ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

BBCラジオドラマ15

2005年05月12日 | 指輪物語&トールキン
2ヶ月ぶりにラジオドラマ再開してみましたよ~(汗)聴き始めたらやっぱり面白くなって、やっと「二つの塔」終わりました!
まずは「キリス・ウンゴルの階段」を聴きましたが、原作どおりのフロドとサムの「お話」の会話は、フロド楽しそうに笑ってはいましたが、今ひとつ原作ほどの開放感?は感じられなかったかな・・・ネン・ヒソイルの場面でも思ったんですけど。割と普通に楽しそうに思えたというか。
その次はファラミアがデネソールにオスギリアス奪還に追いやられるところでした。
デネソール、結構ジョン・ノブルと似てるような、感情的な声でした。最も、映画のように既に狂気に蝕まれている、という感じでは全然ないですが。
私のイメージだともっと感情を抑えきった冷たい感じなんですが・・・
そして、ファラミアとってもクール・・・映画ほどかわいそうモードにならなくてもいいけど、もう少し気持ちの揺れとか現れててもいいかなとか思ったり・・・このクールな声で、表情がわずかに揺れていたりとかしたらかなりグッと来るかなあとは思いますが。
でも、このラジオドラマでは熱すぎるなー、という演技の方が多いので(汗)このファラミアは貴重な存在かもしれません。カッコイイことはとてもカッコイイですねえ。
その後は海賊船でアンドゥインを上って行く場面だったようです。ラジオドラマでは回想や「終わらざりし物語」などで出てくるエピソードをかなり時系列に忠実に再現してるんですよね。
しかしここのギムリとレゴラスの会話はよく聴き取れませんでした(汗)カモメの声が聞えたりしてたので、原作ではミナス・ティリスで話していた台詞を言っていたのかな? さすがに歌は歌ってませんでしたが。
しかし、私が大好きなレゴラスが突然笑い出して「ドゥリンの息子よ、君の顎鬚を立てたまえ!」と言う場面はなかったかな? ここ、思わせぶりなことを言って、その後は教えてあげないレゴラスの根性がとても好きなのですが(笑)
そして、その次は「二つの塔」で最も好きな場面のひとつ、階段の上?で眠るフロドとサムのところにゴラムが戻ってくる場面です。
ここではなんと、ゴラムとスメアゴルが言い争うような台詞が入っていてびっくりでした。ラジオドラマではただナレーションでゴラムの姿を描写するよりも、この方が良いと判断されたのでしょうか。
正直言えば原作の方が好きですけど、でもこれもまたいいですね。特に最後にゴラムが「Poor, poor hobbits」(hobbitだったか? この違い大きいですよね(汗))というところがちょっと胸に来ました。
そして、二人で洞窟に入るフロドとサム。たったこれだけのことがなんだかとてもじーんとしてしまいました(汗)
しかし、ラジオドラマのシェロブは喋るんですね~~!!(汗)そういやブックレットにキャストが書いてあったんでした・・・いや、このシェロブ映画より遥かに怖いです(笑)
サムがシェロブを倒すあたりはどうやったのかよくわからず(汗)その後のサムワイズ殿の決断もよく聴き取れなかったのですが(汗)原作どおりフロドが死んでると思ってついていったのかな? 多分原作どおりなんでしょうが。
とここで「二つの塔」は終わりなんですが、その後のエピローグでフロドが「かわいそうなサム!」と言っているのがかなり来ました(汗)そうか、このエピローグってフロドが赤表紙本を書いている設定なのか・・・「旅の仲間」の時よく聴いてなかったです(汗)
あまり考えてみなかったけれど、フロドはあの物語をホビット庄に戻ってから全部書いたわけですよね。ひとつひとつの場面をどんな思いで書いていたのかな、と思うとまた色々考えてしまいますね・・・
というわけでラジオドラマもいよいよ「王の帰還」に突入しそうなもようです。原作読書は「二つの塔」に入ったところだし、どちらもいよいよノッて来たかな、というところで、さていつになったらRotK SEEの特典映像観終わるのでしょうか(笑)コンプリートDVDも全然見てないし・・・
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