試乗してきました。クソ携帯のクソ写真で恐縮です。

まあ、結論から言いますと「予想と違う」です。
あくまでも個人的な意見ですので、情報も無い状態から予約して、溺愛して乗っているユーザーはこの記事を読まない方が良いと思います。絶対原辰徳監督。
試乗したのは普及版グレードのG、6速マニアル車です。この写真は6速オートマチック車で、マニアル車は隣の銀色のやつです。
カタログなどではワインレッドっぽい落ち着いた赤だな、と思っていましたが、よくある赤でした。ぱっと見にはソリッドカラーです。
○良いなと思った点
・低速トルクが良いです。街中は全然回さないで乗れます。
・そのまま高回転までクセのないフラットな特性です
・シフト操作は手首スナップでおk
・ペダル配置良いです、ヒールアンドトウやり放題。
・静粛性がとても良いです。
・ボディ剛性が良いです。街乗りでは全然ボディのねじれを感じません。
・通常走行ではロール感のまったくないハンドリング
・シート高は低いですが、ボンネットが運転席から目視できます。
・意外と見やすいスピードメータ(アナログの方です)
・ただ走るだけで楽しく感じました
・まあ、スタイルも良いんじゃないですか?
N何とも言えない点
・トヨタ車なのにスバルのエンジン音
・全体的に、意外と「普通」なしつらえ
×全然ダメだ
・サス硬すぎです。乗り心地は最低レベル。
・高いボディ剛性は視界の悪さに直結。後ろの窓なんか飾りです。
・中が狭いです。頭ぶっかりそう
・椅子が硬すぎです。ホールド性も、そんなに良い感じはしませんでした。
・ハンドルちっせ
・Gタイプはドアの内張りが総プラスチックでガッカリ
・自慢のサウンドなんちゃらが(個人的に)最低です。吸気音なんか聞こえなくて結構。
・塗装が雑な気がします。メタリックにムラがありました。
いろいろと注目された車だけに、みなさんの期待はハンパじゃなかったと思いますが…まあ、現段階では「伸びしろ」がある状態ですね。ハッキリいって、未完成な車だと思いました。一方で、それを「自分自身で育て上げ」ろというのなら、ちょっと違うんじゃね?とも思います。椅子が硬いのなんか、自分ではどうしようもないですからね。座布団敷いたら天井に頭ぶつかりそうですし。
とにかく、最初の段差で「あ、こんなに硬いサスはダメだ」と幻滅しました。もっとGT的な車を予想していましたが、ちょっと狙いすぎです。
もっとも、これからのアフターパーツのラインナップや、メーカー直々のマイナーチェンジなどで、劇的に変わる可能性があります。今後も大いに期待される1台なのは、間違いないでしょう。
ただ、ソフトライドサスやリアワイパーなんかは、どう考えてもラインナップされそうにありませんが…
現段階では、やっぱり「中二病」的でした。そこはとっても残念。
あと、エリア86なんて言うから特別なディーラーなのかと思いましたが、全然そんなことなかったです。「92はいつ出るんですか?」なんて冗談が通じないような、いつものよくある自動車ディーラーでした。
黄砂かなんかで車が汚れますね。洗車しときましたが、洗車中に気になった点を数点。

うちのランサーも13年選手です。好きで乗っているというよりは、単に買い換えるお金がないだけですけど。
10年も乗ると、「もうブッ壊れるまで乗ってやれ」と思ってしまいますね。この手のクラスの車が5ナンバー巾で存在しないのも原因の一つですが(でも、新型カローラはこのランサーに似てて気になる1台です)。

自慢のエクシード専用グリルですが、いよいよメッキの劣化が始まってきました。しかも、フチ取りのブラックアウト部も飛び石欠けかなんかで剥げてきました。新品が出るうちに、交換するのも手ですね。外したグリルはストックパーツにすれば良い話です。
三菱マークも、赤の成型色なので色飛びが出てきました。写真だと綺麗に見えますが、実際は乗りっぱなしのホンダCRMみたいな色になってます。
ヘッドランプも黄ばんできましたね。HIDにしたのが効いたのかな~

後ろのナンバーのネジが錆びています。まあ、こんなのはタダで手に入るでしょうけど。ナンバー分類は3ケタなので、6角併用タイプのネジですから、今でも容易に入手できます。下手に2ケタナンバーだと、6角併用ネジじゃないので、現行ナンバーのネジは似合わないでしょうね(もっとも、そんなことは知ってる人だけがほくそ笑む自慰行為ですが)。
ディーラーのシールが劣化でガビガビです。現在は違うデザインなので、もう手に入らないのがネック。

以前雪でスリップして人んちの塀にぶつかった際、バンパーは交換したのですが、チリが合ってません。レインフォースが押されて曲がったところに、そのまま新しいバンパを組んだんでしょう。もう少しちゃんと直してもらいたいものです。

アウタハンドルのメッキも、劣化が始まってきました。これもエクシード専用装備ですが、部品自体は汎用品です。シャリオグランディスやパジェロイオなんかもこのハンドルだったはずなので、容易に入手できるでしょう。

内張りのモケットも、ドア開閉で擦れる部分がガビガビになってきました。これもエクシード専用品だったと思うので、部販にストックされているかは微妙なところです。
また、取り付けグロメットが1箇所紛失しています。

昔の三菱車にはみんな付いていた、空調絵表示付きエアコンパネル。下はミラージュから上はふそうエアロまで、とにかく三菱の一人バカ受けパーツの一つです。このパネル自体は、ギャランやディアマンテ、最終型のGTOやストラーダなんかに付いていたのと同型です。フルオートで使うことを前提にデザインされており、マニュアル操作は一見さんお断りです。まあ、1年中25度のフルオートなんで別にいいですけど。
これの外気温表示のボタンが、時々効かないときがあります。これは高そうな部品の一つです。

インレット用のダクトが、経年劣化で白ボケしてきました。タイアワックスで一発OKですが、そもそも面倒くさくてタイアワックスをしないので全然OKじゃないです。
ツヤ黒に塗装してもらおうかしら。

エンジンルームですが、さすがに細かなメタルパーツの錆びが目立ってきました。古典的なツインカムといった形状のロッカカバーですが、低速トルク重視のエンジンなので、ちっとも上まで回りません。ロッカカバーはアルミ製なので、白く斑点状に腐食しているのが残念です。

ロッカカバーのガスケットが、そろそろやばそうです。滲み出たオイルの光沢を見よ

ストライカの部分が錆びてます。普通こんなところ錆びますかね。本当に防錆処理がいい加減な車です。
しばらく乗り換える予定もないので、このまま綺麗なコンディションにして乗り続けますかね。この車、全然古くないのに、旧車イベントなんかに乗り付けると意外と評判良くて笑えます。
!!

CKランサーのエクシードを登山客で賑わう駐車場で発見しました。自分以外のランエクを目撃するのは数年ぶりです。
久々にエアロのないすっぴんエクシードを見ますと、ずいぶんと薄っぺらく見えるものです。うちのランサーも最初はこうでした、懐かしい。
ウィールは純正のフルホイールキャップで、マフラカッタが付いていないところを見ると、マフラを1度交換してあるようです。ナンバーは、ひらがながうちのと1コ違いなので、間違いなくワンオーナーです。
この型のランサーは、いまだ1500エクストラを中心に根強く走り続けていますが、やはりエクシードのブラウン髭剃りグリルは異彩を放っています。一発で「お、あれはランエクだ!」と分かるものです(知らない人が見たら何とも思わないと思いますが)。
ちなみに、同型のミラージュセダンにも、このグリルを付けた同名のグレードが存在しますが、そちらの方が遥かにレアです。1度、物凄く改造したグレーのミラージュエクシードを目撃したことがありましたが、それっきりで一切見かけなくなりました。
この日、この駐車場には多数のカーマニアが集まっていましたが、このランサーに興味を示した三菱マニアが多数いたのを、ワタクシは見逃しません。自分もランサーで行って並べて写真を撮ればよかったと後悔しています。たぶん、一生撮れない写真が撮れたことでしょう。
やけにTDR(80の方)のリアタイアがエア漏れしてるなと思っていましたが、エアを入れようとしたら、バルブがゴム劣化でちぎれてしまいました。

オートバイ用のチューブレスタイアのエアバルブは、直立タイプとL字タイプとがあります。一般的には直立タイプが使用されますが、スクーターなどはL時タイプを使用している車種もありますね。
自動車と違って、オートバイの直立エアバルブは、自動車用のエアゲージを使用して空気を入れようとしますと、バルブの向きが合わずにとても空気が入れづらいものです。タイアが小さいと、なお更入れにくくなります。設備がないもので、必然的に直立のエアバルブを強引に曲げて空気を入れていました。
その際に、相当なストレスがかかっていたものと思われます。ブシューと音を立て、残っていた空気も抜けてしまいました。
ここで問題なのは、このバルブの交換です。バルブ自体は数百円レベルの話ですが、タイアをホイールから外さないと新品バルブの装着はできません。そのためには、チェーンを外し、タイアを外し…修理は全てバイク屋さんに丸投げなので、結構な工賃が予想されます。そうしたら、ついでにタイアも新品に…となるわけです。3万くらいかかりそうです。
このバイク、予備車なのでほとんど乗っていませんが、修理するかしないか、判断が難しいです。本当は今年中に処分する予定だったので、そういう意味では良い機会なのかもしれませんが…