ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

メリーとピピンがうちに来た日

2012年01月02日 | ペット
まだメリーとピピンがうちに来たいきさつを書いてなかったので・・・
一昨年6月に17年いたメイが逝ってしまい、しばらくは次の猫を、とまで考えられなかったのですが、何ヶ月か経って、猫なしの生活が寂しく感じるようになり、次の子たちを探すことになりました。
メイの時は飼い猫が自宅で出産した子猫の引き取り先募集でみつけたのですが、最近は飼い猫は避妊するのが常識のようになっているためか、あまりそういう募集をみかけませんでした。
そんな中、近所のスーパー(今は閉店してしまいました・・・)に里親募集の貼紙を見つけました。野良猫を保護している方のようでした。
募集の中に、3ヶ月のキジトラ白の男の子と黒白の女の子のきょうだいがいたので、きょうだいで2匹欲しいと思っていたので、連絡しました。
ところが、一歩違いで引き取り先が決まってしまったということ。でも、近々保護猫の譲渡会がありますよ、と教えてもらい、私は都合が悪かったので妹と母が見に行きました。
私はルックスはともかく仲良さそうなきょうだいがいいと思っていたのですが、妹はルックス重視。飼ってしまえばどんな子でもかわいくなるに決まってるんですけどねえ。譲渡会にはきょうだい猫も何匹かいたのですが、妹が選んだのはキジトラの女の子=メリーでした。
譲渡会で申し込んでもすぐに里親に決まるわけではなく、申し込んだ後にどこの家に渡すか決めるので連絡を待っていると、保護した方から連絡があり、「きょうだいで探していると聞いたんですが、実はもう一匹男の子がいるんですが一緒にどうですか?」とのこと。きょうだいだと嬉しかったので、即返答して、2匹が家に来ることになりました。
ところが引渡し予定の日になる前に連絡があり、「男の子の方が風邪をこじらせていて、治ってから連れて行きたい」とのこと。かなり風邪がひどくなり、片目が腫れてしまって鼻水で顔もぐちゃぐちゃ状態だということでした。後から思えば譲渡会にいなかったのも風邪ひいてたからだったんでしょう。風邪が治ってから渡すつもりだったんでしょうが、思ったよりも治りが遅かったんでしょうね。
あまり待っていると子猫大きくなっちゃうしな・・・と、風邪の治療はこちらで引き続きするので予定どおり連れて来てもらいたい、とお願いして、11月下旬にようやく2匹がやってきました。
子猫の名前は、2匹飼ってメリーとピピンとつけるのが夢?だったので、ちょっと女の子っぽいメリーをキジトラの女の子、ピピンを黒白の男の子の名前にしました。
しかしこの名前、家族には「長い」と不評・・・3文字なのに(汗)今まで全部2文字の名前でしたからね・・・
そのうちにメリとピピに省略されてしまいました。今ではピピンのことピピンなんてほとんど呼びませんね。ピピって呼んでます(汗)
名前と性格が合ってないなあと思って、2週間くらいして名前を変えようと思ったのですが、ちょっとそれぞれの名前を呼んでみたら、ちゃんとそれぞれの名前に反応することがわかり、変更できなくなりました・・・(汗)2匹いつも一緒にいて、一緒に呼んでいたのに、ちゃんと自分の名前を判別してたんだな、とちょっと驚きでした。
来た当初のピピンは風邪がかなりひどく、治りかけてはいましたが、右目が腫れて、顔も鼻水でぐちゃぐちゃでした。かわいくないことこの上なかったですね・・・(汗)
右目は失明の恐れもあったのですが、なんとか目が開くようになって、眼球も無事なことがわかっていて、後は目薬をしながら回復を待つだけになってました。
これは目は治ったけれどまだ鼻がぐちゃぐちゃな頃の写真です。

今では顔もすっかりきれいになって顔の模様も判るようになりましたが、未だに涙とくしゃみは治らず、ひどくなったら病院に行っています。慢性になっちゃったみたいですね・・・
小さい頃はピピンの方がずっと体が弱かったんですよね・・・
この子たちはもともとはとある工場の物置で生まれたそうです。が、ある日、その工場の人が箱に3匹の子猫を入れて工場から出てくるのを保護した方のお友達が見つけ、「猫欲しがってる人がいるんで譲ってください」と言って引き取ったんだそうです。その時見つからなかったらどうなってたんですかね・・・
ちなみに3匹のうちの他にもらわれて行った1匹も、昨年の5月くらいにFIPになったと連絡がありました。おそらくもう亡くなっているでしょう。今では小さい頃は一番体が弱かったピピン1匹だけになってしまいました・・・
生い立ちのせいか2匹ともとても臆病で、特にピピンは決して膝に乗ってこないし、隅っこでぶるぶる震えている子だと言われていました。大嫌いな目薬を無理矢理入れられていたせいもあったと思いますが・・・小さい頃は目薬をいやがって暴れて、一人では目薬をさすのが困難なくらいでした。今は5kg超えてますけど一人でできますけどね。
ところが、家に来たとたん、2匹とも怖がってはいましたが、ピピンは部屋中探検しだしました。「ここ俺の縄張りだ」ってわかったんですかね。メリーは最初の日は怖がって部屋の半分も進めないくらいでしたが。
ピピンは当初膝にはなかなか乗らないかわりに、人の足の間に入るのが好きでした。しゃがむと必ず足の下に入りに来てましたね(笑)膝に乗るのは怖いけど、なんとなく人の傍にはいたいという・・・
2匹とも上から手を伸ばしてなでようとすると嫌がりましたね。スプーンを差し出しても嫌がりました。小さい頃何か怖い目にあったのかな・・・どこから手を出しても全く怖がらなくなるまではかなりの時間がかかりました。
2匹はとても仲が良くて、遊ぶのも寝るのもいつも一緒。走り回って追いかけっこしてました。2匹が仲が良かったので、あまり人間になつかないかな、というのはありましたが。
1匹が膝に乗ってくるともう1匹も膝に乗ってこようとしたりとか、かわいかったですね。

小さい頃は、メリーの方が気が強くて、ちょっと体の大きいピピンよりも強かったんですよね。ご飯食べてる時、ピピンが横取りしないように、頭を前足で押さえ込みながら食べていた時には笑ってしまいました。
メリーが強かった頃の証拠写真?

体格が2倍以上違ってしまってからは、ピピンが一方的に強くなってしまいましたけど。
ピピンの風邪もなんとか落ち着き、このまま元気に大きくなると思ってたのですが・・・
猫の話、もう一回続きます。

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