ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

アメリカのLotRファンの印象など

2004年08月14日 | 指輪物語&トールキン
今回アメリカでは、コンサートや展覧会などアメリカのLotRファンが集まる場所に行ったもので、アメリカのLotRファンを観察する?機会に恵まれました。Comic-conとかそういうイベントに行けばもっと熱狂的なファンにたくさん会えるのでしょうが、逆におとなしめ?のイベントなので、幅広い層のファンに会えたかなーと思います。
まず印象的だったのが、結構年配の方が多かったということです。コンサートなど特に年配の方が多かったのです。(5,60代とか、それ以上に見える人も)
コンサートに来ているだけなら普段からピッツバーグシンフォニーを聴いている人かな、とも思うのですが、開演前にハワード・ショアのQ&Aがあったのですが、質問に並んでいた人に結構年配の方が多くてびっくりしました。いや、びっくりしたというのは失礼なのですが(汗)日本だとこうはならないだろうなあ、と・・・
もしかしたら指輪ファンではなくハワード・ショアのファンという人もいるかもしれないですが、とにかく質問の内容もマニアックというか、濃い内容の質問のようで、(そして私にはさっぱり理解できませんでした(汗))アメリカのファン層の厚さにびっくりして、そしてちょっと嬉しくなりました。
これはボストンのLotR展でも感じました。親子連れや、孫を連れたおじいちゃん、おばあちゃんが結構いましたが、ちらちらと会話を聞いていると、どうも親や祖父母の方がLotRファンでは、と思われる雰囲気の人たちが多かったです。展示物をみながら「ほら、これは~だよ」とか説明してる人が多いんですもん。子供に質問されて答えてあげてたりとか。熱心に展示を見ている人が多かったですね。
これって、きっと昔から原作のファンだった人たちなんでしょうね。60年代、70年代からファンだった大人たちがこんなにたくさんいる、ということに、アメリカのファン層は厚いわけだよな、と思いました。
日本でも昔から原作ファンという方は結構いらっしゃると思いますが、ベストセラーだったアメリカとは絶対数が違いますよね。邦訳された時期もアメリカよりも10年以上遅いわけですし。日本では今の時点では映画から入った若いファンの方が圧倒的に多いでしょうね。
LotR展は日本ではないのでその点は残念ですが、今月末のコンサートではどのような年齢層の観客が集まるのでしょうか。それもちょっと楽しみだったりします。
あ、もちろんアメリカにも映画から入ったティーンエイジャーのファンもたくさんいました。コンサートはチケット代も高いし、逆に若い子は少なかったのかもしれませんが・・・
コスプレしていたのはなぜかローティーンの女の子しかみかけませんでしたね。コンサートではホビットばかり見たのですが(笑)LotR展ではアルウェンと思われるコスプレの女の子ばかり見ました。ただし、ちょっとオリジナルっぽい衣装でしたが・・・
LotR展で、フロドのところのビデオ解説の最後にちらっとビリー・ボイドが出てくるのですが、それを見て「ほら、ピピンだよ」と声をかけられた女の子が「ほんと?」とビデオのところに駆け寄るなんて場面を目撃してしまったのですが、こういうのは日本と変わらないなー、と思って微笑ましかったです。
そう言えば、ピッツバーグからボストンに飛行機で移動するとき、機内に「The Book of Lost Tales」を持って入ってきた人がいたんです。私と同じようにコンサートを見てからLotR展に移動していたのか、それともコンサートを聞きにボストンからピッツバーグに来ていたのかはわかりませんでしたけど。LotR展ではみかけなかったと思いますが・・・。ちょっと同士を見つけたような気がして嬉しかったです(笑)
コメント
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