竜馬ですが、岩崎弥太郎にもスポットをあて、ドラマが構成されるそうです。

どんなストーリーとなるのやら、楽しみであります。
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